だから私は、神を信じる

著者 :
  • 日本キリスト教団出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784818410589

作品紹介・あらすじ

伝説の棋士・加藤一二三の人生を支えたのは、神へのゆるぎない信仰だった

「キリスト教の信仰によって、私の生き方や将棋は大きく変わりました。だからこそ、その魅力を多くの人に伝えたいのです」

2020年のクリスマスに、キリスト教の洗礼を受けてから50年を迎える加藤一二三氏。対局前には必ず教会で祈りをささげるほどに、その信仰は深い。キリスト教信仰により生き方や将棋がどう変わったのか、聖書やキリスト教の真髄、愛や苦しみの意味などについて、自身の体験を踏まえて分かりやすく語る。「信仰者・加藤一二三」の側面を深く知ることができる貴重な一冊。

【目次】
まえがき
  《コラム》この本を読むために(用語解説)

1章 聖書やキリスト教から教えられたこと
 聖書が伝えること
 キリスト教の信仰によって学ぶこと
 ゆるしの秘跡による恵み
 祈りとは?
 巡礼を通して感じた神の働き
  《コラム》オススメの場所「エルサレム」
 苦しみの意味、罪が示すもの
 神に委ねるという勇気
  《コラム》私の好きな祈り

2章 聖書やキリスト教を伝えた人々
 イエス・キリストの魅力とは?
 マリアさまが示した模範
 パウロとペトロについて
 聖人のことばと教え
 カトリックの司祭や修道者の役割
 教皇について
 キリスト教を伝えること
  《コラム》聖人を駒にたとえると

3章 人生をより良く生きるために
 いのちをどのように捉えるか
 思いがけない出来事がもたらすもの
 愛するということ
 家庭や子育てにおいて大切なこと
 良い人間関係を築くためには
 病気や死に直面するとき
 若い世代の人たちに伝えたいこと
  《コラム》オススメの音楽、文学、映画

あとがき

感想・レビュー・書評

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  • 著者は名人になったこともある元プロ棋士である。そんな著者が一キリスト教徒として、自身の信仰生活などについて率直な言葉で語っている。とても短いので、本を読み慣れている人なら1日で読めると思う。とても共感するところは多く、それなりに楽しく読めた。

  • 勝てますようによりも
    良い将棋を打てますように。

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著者プロフィール

1940年1月1日生まれ、福岡県出身。14歳で当時史上最年少の中学生プロ棋士となり「神武以来の天才」と評された。史上最速でプロ棋士最高峰のA級八段に昇段して以来、最年長勝利記録・史上最多対局数を記録。名人、十段、王位、棋王、王将のタイトルを獲得。2017年に現役引退後、バラエティ番組等にも多数出演し、「ひふみん」の愛称でも親しまれる。仙台白百合女子大学客員教授。

「2020年 『だから私は、神を信じる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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