伝統と文化から世界が見える!イギリスを知る教科書

  • ナツメ社 (2024年6月13日発売)
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本 ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784816375699

作品紹介・あらすじ

■日本とも関連の深いイギリスの歴史がわかる
本書では、古代から現代までのイギリスの歴史を、年表、解説、ビジュアルで紹介します。絶え間なく襲来する周辺の民族、王朝の成立と周辺国家との関係、産業革命と帝国の黄金時代、二度の世界大戦と経済の低迷、近年の改革やブレグジットといった大きな流れがつかめます。また、重点コラムとして、「アルフレッド大王とアゼルスタン」「清教徒革命と名誉革命」「第一次世界大戦 総力戦とは」など、歴史の大きな転換点となった人物や出来事を紹介。巻末にはより詳しいイギリス史の年表と王室系図を掲載、理解を深めることができます。

■見どころたくさん! イギリス全土ガイド
ウエストミンスター宮殿やエジンバラ城、ストーンヘンジなど、イギリスには数多くの世界遺産があります。また、王室や貴族にゆかりのある庭園やパブリックスクール、議会、裁判所、秘密情報部(SIS/MI6)といった気になる建造物も。イギリス社会のしくみに触れながら、訪れてみたい見どころを写真で紹介します。

■日本でも大人気! イギリス発祥のカルチャーを紹介
紅茶、ガーデニング、サッカー、ロック、文学、演劇など、イギリス発祥のカルチャーは数多く、遠く日本にもたくさんのファンがいます。重厚な歴史がありながら、常に新しい作品が発信されていたり、日常的に紅茶を楽しむ人がいたり、街のそこかしこに劇場があったりするなど、現代の人々の生活に文化が溶け込んでいるのもイギリスの魅力といえるでしょう。本書はそれらをテーマごとに、豊富なイラスト、写真とともに紹介。イギリス文化が好きな人も、はじめて知る人も楽しめます。

感想・レビュー・書評

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  • 国人の言い回し方(日本人と多少ニュアンスが似ている表現はなかなか面白い)5つほど例文を載せる:英文とイギリス人が考える本音の意味
    Quite good: ちょっとがっかりです
    I’m sure it’s my fault:君のせいだ
    I almost agree:全くもって同意出来ない
    I hear what you say:これ以上議論したくない
    Very interesting:明らかにナンセンスだ
    やはり英国を代表するのは数々の名言:
    「人生は舞台、人は皆大根役者」マクベス
    「学習より創造である、創造こそ生の本質なのだ」ジュリアスシーザー
    「今が最悪の状態と言える間は、まだ最悪の状態ではない」リア王

  • 海外ドラマ「ザ・クラウン」にハマっており、英王室やイギリスについて知りたいなと思い、読んでみました。

    王室や政治、文化など日本に似通った面も多々あり、とても興味深い内容でした。
    歴史、文化、政治経済、芸術など、細かく短いトピックでまとめられているので、興味のあるところだけを読んでみるのも可能。
    でも、充分に内容はギュッと詰め込まれているので、読み応えもあります。

    さらにドラマを面白く見られそうです。
    やはり、その国の背景を知って、ドラマ・映画を観たり、旅行すると、一段と満足感も得られますよね。
    いつか、ロンドンに行ってみたい、という気持ちが高まりました。

  • 少し聞きかじった用語を取り上げてくれて勉強になりました。冒頭の「イギリスってどんな国?」のコーナーが個人的には一番良かったです

  • ざっくりイギリスについて知れる
    気になったところを深掘りしてこうと思う

  • イギリスについてざっくり知る本。
    写真や図版が多くて分かりやすい。全体の3分の1ほどを占める歴史の章では、ページ上部に年表を掲げ、重要人物の肖像や地図とともに説明が展開する。特に国王は同じ名前で何世とかがありややこしいが、画像と一緒だとまだついていける。覚えられる訳ではないが。

  • 知ってるようで詳しくは知らない
    様々な角度からのイギリスを見れた

  • イギリスの歴史、文化、生活等が紹介されていました。
    アフタヌーンティーの食べる順序等が参考になりました♪

  • イギリスってどんな国:
    立憲君主制の国 英国の建築 電灯料理 アフタヌーンティー ビートルズ&ロック 明治日本のお手本
    古代~中世:デーン王朝~ノルマン朝成立 王権制限~テューダー朝成立
    近代の夜明け:清教徒革命と名誉革命 ウォルポール内閣 パクス・ブリタニカ
    現代―大戦へ、その後:第一次世界大戦ー総力戦 ブレグジット
    社会&文化:王室 帰属勲章 パブリック・スクール 政府機関 法の守り人 議会 スパイ 経済 公園 カントリーハウス シーズン
    芸術&文化:ファンタジー 詩人 クラッシック音楽 シェイクスピア 演劇 大英博物館 美術 ファッション コメディ
    生活&文化:パブ アンティーク ガーデニング 動物愛護

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著者プロフィール

君塚 直隆(きみづか・なおたか):1967年、東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒業。英国オックスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(史学)。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。現在、関東学院大学国際文化学部教授。著書に『ヴィクトリア女王』『立憲君主制の現在』『ヨーロッパ近代史』『エリザベス女王』『女王陛下の影法師』『貴族とは何か』など多数。

「2024年 『君主制とはなんだろうか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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