基本死活事典 上巻 増補改訂版

著者 : 趙治勲

制作 : 村上 明 

• 日本棋院 (1996年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Kamakuraさんの感想 · 2020年8月23日]

購入: 1996年12月2日

[happo-abeさんの感想 · 2010年9月3日]

趙先生が、弟子に必携させ、覚えさせるほどの自信作と聞きました。
パターン分類が非常に分かりやすく、校正もしっかりしていて誤字が皆無です。こういう本は、売れても売れなくても、日本棋院が出し続けなければならない本だと思いますが、現在は絶版となっています。　この、下巻は、玄玄碁経、官子譜、碁経衆妙からの治勲セレクションになっていて、古典名著から、わかりやすいものを選んでくれています。大量の囲碁本をもっていますが、一冊だけにしなさいと言われたら、私は迷わず、基本死活事典（下巻）にします。

[なりたとっぷろーどさんの感想 · 2005年11月8日]

隅と辺の死活形が出ています。碁が強くなりたかったら必需品レベルの本ではないでしょうか？ノーイメージってのが笑いますが・・・。

著者プロフィール

趙治勲(チョウチクン)
1956年６月20日生まれ。韓国釜山市出身。62年来日、故木谷實九段に入門。68年、11歳で入段。71年、五段。81年、九段。75年、第12期プロ十傑戦で初のビッグタイトルを獲得、その後各種棋戦で活躍し、80年、名人位に就く。以後84年まで５連覇、名誉名人の資格を得る。81年、本因坊と併せ持ち、タイトル戦史上４人目の名人・本因坊となる。82年、名人、本因坊、十段、鶴聖の４冠を制す。83年、棋聖位を獲得、３大タイトルを独占。棋聖位３連覇。87年、天元位を獲得し、史上初のグランドスラム（７大タイトル制覇）達成。タイトル獲得数73。

「2023年 『令和版　囲碁　ひと目の定石』 で使われていた紹介文から引用しています。」