ソフトウェアテスト技法ドリル―テスト設計の考え方と実際

著者 :
  • 日科技連出版社
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本棚登録 : 232
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784817193605

作品紹介・あらすじ

経験の少ない初・中級のテスト技術者向けに、テスト設計および実施のノウハウを披露し、解説したのが本書です。本書は、ソフトウェアテストのプロが、さまざまな角度からテスト設計を行えるように点・線・面・立体という視点で、例題を使いながら、実務に即したテスト技法の使い方とコツを解説します。さらに、学んだ技法について演習問題を解くことで、より実践的にプロのテクニックを学べます。

感想・レビュー・書評

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  • 本書では、ソフトウェアテスト技法の話を書いているのですが、

     ・ 自分が役に立った経験があり使っている技法に絞る
     ・ 役に立つフリーのツールがあれば紹介する
     ・ 日本人が考えたことも紹介したい
     ・ 誰が読んでもわかる
     ・ 実践できる

    といった本にしたいと思って書きました。

    そのために、例えばCFD法について書きたかったので松尾谷さんにお願いしたり、鈴木三紀夫さんに三色ボールペンのところを直してもらったり、加瀬さん、鶴巻さん、判谷さんにツールの了解を取ったりしました。

    とても驚いたのですがみなさん「どんな本なの?」とか質問もすることなく「いいですよ!」と二つ返事でOKを出してくださったのです。テスト業界の人ってみんな優しいなぁと思いました。

    本書の目次は、

     第1章 点に注意を向ける
     第2章 線を意識する
     第3章 面で逃さない
     第4章 立体で捉える
     第5章 時間を網羅する
     第6章 多次元の品質

    となっています。
    順番に例題19問、演習問題12問の計31問を解きながら読み進めることによってテスト技法を身に着けることができます。

  • 内容が盛りだくさんのに薄いすばらしい本です。
    テスト技法の本は翻訳ものが多いのですが、これは日本事情も踏まえて書かれているので理解しやすいと思います。

  • テスト技法についての書籍は数多くあるが、この本は技法の前に意識すべきノウハウも詰まっている。テストをするときに無意識に使っていた技法をあらためて学びたい方、技法を学んだがなかなか実践できていない方、より効果的な技法を使いたい方、いろいろなレベル、そしてテストエンジニアにもプログラマーにとっても有意義な内容だと思います。
    第1章はテストという活動に対してポリアの「いかにして問題を解くか」のエッセンスが調合されていて、とてもためになる内容です。
    第3章、第4章は少し難しい内容でもありますが、ツールの紹介があったり、今まで書籍で解説されることが少なかったCFD法の解説・使い方も載せられています。

  • テスト設計と実施のノウハウ解説書。理図書 007.63||A38 12038765

  • 同値分析、境界値、ホワイトボックスにブラックボックス・・・ といったあたりのことを、私たちは自然と意識してテストケースを書くわけですが、

    「テストケースを書く観点って、本当にそれだけなの? 他にないの?」 って思ったことありませんか。

    その疑問にピンときた人には、この本はとてもオススメです。

    例えば、Aという入力項目に10種類、Bという入力項目に20種類の入力が可能だとして、それに対応するアウトプットの結果をテストしようと思ったら、

    本来10×20=200通りのテストをしないといけない。

    これに更にCという項目(5種類の入力が可能)が加わったら、さらに5をかけて1000通りのテストをしないといけないけど、

    本当にそれ毎回全部テストするのか?というと、たぶんしない。 
    ある程度のところでくくってケースを減らすけど、じゃあ、それってどういう根拠に基づいて減らしているのか? 

    その根拠は業務上の重要性であったり、システムのつくり上あやしげなところだったり、するわけですが、

    何をもって 「業務上重要」 とみなし、 何をもって 「あやしげ」 と考えているのか?  
    そもそも、それ以外に考えていることもあるんじゃないか?
    考え足りていないこともあるんじゃないか?

    そのあたりのことを 「なんとなく」 で済ませている限り、 テストのことを後輩に教えられないのももちろんだし、同僚が書いたテストケースをレビューすることも、 自分が書いたテストケースをレビューしてもらって、その指摘を受け入れるべきかどうか判断することも、できないんじゃないか。

    ・・・と、私はそんな問題意識を持っていたときにこの本に出会い、読んでみてスッキリした部分がかなりありました。

    一部、HAYST法やペアワイズといった手法がなぜ有効なのかを統計・数式的に説明しているところがあり、そこは深くは理解できませんでした><

    でも、考え方の部分で参考にできるところはたくさんありました。
    これからも手元において、ちょくちょく読み返しつつ、理解を深めていきたいなと思える本でした。

  • 非常にわかりやすいテスト設計技術書。
    点、線、面、立体、時間の概念とテストの技法を結びつけ、わかりやすく解説してあるのがありがたかったです。

  • ブラックボックステストに関する技法を紹介している書籍であり、私が所有している他の入門書に比べると専門的かなという印象を受けます。
    入門書に書かれている「同値分割」や「境界値分析」以外の手法に興味が有る方には良い本かと思います。
    JaSST ' XX Tokyoの販売ブースにて購入しました。
    (私は全て目を通せていません、すみません。)

  • うわさどおり良かった。著者が「岳」から引用していたりしるところがまた素敵

  • 勉強会「みんなに役立つ「テスト」を学んでみよう!」にてオススメ頂いたので購入。
    この本をテーマに、数回にわけて社内で勉強会を開いた。演習問題があるので、そういう用途に向いている。テスト担当者ではなく開発者だが、開発者テストを設計するときや、テスト担当者と会話をするにあたって、勉強しておく知識だと思う。

  • ソフトウェアのテストの基本から大きなものにへと少しずつ大きな面でとらえいく方法へと解説が進む。

    最後の章にたどり着く頃には「どうすればいいんだよ!」みたいな気持ちになります。網羅できなくなるので、最後の章は自動テストで行われているような網羅性を諦めた場合の方法についての考察が入ります。複雑なところは上手く切り出して、網羅的なテストをしつつ統合したテストは狭く具体的に当たるしかないなぁ。と思うのでした。

    機能同士が影響しないような設計もまた大事だと思いました。

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