母と子のおやすみまえの小さなお話 生きる知恵を学ぶお話

著者 :
  • ナツメ社
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本棚登録 : 55
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816356087

作品紹介・あらすじ

持ちはこびがしやすいコンパクトサイズのお話絵本。生きる知恵を学ぶことをテーマに100話のお話を厳選。日本や世界の昔話から童話、児童文学まで幅広いジャンルを網羅。バラエティー豊かな挿絵でお話をより楽しめる。

感想・レビュー・書評

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  • [墨田区図書館]

    ひところ、子供に毎日読み聞かせる/読ませるコンセプトの分厚い事典のようなシリーズがはやったが、そのミニチュア版のようなお話。でも、前述のは大抵「~360日~」の通り、360話入っていたが、これは手のひらサイズの大きさというだけでなく、100話とされているように厚さもほどほど、ハードカバーでもしっかり手の中に納まる感じ。

    収録されている話は、どれも既に見聞きしたような、昔話やイソップやら。けれども副題が「生きる知恵を学ぶ」となっているように、ただ昔からの言い伝えや楽しいお話というわけではなく、イソップの"よくばりの犬"のように、「~しておくとよかったね」「~してはいけないんだね」といった感じのお話ばかり。今更感もあったけれど、だからこそ読み逃しているお話の確認や、何よりも教訓もこめて、ダメもとで、と借りてきてみたら、、、、、数日後、息子の机の下で発見!夜無理やり読み聞かせる必要もなく、自分で勝手に読みだしていた!

    やはりこういう"かわいらしい"本、好きだよなぁ。そして、開いてみれば、どの話も大抵見開き2ページ、長くても4ページくらいのショートサイズにされたお話で、オールカラーの挿絵。見た目も内容も、がっつりストライクだったみたいで、放って置いたら「大体知ってる話」「ほとんど全部読んだ」というので、読了に。シリーズもので少なくとももう一冊あることは分かっているので、そのうちそちらも借りてきてみようかな。この本、もっと早く、幼稚園生の頃に知りたかったな。ひところ前にはまった、「よみきかせおはなし絵本」シリーズの人だったんだ!あの時シリーズを探して借りまくったけど、その時にこの本を見つけられていれば、もっと良かったな。

  • もうひとつの「心を豊かに育てるお話」を読み終わり、こちらも購入。
    挿し絵も可愛らしく、色々な童話やお話が収録されており買って良かったです。

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著者プロフィール

1944年宮城県生まれ。早稲田大学卒業。児童図書専門出版社に勤務の後独立。児童図書の執筆、評論の筆をとる。『舌ながばあさん』で第33回講談社出版文化賞受賞。『にっぽん妖怪地図』(角川書店)『妖怪の日本地図』(全6巻、大月書店)など。

「2016年 『めざせ!妖怪マスター おもしろ妖怪学100夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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