日本が中国の「自治区」になる

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  • 産経新聞出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784819111058

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからして、例の「中国共産党が作ったらしい、日本が中国の自治区になっている、何十年か先の想定図が出回っている」という話にからめているのかと思ったが、そうではなくて、民間レベルの話。元警察官(北京語ができる)という立場で外国人、特に中国人の犯罪者を多数取り調べた経験を元に書かれた本。
    中国人の密入国、そして「なりすまし」の話は、おぼろげに知っていたものの、詳しく書かれたものを読むとやはり恐ろしくなる。
    白眉は、外国人住民基本法について書かれた部分であろう。
    外国人の権利をこれでもかこれでもかと認め、日本人に対しては義務と罰則を並べ立てる。
    こんな法案を出そうとしているのは、どこの国の政治家なのかと疑いたくなる。(これだから民主党は・・・)

    なお、この本でも紹介されていたし、ちょっと前の「WiLL」の記事にもあったが、外国人が日本に永住する条件、あるいは日本国籍をとる条件はどんどん緩和されてきている。本当にそれでいいのか、と問いたい。真剣に日本が好きで日本人として生きたいという人以外も「日本人」にしてしまっていないか?

  • この本は、警視庁警察官として中国人犯罪者や参考人の通訳を担当した著者がその時に聞いたりしたことを元に書いた本です。
    内容的には、中国犯罪者の手口や中国人留学生を使った「工作」を通した中国の危険性と、民主党政権(当時)の外国人票狙いの外国人参政権などの売国ともいえる外国人優遇策の問題点・批判などが書かれています。

    まあ内容の信憑性は中国人犯罪者からの又聞きと著者の推測にすぎないのですが、納得できる部分もあり、考える材料としてはありなのかな、という内容でした。

  • 来日在日中国人・韓国人問題。

    観光地に住んでいるが、「中国人・韓国人にはお金を触る仕事は与えるな」とよく聞くようになった。
    すぐにお金を持ち逃げするそうだ。

    あと、「ひき逃げ情報求む」の看板を最近(観光客が多くなってきてから)になって、頻繁に見かねるようになった。
    地元民ならば分かっているはずの、ちょっと注意が必要な所とか。駅前の道路の赤信号を信号無視して平然と横断歩道を渡っている、外国人旅行者をよく見かけるし。本当に危ない。加害者にも被害者にもなる危険がある。

    中華思想とか、反日思想とか、どういうものなのかを日本人は関心を持って知る必要がある。そして、いま自分ができることを模索しないといけない。とにかく、そのような人たちが日本に大挙してくるとどうなるのかを、現実的に予想しないといけない。
    安易な移民政策は身を滅ぼす。

  • 3部構成になっている。
    1部:中国人を中心とした、外国人犯罪の実情。
    2部:日本の制度の穴、政治家の問題。ここがメイン。
    3部:これからの日本はどうしていくべきか。

    本のタイトルから中国バッシングかと思いきや、政治家バッシングがメイン。
    「国も文化も考え方も違うんだから、キチンと自国の利益は守らないといけないよね。」と言った感じ。
    また、最後の「低学歴、高能力」の考え方は大いに納得。現在既に学歴が疑問視され始めているが、今後ますます著者の言うような人材が必要になってくると思う。

    サクサク読める内容なので、是非ともお薦めしたい一冊。

  • 目を覚ませ!覚醒せよ! 

    日本の国が日本人のもので無くなりつつあることを、著者が経験した様々な事実から浮き彫りにしている。読み進めるうちに憂鬱になった。しかし日本国民が問題点を認識し、売国政府・政治屋のあいまいで無責任な国の開放をけん制しなければならないことに無関心でいてはいけないことに気づく価値ある一冊!

  • ここ数年でやけに特定アジア人が周りに増えたなぁとは実感しておりましたが、本書を読み、実態が良く分かりました。
    ほんの数年間、中国で暮らしただけの私ですが、著者は私がモヤモヤと感じていた中国人の本質を明確に言い当てており、伊達に1,400人の中国人犯罪者と接していたのではないなぁと深く感心しました。
    私たちの敵は中国人でも中国共産党でもなく「中華思想」であると、恐らくその通りなのでしょう。現在の中華人民共和国は、人を不幸にする巨大なシステムの様に見えます。そこに居るだけでは飽きたらず、周りを飲み込み侵食を続ける巨大なシステムなのです。
    今後益々増殖して行くであろう、あなたの周りの「中華思想」。知っているのといないのでは、受ける傷の大きさが違います。実感が湧かないかも知れませんが、こんなにも異なる隣人の実態を知るためにも一読をお勧めします。リアルな内容に衝撃を受ける筈です。

  • 図書館から借りて読んだんだけど、いや~、面白かった!

  • かなり面白いです。事実なのがまた凄い。
    元警視庁の通訳捜査官として、実際に在日犯罪者と対していた方のエピソードは正直怖いはずの内容なのですが、あまりに突き抜けていて思わず笑いが起きてしまうのだ。
    自分とは無縁な話と思っていたら痛い目に合うと自覚させられますよ。
    坂東さんはブログもおすすめ。

  • グローバル化の進展の中で多民族の交流が進むのは歓迎すべきではあるけれど、残念ながらその動きを国家・民族のエゴイズムで処理しようとする発想がまかりとおる現状があります。日本にも同様の前科はあるけれど、だからこそこうした事態を見過ごすのではなく、打算抜きで両者がより活かされるあり方を急ぎ模索する必要があるのではないでしょうか。

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著者プロフィール

1967年 宮城県出身。昭和61年より警視庁に奉職、機動隊員、刑事、北京 語通訳捜査官を歴任。
平成15年警視庁を退職。退職後も通訳捜査官として 活躍の後、作家、言論界へデビュー。
地上波テレビ局・ラジオ・ネットテレ ビ等でも活躍中。経験を生かした日本の抱える危機を伝える。
一般社団法人 全国防犯啓蒙推進機構理事。坂東学校校長。ブログ「太陽にほえたい」(https:// ameblo.jp/japangard/)。趣味は骨董品、鎧製作、絵画など。
著書に『在日特権と犯罪』『寄生難民』『静かなる日本戦区』『通訳捜査官』他 多数。

「2018年 『亡国の移民政策~外国人労働者受入れ拡大で日本が消える~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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