格差時代の医療と社会的処方 病院の入り口に立てない人々を支えるSDH(健康の社会的決定要因)の視点
- 日本看護協会出版会 (2021年4月16日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784818023307
作品紹介・あらすじ
本書は,社会の変化に伴って顕在化してきたSDHとは何か,それがどのように私たちの健康に影響するのか,SDHの視点で患者さんや地域を見ると何がわかるのかを概説します。また,患者さんの困難に気づくことで,病気の「原因の原因」になっている社会的要因・課題等を見出して支援を行う医療者の実践と,そのような課題に対応する1つの取り組みとして注目される「社会的処方」の可能性についても紹介します。医療者・学生や地域で活動する方々にお読みいただきたい一冊です。
【主な内容】
イントロダクション 今,日本で広がっている健康格差──患者さんと接してわかること・学んだこと
第1章 健康格差をもたらす「健康の社会的決定要因(SDH)」
第2章 日本における健康格差の現状と課題
第3章 健康格差に対する社会的処方の可能性と学会・団体の活動
第4章 SDHの視点を取り入れた医療・地域活動の実践
資料 参考資料が閲覧できる主なウェブサイト
感想・レビュー・書評
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498/タ
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気にしなければ気がつけないという言葉にハッとした。
今の職場は近くにPSW,SWもおり、SDHに気付きやすい環境だけども、よりアンテナを研ぎ澄ましていかなければと感じた。 -
2階書架 : WA031/TAK : 3410168748
https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/webopac/BB50377243 -
正義や正論を振りかざすことは、そう難しいことではありません。言語化することも同じです。問題は『だからどう行動するか』です。
課題という繭玉の中に引きこもるのはやめよう。進歩派にありがちなのは、特定の課題にこだわって他のことは考えないことだ。
何をするにしても課題は同じか…。 -
8月新着
東京大学医学図書館の所蔵情報
http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003566052