ナイチンゲールはなぜ「換気」にこだわったのか (ナイチンゲールの越境2:感染症)

  • 日本看護協会出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784818023093

作品紹介・あらすじ

世界的大流行を引き起こした新型コロナウイルス。感染対策として「換気」の重要性がクローズアップされています。ナイチンゲールは多くの著書の中で、「新鮮な空気」がいかに健康保持に大切か、「汚れた空気」がいかに病気の原因になるかを繰り返し述べています。コロナ禍の今、「ほら、私が言ったとおり、換気は重要だったでしょ」というナイチンゲールの声が聞こえてきませんか。

【主な内容】
・感染症医が読む『病院覚え書き』
・ナイチンゲールはなぜ「換気」にこだわるに至ったのか ─19世紀ロンドンの医療および公衆衛生事情から
・『看護覚え書き』にみられるミアズマ説とエフルービア
・こうもりの翼と薔薇の花─ヴィジュアライズ化された兵士の死亡原因
・ナイチンゲール、妊産婦の死亡原因を追及する─産褥熱と助産師学校閉校
[コラム]
・ナイチンゲールが晩年まで苦しんだ感染症? ─ブルセラ症
・産褥熱とゼンメルワイス

感想・レビュー・書評

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  • すぐ読み終わるくらい読みやすい。どの著者も面白い。特にトップバッターの 岩田健太郎さんがよかった!自分の症状が、薬の副作用ではなく、ブルセラ症なんじゃないかと、初めて聞いた疾患の可能性が出たような、やっぱり副作用なような

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/765699

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    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50250206

  • N110

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著者プロフィール

1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。著書に『コロナと生きる』(朝日新書、内田樹との共著)、『新型コロナウイルスの真実』(ベスト新書)、『僕が「PCR」原理主義に反対する理由』(集英社インターナショナル新書)ほか多数。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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