ビジネスリーダーの強化書: マネジメントスタイルを変革する

著者 :
  • 経団連事業サービス
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784818510029

作品紹介・あらすじ

リーダーとは指示命令するものだという日本的誤解が、グローバル時代の成功阻害要因になっている。指示命令型からビジョン提示型へ。

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスリーダーの強化書というタイトルに相応しい内容。重要な要素について、事例→気づきを得ながら、実感できる。事例もリアルで興味深い。

    ビジョンを示す=山の向こう、
    視野の外を見通す眼力と見るぞという想いが必要。
    それには、フレームワークではなく、ひとつのテーマに、できるだけ多くの選択肢をあげる訓練が有効。

    目から鱗でした。

  • 実例をまじえて説明されていることからとてもわかりやすい。

  • コンサルティング会社社長が著者。内容は読みやすく、リーダー問わず、
    ビジネスパーソナルであれば非常に参考になる点が多い。
    具体的な事実を例にして説明しているところも説得力がある。

    おそらく、この手の本は歴史的名著の現代版焼き回し感があるが、この本も同様である。しかし、内容は薄っぺらくなく、具体的で、大変参考になった。

    ■ビジネスリーダーの4つの役割
    ・ビジョンを示す
    ・人を組織化する
    ・学習の場をつくる
    ・経営のインフラを整える

    ■部下に対する要求水準を可視化すること
    どうなった状態が達成された状態であるかを具体的にイメージできていること。

    ■ジョンソン&ジョンソンのクレド
    第一の責任;CS
    第二の責任;ES
    第三の責任;CSR(社会的責任)、環境
    第四の責任;株主利益、自己への投資

    ■4つのリーダーシップ
    指揮者 → 調和を。
    冒険家 → 未来を。
    建築家 → 社会システムを。
    師範 → 思想を。

    ■組織風土を可視化する6つの切り口
    ・柔軟性;組織間の連携の良さ
    ・責任;部下が必要な権限を十分に委譲されているか
    ・基準;部下がが高い目標を追求しているか
    ・評価;貢献に対する上司の認知が十分か
    ・方向の明確性;組織の方向性、自己の役割が明確化
    ・チーム意識;一体感があるか。組織に対するコミットメントは高いか

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著者プロフィール

コーン・フェリー・ヘイグループ株式会社社長
1987年神戸大学経済学部卒業。大手銀行勤務、ウィリアム・マーサーを経て、2006年ヘイコンサルティンググループにディレクターとして入社。07年より現職。1991年ロンドン・スクールズ・オブ・エコノミクス(MSc)修了、92年シカゴ大学ビジネススクール(MBA)修了。

「2017年 『超ロジカル思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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