中国の電撃侵略 2021-2024 (産経セレクト S 21)

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  • 産経新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784819113953

作品紹介・あらすじ

バイデン政権クライシス

コロナは序の口だ!

コロナ禍、香港、米大統領選…
「疫病2020」から続く中国の攻撃は台湾、尖閣へ。
バイデン米大統領で世界はどうなるのか。
大混乱のなかスタートしたバイデン民主党政権に世界の危機を懸念する声が消えない。
理由は、いうまでもなく「中国」である。
2021年から2024年にかけて、世界、そして日本は大変な危機に見舞われる。
中国による電撃侵略である。
本書を開いてもらえば、日本、いや、自由主義圏そのものが危ないことが実感としてわかっていただけると思う。
「習近平の中国」という怪物は何を行おうとしているのか。
その怪物と、日本は、世界はどう向き合えばよいのか。
『疫病2020』で中国の真の姿を明らかにし、本書巻頭の緊急提言で「自由」対「独裁」の闘いを俯瞰した門田隆将氏。
「習近平主席には戦争と統制経済しかない」「中国という国をまとめるイデオロギーの一つは台湾」と喝破する石平氏。
最大級の危機感を共有する二人が、中国による「自由」への攻撃に渾身の警告を行った。
4年間の危機を見通す決定版。

門田隆将氏、巻頭50枚の緊急提言〈「自由」対「独裁」決着の時へ〉収録。

感想・レビュー・書評

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  • -2021/04/30
    今話題の「中国の電撃侵略」。1997年7月に英国から返還された香港に対し、中国は外交・防衛を除く分野で高度の自治を50年間維持すると約束した。いわゆる「一国二制度」である。2047年を待たずしてこの制度を破棄したわけ。それは ①「百年の恥辱 イギリスの軍門に下った香港許すまじ」である。②「華夷秩序」思想。中華思想に基づき周辺未開の蛮族が中国に朝貢することによって正しい秩序が保たれるという思想。▶︎これらの思想に囚われている14億人と付き合う危うさに気付かされる。

  • <目次>
    巻頭提言 門田隆将
    自由vs独裁決着の時へ
    序章バイデンで政権の4年
    第1章台湾電撃侵攻のシナリオ
    第2章もし中国の属国になったら
    第3章中国による人類運命共同体
    第4章中国の独裁は終わらない
    第5章習近平の中国という怪物
    第6章属国根性を捨てよ
    あとがきに代えて 石平

    2021/2/1発行

    p137 反日日本人
    p138 毛沢東はコミンテルンの指導は受けても、中国の実情に
     合わせて農民を重視した革命を行った。あくまで
     中国としてどうしていくか。
     でも、日本の共産主義者は違う。彼らは日本を良く
     しようとか、~共産主義そのものに向かっている。
    p160 復讐の対象は日本
     日本の愛着を”悪”としている。

  • ●バイデンジャンプ。一瞬で大量の得票が変わる現象。
    ●トランプ氏のSNS停止。アメリカ大統領の言論など、ビックテックにかかれば簡単に消されることに世界は驚愕した。
    ● 2020年の3つの出来事。コロナ、香港、最後はアメリカ大統領選。民主主義の危機と言う意味で歴史に刻まれる。
    ● 1つの中国に異議を唱えたのはトランプ政権だけ。
    ●独裁政権が頃中でおそらく味をしめたであろうことがあります。それは民主主義国家を攻撃する、破滅させるのは実に簡単な話だと言うこと。まさに「超限戦」
    ● 1989年の天安門事件で、中国の本性に西側が気づかないといけなかった。

  • 今の時代自分の目で見て感じて自分の考えで判断しないと何か正しく何が間違っているか難しいと言うこと。

  • いつもながらの視点での対話で勉強になることもあった。

  • 評価に値しない本。

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著者プロフィール

作家、ジャーナリスト。1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社入社。『週刊新潮』編集部記者、デスク、次長、副部長を経て2008年独立。『この命、義に捧ぐ─台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、後に角川文庫)で第19回山本七平賞受賞。主な著書に『死の淵を見た男─吉田昌郎と福島第一原発』(角川文庫)、『日本、遥かなり─エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」』(PHP研究所)、『なぜ君は絶望と闘えたのか─本村洋の3300日』(新潮文庫)、『甲子園への遺言』(講談社文庫)、『汝、ふたつの故国に殉ず』(KADOKAWA)、『疫病2020』『新聞という病』(ともに産経新聞出版)、『新・階級闘争論』(ワック)など。

「2022年 『“安倍後”を襲う日本という病 マスコミと警察の劣化、極まれり!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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