春と修羅 (愛蔵版詩集シリーズ)

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  • 日本図書センター
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レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820519942

作品紹介・あらすじ

賢治文学の魅力の結晶。

感想・レビュー・書評

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  • 無人島に一冊だけ本を持っていける、みたいな時には、おそらくこれを持っていくんじゃないかなあ。何べんも何べんも読み返していますが、一向に飽きません。読む度に発見のある詩集です。

  • 序文でひきこまれた。
    詩ではなく、「心象スケッチ」ということばがなんとしっくりくることか。
    大切にしたい一冊。

  • 宮沢賢治の心象スケッチ、≠詩集です。

    「銀河鉄道の夜」とか、彼の残した童話はどれも好きだけど、個人的に宮沢賢治は詩の世界に於いてその才能を最大限に発揮していると思います。この世界観はきっともう彼しか表現出来ない。賢治の詩は色んな要素が多分に含まれていて、正直何度読んでも分からない箇所が多々あります。それは哲学であったり、宗教であったりする。難解な単語が沢山あるけどそこからイメージを拾って思い描いて見える賢治の世界だけでも十分素晴らしいものがあります。

    表題にもなってる「春と修羅」は大好きな詩の一つだし、賢治の最大の理解者であった妹の死を嘆いた「永訣の朝」は思わずホロっときます。いつも手の届くところに置いてある本の一つです。

  • 言葉の美しさが尋常じゃないです。序文で何故かめちゃめちゃ泣いてしまう……ブワッとくる……!

  • わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です。

    この序文がたまりません。
    「恋と病熱」も収録されているのかしら?

  • 興味があった本をやっと読んだ。
    宮沢賢治の詩は、国語の教科書以来なので新鮮だった。
    こういう詩も悪くない。

  • 久しぶりに手に取る。
    心に響くのはやはりトシシリーズ。

    最愛の妹トシを失った賢治の悲しみは何よりも深くて、それを自分の中でどう処理すべきか、答えが見つからず苦しんでいる様子が窺える。妹の幻影を追いかけて北の大地を彷徨う賢治は、どこにたどり着くのだろう。

  • 賢治の詩をちゃんと読んだのは初めて。

    まさに宇宙的な視野が表出されている。凡人の私が読めば彼の才能が非凡であることはすぐわかる。他の詩人にはない表現とファンタジー。すごい。

    出版当時の形で読みたいとこれを選んでみたけど、読みたかった詩は載っておらず、それはどうも後から書いた「春と修羅」の補稿というのになるのかなぁ。
    とし子への思いを抱いての旅の途中に立ち寄った「旭川」だ。知ってるけど、本の中で読みたかった。

    手垢のついてない本を借りるのは気が引けた(図書館)けど、やはり全集で読むべきでした。

    賢治の詩を諳んじられたら素敵だろうな。

  •  天性の詩人なのであろう。初めて銀河鉄道の夜を読んだ時、幻想的な長い詩を読んでいるように感じた。
     宮沢賢治の魂が蒼い宇宙の果てで、無数の星を抱きしめているかのようだった。
     私も本を読みながらオーロラのように輝く幾多の星々にそっと触れたような気がしたものだ。

     宮沢賢治はいつもそんな宇宙の果てにたった一人で佇んでいたのだろうか。彼はこううそぶく。

     「おれは一人の修羅なのだ。」

     季節は廻り、生き物の命が萌え始め、爛漫の春を迎えようと、一人孤独な修羅なのだ。
     実生活での孤独がそうさせたのであろうか。いや、それだけではあるまい。人生とは「百年の孤独」である。
     宮沢賢治の研ぎ澄まされた感性は、彼の魂を一人きりの宇宙から決して開放してはくれなかったのではないだろうか。

     人は皆、一人きりの修羅だ。そして永遠に宇宙を彷徨い続けるのだろう。
     
     

  • 「ビブリア古書堂の事件手帖」第3巻登場作

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著者プロフィール

大正・昭和時代の詩人・童話作家。岩手県出身。農学校の教師をしながら,詩や童話を書いた。『銀河鉄道の夜』『どんぐりと山猫』等の童話や、詩『雨ニモマケズ』など名作を多数創作。

「2018年 『注文の多い料理店/野ばら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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