アメリカ陸軍リーダーシップ

  • 生産性出版
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レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820119432

作品紹介・あらすじ

真のリーダーが持つ品格、知識、実践。「アメリカ陸軍公式リーダーシップマニュアル」。その深遠な哲学と広範囲にわたる教訓を民間組織のリーダーと共有するために書かれた初の教科書。アメリカ陸軍が長年をかけて培ってきたリーダー開発の極意(Be Know Do)がここにある。

感想・レビュー・書評

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  • ドラッガーがアメリカで随一のリーダーであり、どの会社のCEOも勤まるだろうと述べたフランシス・ヘッセルバインの著書。

    何故、リーダーシップで陸軍なのか?軍ではリーダーが死んだり、チームがはぐれたりしていつ誰がリーダーシップを必要とする状況になるか分からず、全員にリーダーとしての心構えが求められる。また、他の会社のように経営者を他所から連れてくるという手法を使う事はできない。だから、基本的なリーダーシップというものを一番必要とし、研究しているのが軍隊なのだ。

    リーダーシップの要素として
    ・Be(人格、どうあるべきか)
    ・Know(知る必要があるもの、知識、技術)
    ・Do(実行。影響、実施、改善と表現される。チームワークを作り、チームで物事を実施し、チームと組織の未来のために改善を継続する)
    という端的な三つの要素にまとめられている。本書の内容は簡潔で、示唆に富むというよりは基本的なものだが、そのコンセプトが刺激的。

    ・陸軍のリーダーシップ開発は、企業世界と比べ非常に体系的で、重視されている。企業分野でリーダーシップ開発と呼ばれているものは、実際はビジネス開発である場合が多く、ビジネス・プロセスを扱ったり、財務や戦略プランを改良したりする。企業では、個人の開発をソフトなものと見ている。「彼はリーダーであるか、またはそうではない」というような感覚が民間には存在する。時間を投入して投資するが、リーダーシップを持つか持たないかは、すべて当人しだいという感じだ。陸軍では、必要とするリーダーを確実に保有するために多くの時間と金をかけ、それを行うことに躊躇はない。企業社会では、内部でリーダーを開発するよりは、外部へ行ってリーダーを野党場合が非常に多い。

    ・自分の関わる人々へは、どんな人々に対しても、「変わらないこと」を常に示さなければならない。これを別の言葉で表せば、「本物である」となる。

    ・知性とは、たんなる脳の働きではない。頭がよくても、暗くなると帰り道が分からなくなる人がいることを、われわれは知っている。ナポレオンは、注意深さや熱心な仕事が、たんなる利口さよりどれだけ重要か気づいていた。「予期できない状況で何をすべきか、突然、密かに自分に教えてくれるものは天賦の才ではない。それは思索と瞑想だ」

  • 色々いけんはあると思うが、
    Be know do は正解。
    また司令官の品格なるものもうなづけた。
    Be の部分を知るため理性を吹き飛ばすことをしていた私にはいい薬だ。

  • 最下層でもリーダーシップは発揮出来る。
    リーダーシップとは何かを学んだ。

  • 職場の管理職試験前半戦に合格し、研修の嵐の中、なんかリーダーシップって他にもあんじゃん?と思って購入した。何故こっちに来たのかは趣味である。

    とても分かりやすい。
    軍隊というものが、組織というものの最も強固なもので、チーム力とかリーダーとかが生死にかかわるところだから、余計に分かりやすいのかもしれない。
    面白いのは、会社の研修は部下にいかにして関係していくか、自分の成績は、他人との競争は、と教えるのに、この本はそうじゃない。

    まずは自分だ。自分を知れ、自分が示せ。とくる。
    そして、命令という言葉が出ない。命令で何もかも済ますのは頭を使ってないからね…って全部自分の身の回りの管理職に云いたい事ばかり(笑)

    よし、まず自分だ。
    仕事は好きじゃないし、合格したのも喧嘩を買ったせいだからなのだけど、なってしまうのだから、せめて私の部下になる誰かが不幸にならないようしないとなぁ…(ちっさい目標)

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:336.3//L47

  • これはすごい!リーダーシップ論の中でもかなりの本格派。表現に随所に表れるリーダーシップ開発に関してのぶれることのない方法、信念はまさに軍組織由来のもの。一読ありたい。
    ●Be Know Do
    ・単に命令するのはリーダーではない。リーダーシップとは、任務を遂行しようとするとき、人に目的と方向性と意欲を与えることで人に影響を与えること。リーダーシップは人の可能性を有効な実践へと変換させる。
    ・優れたリーダーは、部下すべてに、自分たちが行っている重要な役割を理解させる。
    ・「君にはこれ以上のことができると分かっている」
    ・リーダーは 部下が苦しい時、その苦しさを共有すべし。
    ・部下に対し、彼らが「過ぎ去った人たち」「これから来る人たちに」対して責任を持っていることをわからせる。
    ・とにかく現場へ行って観察しろ。
    ・事後検討会;作戦などを後に関係者みなで検討する。一介の兵士も指揮官相手に自説をぶつける。

  • う~ん、自分にはちょっと観念的すぎるかな。

    リーダーシップに必要なものとしていろいろあるのは分かったけど、
    それでは、どうやってそれらを獲得し強化していくのか、そのへんの
    話がもう少しあると嬉しかった!

  • 米国陸軍の士官のリーダー像や、能力開発、組織学習などで時代が変わってもあり続ける理由が述べられていた。


    リーダーシップは自分に足りないなぁと日々思っておりますが、
    上期業績の面談で言われた、「もっと周りを巻き込んでリーダーシップを」は、違うんでないか。

    これ以上は猛毒が出そうなので、自粛。

    翻訳本によくある話だけど、原典に忠実すぎて、読みづらかった。原典読めばよかったなぁ。

  • リーダーシップ開発ものでは事例や考え方など最も明確に示されているのではないだろうか。リーダーシップ開発とは一人のリーダーを育てることではなく、誰もがリーダーシップを発揮できるためのポリシーと訓練メソッドであると改めて理解できた。

  • 20101112
    良書

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