- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784816366093
作品紹介・あらすじ
「志望動機ばかりを重視する」「自社に必要な能力を把握していない」など、やってしまいがちなNG採用と、その改善策について解説。「最高の人材」を採用するためのノウハウをまとめました。採用の初心者にもわかりやすいよう、実際の採用活動と同じ「募集」「選抜」「フォロー」の順で構成しています。
感想・レビュー・書評
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とても読みやすい。そして、とてもロジカル。
サブタイトルの「志望動機&コミュ力重視」から脱するとの趣旨がよくわかる。
採用したい人材の要件を明確にすることが大切だと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特に中小企業を対象にしたわけではなく、かといってネット対策やインターンなどの特定の手段に偏るわけでもなく、募集、選考、内定、入社、という普通のルートにおけるルールを明らかにしてゆく内容。各ルールごとに、最初に悪しき定説を提示しこれと比較する形で正しいルールを展開するという構造をとっているため、ルールの重要性が非常にわかりやすい。悪しき定説は就活生にとっても評価者にとってもコミュニケーションを形式的に表面的にするものが挙げられており、4年間新人採用に関与してきた身として強く共感できる内容となっている。他方で正しいルールは定説の逆張りという点でトリッキーに見えなくもないが、あくまできちんとコミュニケーションをして相互に知り合おうという至極真っ当なコンセプトで貫かれている。むしろマジメにマジメに就活側と採用側のマッチングをしようという誠実なスタンス。非常に好感が持て読後感がよいというこの手の本には珍しい印象。
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採用の各フェーズ毎にポイントがまとめられており、自社の採用方法を見直すきっかけを与えてくれる。一方、書きっぷりがとても批評的で、どうするべきかよりも、なぜダメなのかを伝えたいように見えてしまうのは残念。
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面接に臨む時、こっそり持ち込んでいます。笑
面接官必須のハンドブックですね。
https://introbooks.info/business/saiyourule/ -
採用フェーズごとにポイントを押さえて書かれているのでとても分かりやすい。
「採用活動はこうするべきだ」というHow to本というより、自社の採用活動のあり方や考え方を今一度考えさせてくれる本。表紙に「採用担当の新しい教科書」とあるように、採用担当の持つべきマインドから教えてくれるので気付かされるものがある。