- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784819111539
感想・レビュー・書評
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物を通して考えたこと、想いに触れて、物を愛でる、物を大切にするという意味に気づかされた。
写真がとても美しく、手元に置いておきたいフォトエッセイ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
金持ちになるといい物が舞い込んでくるもんなのだなぁ。
私物の美術品を見せてもらえる本。
若い仏師と知り合いというのは羨ましい。
そして、いち早く出来あがったものを見せに来るほどの関係も羨ましい。
デザイナーらしく、出来あがった素材がどういう形で作り上げて欲しいかを読みとるという名文句も素敵だ。 -
フォクシーオーナーデザイナー前田さんが心惹かれた「美しい気配」を宿すものについてのエッセイ。アイボリーのシンプルな装丁自体からも、何かそんな気配を感じさせます。
前田さんがデザイナーとしてこだわっているポイントとして、「ものをつくるとき、中途半端な気持ちで取り掛かってはいけない。こういうものを作りたい、という気持ちが最高潮に達したときに始めるべき」というフレーズがとても印象に残りました。
美しい気配を宿すもの=存在感のあるもの、愛されるものとかって、実はそういうところの差なのかな、と。(かなり大きな差…) -
ずっと手元においておきたくなる、素敵な本。
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著者・前田義子さんが感じる美しい気配。それは物や場所、そして日本古来から伝わる道具に宿るとされる。
作り手の志の高さは「品格」となって現れ、愛情を込めて使われる事により磨きがかかり歴史となりそして「美しい気配」を宿す。
掲載された物や道具すべて前田義子さんの私物でありまるで写真集のように綴られている。
本の装丁もとても美しい。大切にしたい一冊。 -
読んでいるだけで気持ちが清らかにかける音楽も心地よいものにしたくなるような美容に美意識にいい本。