- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820717171
感想・レビュー・書評
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僕もけっこうなあがり症だけど、場数を踏むことでかなり慣れた。なるほどこうすればいいのかな、という気づきを徐々に得ていったから。
でも本書は「場数を踏めばよい」という考え方を真っ向から否定する。
思うにこれは僕か著者かのどっちかが間違えているというわけではなく、僕はまあ「まし」な部類だった、ということだろう。
場数を踏んでもどうにもならんような人にとって、著者のメソッドをとりあえずは信用してやってみるってのは、一つの手なんじゃないかなとは思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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具体例が書いてあってわかりやすい。実践に移しやすいかも。なので、スピーチなどを話す場が実際に多い人に向いているかも。つまり、予備軍にはあんまりイメージわかないかも。ちょっと教科書っぽいから、手に取るまでが難しそう。 -
人前でドキドキ緊張して話すのが苦手な人におすすめです!
どうしてドキドキするのか?
そのメカニズムを知ることで、生まれついてのあがり症でないことがわかります。
そして、トレーニングすることで人前で話せなかったことが、話すことができるということでそのトレーニング法が書かれています。
実際あがり症の私が、メカニズムを理解すりことでむやみやたらにドキドキしなくなりましたよ。
あがり症の人には一度試してみても損はないのではと思います。 -
【自分や物事のマイナス面に注目してしまうという認知に大きな問題】
15分トレーニング
①表情筋を鍛える
あいうえおと鏡を見ながら表情筋をいっぱいに使う。あはタテ長
②アゴを動かす
あとうを繰り返し練習。またはあかさたなはまやらわのあ行を練習。あと発音したら口を閉じてかと発音。10回前後。
③ 声帯を開く
両足を肩幅に広げ一番低い声であーと発音。30回ほど。
④ロボット言葉で話す
母音と子音を一文字ずつしっかりと発音し しながら話す。口をタテヨコに開いてゆっくり話す。
セルフマネジメント
①不安感情を無くす。
メンタルマネジメント
②情報整理力を高める。
論理的に話をまとめるトレーニング
③発話スキルを高める。
発音発声。
•声が震える体をリラックス。声帯開く。
•人間があがるかどうかは、性格性分よりもTPOによって大きく左右される。
•ドキドキとワクワクは解釈次第。
•あがるのは本能。上がり症は条件反射。なので学習で治せる。
•自分が思っているほど他人にはわるくうつっていない、あがっているこを拡大解釈しない。
•自己承認ができない不安感と、目標が明確でない完璧さの追求は悪循環を形成しやすい。
•成功体験を肯定的に受け止める。
•表情、姿勢を変える。
❶これまでの話し方を変える。
①母音子音を正しく発音する。
②発音でリラックス状態を作る。
あいうえお
で一拍入れて次はいから。
③言葉の姿勢を良くして話す。
滑舌。舌を丸め上の歯で軽く抑えて吸う。ベットボトルをくわえて30秒。
④大きな声を出す練習をする。
家族や友人と大きな声で会話。音読。
⑤声帯を開いて話す練習。
口を縦に大きく開いて丸めたティッシュ1枚を半分くらい入れ口を塞ぎ、一番低い声であーと3秒ほど発音。10会。
❷
①シミュレーションをやる
暗記はだめ。くちぱくでおけ。流れを事前に構成し、ポイントをメモにまとめ、メモを見ながら場面を想定してはなし、見ないで話す。
②メモを見ない。
話し言葉で書いた文章のなかの必要な単語にマーカーで印をつけ、それだけで話してみること。
③全身を使って話す。
肩の上下、手のぐーぱー、丹田を膨らませる呼吸、鼻ですい口から出す。
❸思考パターンを変える。
①肯定的な言葉を使う
あがってもいい、失敗してもいいなど
。具体的な行動目標を言葉にしてみる。例えば大きな声ではなそう。
②集合体の言葉に気をつける
脳は行動のイメージ化ができると安心感が生まれる。具体的な行動目標を。
③自分を責める習慣を変える。
結果や状況を過程や内容に注目して考えてみる。プラス面にも注目する。マイナスのレッテルを貼るとなかなか消せない。自己承認。
④感情で受け止めないようにする。
自己嫌悪=期待値と現実の差。目標が高杉ないか。行動をそのまま言葉にすることで感情的に受け止めてしまう習慣を変える。ノートに書いて練習。
⑤人格を否定するのではなく、行動に注目する。
私の行動がだめ。~を直せばいい。改善
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説得力のある話し方。
①視点論点がぶれない。
常に理由根拠目的を明確にして話す。
②。の多い話し方
③間の活用
、で1回、。で2回。100人前後の時は7〜8秒ほど。間の時にうつむかず会場を見渡す。
④接続詞を使う。
順接、逆説、添加、対比、転換、同列、補足。できるだけ短文にして接続詞をそこに入れる。
⑤アイコンタクトをとる。
ネクタイ口元でもおけ。
⑥形容詞をうまく使う
具体的にはものの形や大きさを表現。数字や色。
⑥早口だとあがる、アゴでスピードをコントロール
歯と歯の間を開けるイメージ。
⑦全体の流れをイメージ
キーワードメモを見ながら2.3回話す練習。
⑧わかりやすい言葉で話す
横文字、業界用語
⑨複数のことを伝える時は数字で前置きする
多くとも5つまで。
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論理的な話し方
•相手が知りたいことを疑問の余地がない状態で伝える。
•5W2H
いつ、どこで、誰が、何を、何のために、どのようにして、いくらで
【五段階情報整理法】
①テーマ
話の主題
②結論
テーマに対する回答
③理由、目的、原因、根拠
結論についてどうしてそうなのか
④背景
結論や理由の5W2H
⑤まとめ
聞いている人と感情の共有を図る。オススメやお誘い、提案。締める。
•聴き手の側に立って疑問を消していく。
•結論と理由、理由と背景を接続詞でつなぐだけで論理的に話せる。
•営業日報、結婚式のスピーチにも使える。
•三分スピーチを目標とせずに、上記の話し方をトレーニング。 -
あがり症に対して、どうすればよいのか。
技術的なことから心理面までカバーしてあり、割と参考になった。
・母音をはっきり話す、口の開き方など
・失敗やミスの受け止め方、心理的にどうすると良いか
ジブンは吃音気味で、更に早口もあったりで
正直、この本だけでは直ったとは言えませんでした。
しかし、この本に書いてある「失敗をどう受け止めるか」といった
心理的な対処法は勉強になりました。
これからも実践していきたいと思ってます。 -
緊張した自分の声を自分で聞くことで
緊張しているという自分の状態を自分がしる
そのことで さらに緊張してしまう
という 流れ
あがりの状態を 声 に注目し
声を切り口とした 話し方の本でした
母音の口の形
母音 子音 をはっきりはなす
アゴをよく動かす
声帯をよく開く そんなトレーニング法がのっていました。