新装版 成功の掟

制作 : 近藤 純夫 
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820716570

感想・レビュー・書評

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  • 10年以上前に筆者の「ミリオネアの秘密」を読んだが、その時は何も響かなかった。今回、筆者の処女作「成功の掟」を読んでみて、この作品はとんでもない良書か世紀の駄作かの二択になった。
    本書の内容をひたすら信じて一歩踏み出せば、これは良書になるし、読んだ気になって何も行動を起こさなければただの紙切れに過ぎないという意味で。
    本書の内容は数行で簡単にまとめることができるが、あえてやらないことにしました。それは、一人でも多くの人に一度は自分の目で読んでほしいからです。
    1989年に初版が発行され、2004年までに36刷、2005年に新装版として再販されてからも2018年で12刷という売れ行きは本書の持つ潜在的なパワーを象徴しているのかもしれません。

  • 新卒1年目に買った本だが懐かしくなって本棚から引っ張り出し、10年振りくらいに再読。内容はほとんど忘れていたけど、バラの手入れをしている老人との対話という骨子を覚えていた。潜在意識系の本は、この本以降もたくさん読んだので、特に本書だけの目立った点はないが、隠居の身であるミリオネアからの教えという体で順を追って理解しやすい。最後のページの”青年のその後”についても、多くの含みを持っていて面白い。
    本書の内容を端的に表す一文は以下ではないだろうか。
    「人生は、あんたが何を期待しているのかを知りたがっている。それを教えてやらなければ、何も返ってはこないぞ」
    いろいろな教えが書かれているけど、結局はこれに集約されると感じる。
    もう一つ、テイストは少し異なるが、個人的に印象に残った一文も以下に引用する。
    「邪悪なものが目に映らない人間にとって、邪悪は存在しないというたとえがわかるかな?」

  • 強く具体的に願えば望みが叶う・・・うそ!
    望みの内容は。20万ドルの家、10万ドルの別荘、20万ドルのベンツ、25万ドルの預金、10万ドルの株・・・せこ!

  • 信じる心構えをつくる

    期限と金額を紙にかけば天から降ってくる=自分がどこへ向かっていけばいいのかわからなければ、どこへもたどり着けない=人は人生から自分が求めたものしか受け取れない。

    人生で起こることはすべて自分の態度で決まる
    自分の精神的限界が、成長の一番の障害である
    ゴールは、野心的かつ手が届きそうなところにおく
    =セルフ・イメージを書き換える。

    幸運の女神を信じて、女神をいつでも思い浮かべ、望みを伝える。
    言葉にしたことはおのずと人生に現れる。
    望むことに対する情熱だけでなく信念をもつこと。

    想像力と論理とが対立している場合は、想像力が勝つ=想像力が恐怖を生む=想像力が幸運も呼び寄せる。

    人生は、その人の内面生活を映し出しているにすぎない。
    潜在意識で信じていること(信念)が実現する=セルフ・イメージの実現。

    目標を書き表す。5年後にいくら、そのために1年目にいくら、2年目にいくら、3年目に、4年目に、と。
    慎重になりすぎない。必要な大胆さを身につける=セルフ・イメージを高める=自分の価値を認める。
    最初は不可能に思えても、繰り返し唱えれば信念になる。最後は金は金を呼ぶ。

    とにかくやってみる。一日最低50回復唱する。50回に辿り着くまで雑念に囚われたら、やり直す。
    「毎日、すべてにおいて私は向上していく」。朝夕に50回ずつ。

    今死ぬとしたら、今日するべきことはなし終えたか。

    若いときは知恵がなく、老いてからは行動する力がない=まだ時間はある、とは考えない。今すぐ行動する。

    勇気がないために自分のしたいこともできずに死ぬのはいやだ、と思いながら暮らすこと。
    人並みの安定した生活を望む気持ちが出たら、勇気を出す。

    「毎日すべてにおいて私は向上していく」
    悩んだり迷ったときは「心を鎮めよ、自分が神であると知れ」と繰り返し唱える。

    最初のステップは決意と具体的な金額と期限を決めること、次は人生から受け取りたいものを期限とともにすべて書きだす。

    何事も、深刻であると思えば深刻になり、重要であると思えば重要になる。

    仕事の内容は潜在意識に任せる。まずはゴールを決めること。

    行動を起こさずにだめ、と決めないこと。
    成功すると心から信じれば実現する。わずかな疑いも入れてはならない。

    働くことの唯一の価値は、精神を鍛えいろいろなことを考えることにある。大事なことは精神のあり方、情熱、金銭的なゴール。

  • 成功するための処世訓が物語風に書かれている本。
    書いてあること自体はどこかで読んだことがあるものですが、どちらかというとこの本がパクられた感じ??
    色々と味わい深いところもあり、実践しようと思います。

  • 若きミリオネア物語/The Instant Millionaire ―
    http://shop.jmam.co.jp/book/1189777_1483.html

  • 4820716573 190p 2005・10・1 新装版初版1刷

  • とある青年が金持ちになるための秘訣を、「ミリオネア」なる人物から説かれるという体裁を取った本。

    内容としては潜在意識の活用を軸としたもの。
    だがミリオネアの語り口が平易でありながら説得力が高く、何よりやらねばならないという秘訣が実にシンプルゆえに実行しやすく、まずはやってみようという気持ちにさせる本。

    最後の集中力のくだりが今一つ理解できなかったが、ミリオネアの言うとおり、これくらいのことならまずはやってみても損はない。
    変に「科学」であることを強調している潜在意識系啓発本よりはるかに飲み込みやすかった。

  • 人生で大切なことは、すべて書店で買える

  • 26.10.二時間ほどで読了。単なる自己啓発でなく小説チックである。目標を掲げそれを繰り返し自分に言い聞かせる。
    半信半疑になるのは書いてある通り自分の枠を決めてしまっているからなのか。

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著者プロフィール

1968年生まれ。イギリスの批評家。ウォーリック大学で博士号を取得した後、英国継続教育カレッジ、およびゴールドスミス・カレッジ視覚文化学科で客員研究員・講師を務める。著書に『資本主義リアリズム』、The Resistible Demise of Michael Jackson(2009年)、Ghosts of My Life: Writings on Depression, Hauntology and Lost Futures(2014年)、The Weird and the Eerie(2017年)。2017年1月逝去。

「2018年 『資本主義リアリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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