デマルコ大いに語る: ソフトウェア24の閃きと冴え

  • 日科技連出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784817160577

作品紹介・あらすじ

語り部としてのトム・デマルコは、米国ソフトウェア工学界の泰斗であり、情報科学における優れた業績によってJ.D.ワーニエ賞を受賞している。思わず「ああそうか!」とうなり、笑ってしまう、デマルコならではの抽象化と洞察。職業人としてのプログラマや管理者には絶対見逃せない、ソフトウェア核心の24のエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 「どんな振る舞いが『今日のソフトウェアをこんなに安上がりにしたのか』」、「データをリンボーする」、「事後検証をしない理由:興味がない、時間がない、仕事で手一杯:本当の理由は『怖いから』」、「抵抗連続体」、「コ・ロケーション」、「裸で雪の中で立ちすくんで」、「ハングリー(lean & mean)」、「プログラム文書化へのビデオ利用」

  • 購入:2004年4月25日 読了:2004年5月28日 廃棄:2019年5月17日

  • デマルコの論文集です。あまり面白くありませんが、彼が「ソフトウエアメトリックスに対する懐疑」という感覚を持っているとは知りませんでした。知識の足しにはなると思いますので、お暇な方はどうぞ。

  • ソフトウェア計測法の思想を売り込みすぎたという反省が、一時的に測定すればよいことを、ずっと測定し続けているという組織の反応から来ている。
    チームプレーに対する課題を披露している。
    個々の記述は経験に基づいて含蓄がある。
    「ソフトウェア国際会議の雲の上のお歴々は、発表論文を2種類に分けることを決定した。第一分類(正論文)は、敬意を表して各30分の発表時間が与えられ、第二分類の論文は体験レポートとして分類され、各15分の発表時間のみに押し込められた。」
    「もう一方の分類の論文は、恐らく無体験レポートなんだろうと結論づけて自ら納得した。」
    ありがちな話しだと感じました。ソフトウェア工学といって、現場、現地、現物からかけ離れて抽象論議がいかに多いか。
    「そのほとんどは体験抜きのものだった。」

  • コラムとか公演で話した内容をまとめた本。10年位前の本なので、少し古い点があるが、今も同じ問題として納得出来る点もある。翻訳に苦労していると思うが、分かりにくい部分もある。

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