詩集 智恵子抄

著者 : 高村光太郎

• 日本図書センター (1999年3月25日発売)

感想・レビュー・書評

[綺さんの感想 · 2017年9月25日]

あったかくて優しくて柔らかかった。

何故か室内の情景が絵としてよく残っている。


好きな詩↓
人類の泉
僕等
亡き人に
梅酒

[しし座さんの感想 · 2017年8月2日]

高村光太郎は初めて読んだ。近代日本詩歌はちょっと私にはまだ難しいなと思った。リズムが取りにくいというか。

智恵子さん晩年の伝記のように読んでしまってちょっと反省。こういう構成の詩集だったんだな。

実情はどうだったかわからないけれど清貧というイメージが作品全体に満ちていてそれを苦にしていない感がすがすがしく、臥した後の千恵子さんをよりいっそう儚げにみｓているかなと。儚げ云々いっておいて一番グッときたのは「山麓の二人」なのですが。わたしもうぢき駄目になる　意識を宿命のおににさわはれて　のがれる途無き魂との離別　その不可抗の予感。


成増図書館 911.5

[淑徳大学千葉図書館さんの感想 · 2015年7月3日]

資料ID:W0105368
請求記号: 911.56||Ta 45
配架場所:1F電動書架C

[あかずきんさんの感想 · 2014年11月24日]

智恵子への愛情が痛いほどせつせつと語られている。

[haruさんの感想 · 2014年9月8日]

妻への愛情深いまなざしに、ただただ感じ入りました。

治すとか、治らないとか、おかしいとか、おかしくないとか、そういうところから離れた愛のある言葉が、胸に響きました。

[lib-yuki_eventさんの感想 · 2013年8月29日]

１９４１年（昭和１６年)ベストセラー
請求記号：911.5ﾀ　資料番号：010403152

[森 空陽さんの感想 · 2013年7月2日]

高村光太郎と結婚したい女はごまんといるに違いない。

[あづにゃんさんの感想 · 2010年5月21日]

レモン哀歌が好きです。

[shiho03161124さんの感想 · 2010年2月27日]

愛に愛を、そして死で終止符を。


光太郎智恵子の愛は鮮やかで、たぎる血潮とともに天然の素中に還った。
例えば私が、一生のうちに誰かを救うことができるのなら、それは唯一の人であったのだとおもう。

[sakuraokaiyoさんの感想 · 2009年1月14日]

東京には空がないという、
人間商売さらりとやめて、
あの光るのが阿武隈川、

大好きです！もう読む度泣きます…！！
一遍、地元で詠まれた詩があるのでなんとなく馴染み深いのです＾＾

著者プロフィール

詩：詩人・彫刻家。高村光雲の長男。東京美術学校卒業後、欧米に留学してロダンに傾倒。帰国後、「スバル」同人。耽美的な詩風から理想主義的・人道主義的な詩風へと転じる。代表作：「道程」「智恵子抄」「典型」「ロダンの言葉」等。


「2013年 『女声合唱とピアノのための　組曲 智恵子抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」