- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784816351334
作品紹介・あらすじ
美の女神ウェヌスを取り巻く「バラ」、聖母マリアのもとに舞い降りる白い「鳩」、人物の心情や社会的地位を示す「色」…「目に見えない何か」を伝えるシンボルの数々を徹底解明。150点を超える名作をカラーで収録。
感想・レビュー・書評
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絵の端っこに描いてある動物や植物、使われた色や仕草が、描かれた当時どのような意味を含んでいたかについて書いてある本。
有名な人が描いた、あんまり日本人に知られてなさそうな絵がいっぱい見られて興味深かった。私が知らなかっただけかもしれないけど!
下から見たり上から見たり、遠近感や物質の質感を出したり、本当に絵をかく人ってすごいよなぁ。2次元を3次元に見せるんだもの。
絵にいちいち解説が入ってるから集中して鑑賞はできないんだけども、なんの注釈もついていない窓の外の街並みや、空の色がとびきり綺麗だったりする。色んな視点から楽しめる本だー。
聖書や神話が好きな私には面白い本だった!
北欧よりギリシアの方が、やっぱり華やかだよねー。聖書は学生時代にやったことをめっちゃ思い出すわ。もう私の中で根が生えている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学校に所属あり
オールカラーの図版で、西洋の絵画に描かれる「鳩」「バラ」など様々なモチーフに込められた宗教的な意味を解説。 -
NDC(9版) 702.099 : 芸術史.美術史
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美の女神ウェヌスを取り巻く「バラ」、聖母マリアのもとに舞い降りる白い「鳩」、人物の心情や社会的地位を示す「色」…「目に見えない何か」を伝えるシンボルの数々を徹底解明。150点を超える名作をカラーで収録。(アマゾン紹介文)
ボリューム満点で読みごたえがありました。
アトリビュート集だと思っていたのですが(事実前半はそう)、もっと広範に聖書と神話のモチーフが紹介されています。
何度見ても、『聖ベルナルドゥスの幻視』(アロンソ・カーノ)はモニョる。 -
漫画『聖☆おにいさん』のネタを拾えるようにしたくて、という割としょうもない理由で読みました。
リンゴなどの有名なもの以外にも、いろいろなものに裏の「意味」があるものなのだなと思いました。
大天使の中でウリエルの名前だけ出てこなかったのは、ウリエルは絵画のモチーフになることが少ないから、といった理由があってのことなのでしょうか……? -
graph
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西洋美術に聖書と神話は外せない。象徴しているモノからなにを意味している絵なのかわかりやすく書いてある。特に自然・空間は面白かった!
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ギリシア・ローマ神話や旧約聖書・新約聖書の内容、色や事物が表す象徴の意味をオールカラーの絵画芸術を通して知ることができる。絵画に細かな点線で脚注が入っているので一目で何を表しているかがわかる。これを一冊読破すれば、ルーブル美術館を堪能できること間違いなし!
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目の保養にはキリスト教絵画♪(´ε` 日本神話もバガボンドの人とかが書いたらみたくなるやも