20代に考えるべきこと、すべきこと できる人になるための勉強法・仕事術・キャリアデザイン
- 日本能率協会マネジメントセンター (2009年11月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820717546
作品紹介・あらすじ
20代の過ごし方次第で、仕事が一番楽しいと言えるようになるんです。-会計の専門家ではない著者がベストセラー『財務3表一体理解法』を生んだ勉強法・仕事術・働くことへの考え方。
感想・レビュー・書評
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・仕事の意味を考えるのではなく、まずは与えられた仕事を工夫し楽しむコツをつかむ。そしてその仕事でまずは成果をあげること
・運がいい人とは、周りの人が一緒にいたいと思わせられる人。そのためには、以前話した内容や相手のバックボーンをある程度押さえた上で会話すると良い。また日々の笑顔や気配りは大きく影響するし、誠実さやコツコツ取り組む姿勢もプラスに働く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
めちゃめちゃためになった。
「すぐできる〇〇」とか、色んな人生本を読んできた中で、一番しっくりくる事が書いてある。
というより、現実がきちんと載っていて、現実逃避をしたくて本を読んでいる私を、元の道にビシッと戻してくれる本な気がした。
結局頑張らないとなのね、失敗は逃げちゃダメなのね。分かっていたけど、何となく甘い考えになっちゃう弱い自分だからこそ、とても心にくる。
無事に就職出来たら、もう一度読み返したい本である。 -
本書では,仕事でも人生でも,まずは今ある環境の中で成果を出すことを奨めている。若い世代が夢や目標を持ちにくいこの時代に,著者の意見はとても参考になるのではないだろうか。あまり細かいことを気にするのではなく,自分の仕事や人生に当てはめて考えると刺激をより多くもらえると思う。
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印象に残ったこと
・夢がないことを引け目に思わなくていい。自分が本当にやりたいことに気づいたのは45歳くらい。将来が見えてしまったらつまらない。先が見えないと不安だが、無限に広がる未来はワクワクする。
・魅力ある人とは、目標・信念があり、情熱・判断力・行動力がある人。問題社員は、真面目で言われたことはきっちりやるが自分の役割が見えていない人。
・成果を上げるために必要なのは、先読み力・段取り力・準備力
洞察力は、分析や論理思考だけでは身につかない
膨大な経験の中から大局観を身につけるしかない
本質を掴むには、全体像を身につけること
優しいだけでは尊敬される人にはなれない。自分の信じることを真っ直ぐに主張できる芯の通った人に。
キャリアデザインにこだわりすぎるな。まずは目の前の仕事をこなし、内面を磨け。 -
まず著者は「ひねくれ者」と自らを評しているが、むしろ真面目で典型的な日本人気質を持っていると言える。結局「目の前の仕事に、我を忘れるぐらい必死になって向き合えば、後で悔いが残らない。将来よかったと思える経験を得られる」と言っている。一方で、自分の人生だから、最終的には自分が良いと思ったことをやるのが一番、ただし、後々のキャリアデザインを描いて型にはまった人生を送るより、なるようになれ、と流れに身を任せるのも一つの生き方として正しいのではないかと提案する。
生き方、仕事の仕方に迷っている20代にとっては、本著が何らかの指針を与えてくれるにちがいない。 -
学んだこと
①仕事のための勉強は論理性を高めるために行う
②数学的思考は仕事の力を向上させる。本質を見極め問題の発見力を身に着ける
③一生物の勉強習慣を身に着ける
実践
①仕事を行う前に大枠で見て最終到達点を考える。そこに考え付く限り最も効率の良い手段を用いる。
②もっと効率の良い手段を学んだ場合、すぐに他にも活かせないか、応用できないかを考える。
③毎日必ず決まった時間読書を行う。 -
ビジネス書は合う合わないが顕著だなぁ。
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抽象論が多かった。この種の本は具体的説明が豊富なものが多く、それらに劣る。
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うーん
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おりしも20代最後の日に読了。
目の前にある仕事にがむしゃらにあれ。
そうするところから道は開けてくる。
一冊の本を通した著者のメッセージはこれに尽きるんだろう。
実に日本的な考え方だとは思う。
しかし、キャリアデザイン、自分の得意分野で効率良く勝つ、利益志向‥ スマートな仕事論が語られがちななかで、ある意味シンプルな心構えを思い出さされる。
こういった心構えに普遍的な正解はないのだろう。その意味でも後半の一文には共感する。
ー自分の人生は自分で決めたらいい。人がなんと言おうが最後は自分で決めればいいんだ。正しい人生の送り方などないのだから。