現代に語りかけるキリスト教

著者 :
  • 日本基督教団出版局
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本棚登録 : 59
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784818403307

作品紹介・あらすじ

環境破壊、人生の苦難、生命、性、無神論、カルト宗教…。今、私たちが直面する問題にキリスト教はどう答えるのか。キリスト教が目指す人間の生き方を、コンパクトに語る。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人向けキリスト教入門として分かりやすくおススメ。

  • 数々の名言があり、心に響く本でした。入門として分かり易いし、宗教に抵抗のある人でも客観的に書かれているため拒否反応は出ないと思います。むしろ批判的であれ少しでも神に興味がある人であればとても面白いと思います。私はやっぱりキリスト教になろうと改めて感じることのできた一冊でした。

  • ICU生の間では「ピンク本」とあやしい名前で呼ばれている。

    「聖書を字義通り拾ってきて現実に適用とする原理主義は、冷めたピザを温めずに食べるようなものだ」

    「「狂気」とは「理性を失う」ことではなく「理性だけになる」こと、常識や感情やバランス感覚といったものを削ぎ落とすこと」

    私はクリスチャンではないが、キリスト教の本質をわかりやすく書いていて非常にためになった。好著。

  • 思考実験
    考え方の枠
    お互いを高め合う宗教同士のあり方

  • 本書は、ICUというミッション系大学の先生が書いた、キリスト教概論のテキストです。環境破壊、人生の苦難、生命、性、無神論、カルト宗教など、現代が直面する様々な問題にどう答えるのか、という切り口でキリスト教を紹介します。大学の教科書ですので、「キリスト教の正しさ」を前面に出すことはしません。読む人が自分なりに考える手がかりを与えてくれます。ミッション系の学校に通う人は少なくありませんが、そこでどのようにキリスト教が教えられているのか知ることができるでしょう。

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著者プロフィール

1956年、神奈川県生まれ。国際基督教大学(ICU)学務副学長、同教授(哲学・宗教学)。専攻は神学・宗教学。著書に『アメリカ的理念の身体‐‐寛容と良心・政教分離・信教の自由をめぐる歴史的実験の軌跡』(創文社)、『反知性主義‐‐アメリカが生んだ「熱病」の正体』(新潮選書)、『異端の時代‐‐正統のかたちを求めて』(岩波新書)など。

「2019年 『キリスト教でたどるアメリカ史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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