- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820719175
作品紹介・あらすじ
加藤誠は、実家のラーメン店の味を全国に広める夢をもち、大手外食チェーンに入社。全国展開を視野に入れた試験的なアンテナショップとして「激ウマラーメン」を立ち上げ、ライバル・仁木の立ち上げたイタリアンレストランと競うこととなった。そんなところに、公認会計士を目指す幼馴染、小美濃彩乃が押しかけてきて、半ば強引に一緒に暮らすことになる。数字アレルギーの誠は、彩乃の指導のもと、経営に不可欠な決算書を学んでいく。誠と彩乃、二人はそれぞれの夢を叶えることができるだろうか。
感想・レビュー・書評
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内容の是非はともかく「まこニイ」って死ぬほど読みにくいんですよ。
せめて「マコにい」「まこ兄」なら良かったんですけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初心者にはわかりやすい。
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ストーリーのある漫画を通して決算書を学ぶことができる本。主人公が社内の新規事業採用に向けてアンテナショップを立ち上げて、自分のチームだけでなくライバルや仕入れ業者の決算書の分析を通して、事業化に結びつけていく。
# わかったこと
賃借対象表をみて、B/S似顔絵分析法で仕入れ先の経営状況を把握する。
キャッシュフロー計算書と損益計画書は1年の過程を表わす
賃借対象表は1年の結果を表わす
自己資本利益率ROE、総資産利益率ROAは収益性の指標
キャッシュフローは、営業活動、投資活動、財務活動の3種類に分けられる
賃借対照表→どのくらいの規模の会社なのか
損益計算書→どのくらい儲かっているのか
キャッシュフロー計算書→お金の動きはどうなっているのか
# 感じたこと
ストーリーの中で、学ぶとわかりやすい。マンガで学べるのありがたい。もっと真面目に勉強したくなったら、細かいところを調べてみようと思う。 -
決算書の本は時々読むけどなんとなくしか理解できない自分。未だにROEとかROAってどういう計算式で、大きい方がいいんだっけ? 小さいほうがいいんだっけ? となる……。
そんな自分だけど、本書のB/S似顔絵分析はとても分かりやすかった。数値の比率で書かれるよりは、よっぽどか絵として描いたほうが分かりやすいということがよく分かる。これは覚えておきたい。 -
会計初心者を対象にしたこの手の本って、会計知識が無い人が読んでどの程度、決算書への理解が深まるかは謎なんだけど、B/Sを人の顔に見立てるアプローチは斬新だった。まぁ、「あとがき」にあるように、ほぼ「マンガの部分だけ読み通し」たクチだけど。