マンガでやさしくわかるアンガーマネジメント

著者 :
制作 : 葛城 かえで  柾 朱鷺 
  • 日本能率協会マネジメントセンター
3.82
  • (12)
  • (28)
  • (21)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 278
感想 : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820719472

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アンガーマネジメントについての基本的な考え方は知る事が出来たと思います。

    同僚に怒りをコントロール出来ない人がいて、アンガーマネジメントについて学ぼうと思いました。
    参考にできる事は、いくつかあった様に思います。

    私自身は、怒りを上手く人に伝えられないタイプの様で、それは、それで差し障りがあるので、上手く気持ちを伝えられる様にして行きたいと思います。


  •  アンガーマネジメントってなんだろう? と思い、中身を読んでみると「1970年代で開発された、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングのこと」と書かれています。
     今、私は「怒り」という感情に振り回されていて、それに対処するためにはぴったりの本でした。
     漫画も、間に挟まれる解説の文章もわかりやすく、「今すぐには変われないかもだけど、とりあえず実践してみよう!」という気持ちにさせられました。

  • アンガーマネジメントをマンガで理解できる。
    自分の怒りがどこから来るのか?を考えられるようになり、怒りを管理するためのキッカケになった。

  • 進研ゼミの勧誘マンガを思い出しました。
    怒りを全否定するわけではなくコントロールするという発想はなかなかおもしろかったです。(2018年1月31日読了)

  • さらっと基礎を理解しておきたくて、超入門書として読んでみました。
    アンガーマネジメントとは、怒りを我慢することではなく、怒る必要がないものを怒らずに、そして怒る必要があることは適切に怒るためのもの、とのこと。

    怒りが二次感情であり、実は、心配や不安や困惑や悲しみや…といった別の感情が裏側にある。だから、怒りの感情を覚えたとき、なぜ自分がそんな気持ちになったかに思いを巡らせれば、怒る必要があることか見極められし、また、相手に別の表現で伝えることができる。

    自分の「こうあるべき」は他人の「こうあるべき」と違う。「べき」には幅があることを知って、自分が許容できる範囲と、許容できない範囲を決めておけば、怒りの範囲が勝手に広がることを防げる。

    正しく怒るためには、怒っていることを適切に伝えるには、どうしたらよいのか。一時一事。具体的に言うこと。相手を責める言葉ではなく自分がなぜ困っている(悲しい…など)のかを伝えること。

    などなど。

    なんとなく意識していたけれどきちんと整理して理解していたわけではなかったことがあったり、知らなかったことがあったり、たくさんの気づきがありました。自分の心理コントロールを行うためのヒントもいくつか。
    私は日ごろ、我を忘れて怒りの感情を表出させるようなことはまぁないほうだと思うのですが、反面、内心ではそれなりにムッとしてたりするのに、相手にそれを伝えようか悩んでいるうちに結局伝える機会を完全に失い、後になって、“怒ってるよと伝えたらよかったなぁ”とじわじわ後悔することがままあるので、気持ちの伝え方にトレーニングがいることも改めて実感しました。

    しっかりと身につけて、実践し、成果をあげるには、私には時間がかかりそうだけれど、頭の片隅にきちんと入れておいて、日々の暮らしのヒントにしていこうと思いました。

  • ・マンガ形式でわかりやすいです。
    ・具体的なアクションも提示されているため、行動に移しやすいです。
    ・マンガのストーリーもわかりやすいです。
    ・総じて良い本だと思います。

  • 漫画がしっかりと内容を含んでいて相乗効果もありますし、とてもわかりやすかったです。
    アンガーマネジメント系は取り組んでいても自分の現状次第で、読めば読むほど学びがあると感じます。

  • 努力して接するものの、職場で意思疎通が困難なベテラン社員とのコミュニケーションに悩み、問題の背景に自分の相手に対する怒りがベースにあるのではないかと考えた。そこで相手のとの関係改善を目的に、自分の改革を期待してアンガーマネジメントを学ぶことにした。

  • 「マンガで~」なので稚拙な内容かと思いつつ、複数読んだアンガーマネジメント本のなかで一番分かりやすい(どの本も日本アンガーマネジメント協会監修で内容はほぼ一緒という罠はあるものの・・・)。マンガより活字のほうが多いのと主人公の女性はこんなにすぐアンガーマネジメントが習得できるはずはないという指摘はご法度。

    本書はマンガだから解り易いというより、それがどういうシチュエーションで活躍するのか怒りの感情と抑制の手法がイメージしやすいという点に特徴がある。入門と基礎用には本書でよい気がする。

  • 今週末アンガーマネジメント講習会を受けるので読んでみました。講習会楽しみです。

全32件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

アドット・コミュニケーション株式会社代表取締役。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事。
立教大学卒業後、大手企業勤務を経て研修講師に。銀行・生保・製薬・通信・総合商社などの大手民間企業や官公庁で「伝わるコミュニケーション」をテーマに研修や講演を実施。対象は新入社員から管理職、役員まで幅広い。研修講師歴30年。「アンガーマネジメント」や「アサーティブコミュニケーション」「アドラー心理学」をベースとした「言葉がけ」に特化するコミュニケーション指導に定評があり、これまでのべ指導数は22万人に及ぶ。
主な著書に『アンガーマネジメント』『怒りの扱い方大全』(日本経済新聞出版)『アンガーマネジメント 怒らない伝え方』(かんき出版)『働く女の品格』(毎日新聞出版)など多数。

「2023年 『怒らない100の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

戸田久実の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×