- Amazon.co.jp ・本 (1632ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820212355
感想・レビュー・書評
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In principio erat Verbum...
「太初(はじめ)に言(ことば)あり・・・」
というわけで、初めてレビューを書く。
格調高い言葉に惹かれ、文語の聖書を手にしたのは数年前。
しかし、未だ読み進めている最中。
・・・というか、創世記から読み始めて間もなく、ついつい居眠りをしてしまうこの不信心ぶり。
文語が格調高過ぎて、いまだに読み慣れない・・・。
でも、始めから読み進めなくとも、たまには、普段耳にしたことのある聖書の一節を探してみたりするのもよろしいかと。
・・・というわけで、いつ読み終わるのか分からんが、オススメの1冊であることは確か。 -
堅苦しい文語訳の聖書。
重い・固い・分厚いと三拍子そろった凄い奴。
一冊持っていればいざという時の武器にもなるぞ。
実に「それっぽい」文章なので、引用する必要がある時には大変助かる。
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文語訳の聖書です。
文語の美しさと
物語の面白さが味わうことができます。
詩編や箴言などは韻文のリズム感があります。
律法の書には威厳があります。
福音書は物語です。
手紙は教書としての重みがあります。
文語訳を読んだあと
新共同訳を読むと改悪とすら思えます。
口語訳、新共同訳と
新しくなるにつれて文体に格調がなくなっていきます。
読みやすさをとるか
言葉の美しさをとるか
難しいところです。
中古や中世の文語文と比べるとやや固めの文語体です。
ですが近代の文語文なので平易です。