定本 蛙 (愛蔵版詩集シリーズ)

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  • 日本図書センター
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820540755

感想・レビュー・書評

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  • ハードカバーで読むと、言葉の質感が違うような気がしてくるから不思議です。

  • 定本 蛙 (愛蔵版詩集シリーズ)詩集の作品です。

  • 「青イ花」、ゲロゲの詩が好き。
    詩集で初めて買いたいと思った作品です。
    草野心平の蛙の、潔い生き様が素敵。

  • 草野心平の詩集。
    題にもなっている「蛙」が多く登場します。


    この人の詩の特徴は一人称だと思います。
    収録されている多くの詩は一人称で、語りかけるものであったり、感想だったり。
    実際には、一人称と三人称の比率は変わらないかもしれないけれど、読後には一人称の詩の余韻が大きく感じました。
    「古虎自伝」なんかはその最たるもの。


    ここまで書いておいてなんですが、この本の中で一番好きなのは「秋の夜の会話」。
    淡々と進む会話のテンポがすきです。
    長い詩ではないですが。いうことズバリ。
    まぁ確かに。と思わされました。

  •  国語の教科書に載っていた「河童と蛙」が懐かしくて図書館で借りた。

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著者プロフィール

一九〇三年(明治三六)、福島県生まれ。二一年、中国・広東省広州の嶺南大学(現・中山大学)に留学し、詩作を始める。二五年に帰国し、宮沢賢治らと同人誌「銅鑼」を創刊。貧困の中、新聞記者、焼鳥屋、出版社の校正係などで生活の糧を得ながら、詩や画など多彩な創作活動を続ける。三五年には、中原中也らと現代詩の同人誌『歴程』を創刊。四八年、『定本 蛙』を中心とする一連の「蛙の詩」で読売文学賞(詩歌部門)、六九年、『わが光太郎』で読売文学賞(評論・伝記部門)を受賞。八七年、文化勲章受章。88年、没。

「2017年 『酒味酒菜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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