東大生の本棚 「読解力」と「思考力」を鍛える本の読み方・選び方

著者 :
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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本棚登録 : 174
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820731597

作品紹介・あらすじ

「読書」と「頭の良さ」には関連性がありそうだ――と多くの方が思っているかと思いますが、実際に頭のいい人は、どんな本を、どのような方法で読んできたのかは興味があることです。
そこで本書では、「頭のいい人」の代表とも言える「東大生」が一体どんな本を、どのように読んできたのかを、東大生100名に対する調査を元に明らかにします。
著者は、現役東大生であり東大で44年続く書評誌「ひろば」編集長。東大でも有数の本好きと言える著者が紐解く、東大生の「読解力」と「思考力」を育てた本の読み方・選び方。

感想・レビュー・書評

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  • 心を動かされる本と出会いが、読書好きへの第一歩。

  • 本の内容ではなく本そのものに向き合う上で色々納得することが多かった。この本を読んだことでまた本との向き合い方が変わりそうだ。

  • オススメの本で、ライトノベルやらマンガやらが結構出てくるのが意外だった。たしかにマスターキートンやら三月のライオンは名作だとは思うけど

  • 著者は本の紹介文を書くのが上手い。少なくとも何冊かは購入して読もうという気にさせられる。

    それよりも重要なのは、著者には「本」に対する偏見が一切無いこと。所謂“読書”というと、とかく堅い本を想定しがち(文学で言えば純文学)だが、本書ではライトノベルや漫画も紹介されている。しかも、古典の重要さについてもきちんと触れている。

    前半の実践法については特に目新しいものでなく、実践している人も多い(特に研究者、教師、評論家、ジャーナリストといった職業の人)だろうが、ジャンルに対する偏見を持たず良い本を紹介するという視点は大切だと思う。

  • 現役東大生のブックガイド的な本。
    純粋にどんな本を読んているんだろうという興味から手に取った。
    読み聞かせ…絵本しかしてなかったなあ。もうやり直せない。もし将来孫ができたときにしてみるか(笑)
    Part2で紹介された本をいくつかは読んてみようと思う。自分だけで本を選んでいるとどうしても偏りがちになるので読書の幅を広げるのに参考になる。結構自分も読んでよかった本もあって、嬉しかった。
    印象に残った言葉「既知と未知との往還」

  • 歴代東大合格者ゼロの無名校でビリ、その後2浪して東大合格をつかんだという、現役東大生の著者。
    2浪の崖っぷちを救ったのは、読解力と思考力を鍛えたからだったという。

    東大こと東京大学では、授業で本の感想をディスカッションしたり、授業以外でも、本の内容について話題になることもしばしば。
    そのためには、課題として出される本はもちろん、みんなが読んでいる本、その分野の他の本も多読する生徒も多い。

    もちろん、本は全く読まないという生徒もいるようだが、これまでに印象に残った本というのはあって、インタビューすると誰もが楽しそうに本について語る。読書を楽しんでいるように感じる。

    この『東大生の本棚』では、小学生、中学生、高校生と年代に分けて、おすすめの本が紹介されていて、マンガやライトノベル、小説や参考書等もあり、ジャンルは多岐にわたっている。

    紹介されてある本の中には、読んだことのある本も含まれていたけど、読んでみたいと思うような解説つきで、実際に何冊か注文し、積ん読が増えた。

    一冊を通して繰り返してある読み方や本の選び方は、多くの登場人物の視点にたって読むこと、また、立場によって違う考え方が表現されている本を選ぶこと。

    単純に善と悪ではなく、悪と悪であってもどちらにも言い分があったり、善と善でもお互いには否定しあっていたり、自分の知らない分野、思考力を広げてくれそうな分野に挑戦するのとを勧めている。

    実際、本を読むと、自分では体験することもないようなことを疑似体験したり、先人の知識を吸収したり、小説の異空間を漂ったりと、人一人の人生では味わうことのできない経験と思いを巡らすことができる。本を読むことで、頭が良くなるということではなく、自分の世界が広がり、語彙が増え、言葉での表現力が増し、人の気持ちを察する感覚が育ち、人間として分厚くしてくれる。その根底には、読書を楽しむという娯楽要素があるのは言うまでもない。

  • 偏差値35で2浪しながら読書法を改良して、見事東大に合格した著者が書いた、東大生にインタビューした推薦本集。

    内容は東大生が幼少期を含めて読んでいた本の紹介。気になった部分として
    ・多読派もいれば、少ない本を細かく読んで、その分野に詳しくなるパターンもあるとのこと。
    ・東大入試は教科書の内容から出題されるため、受験者は教科書を何度も読み込むと同時に、なぜこの現象が発生しているかを考え抜く力を求められているとのこと。

    個人的には
    ・同じテーマをまとめて読み、そのテーマに対して深く疑問を持ちつつ、自分の仮説をアップデートしていくことを感じた
    ・推薦本については、参考までに見る程度にとどめておく

  • 少子化と言われて久しい日本において、それでも東大に行ける人は一握り。とんでもない秀才である彼らが読んでいる本は、東大に行けない人には読むことすら難しい難解なものに違いない。これが一般的な外部の人間のイメージであろうか。もしくは、東大生と同じものを読めば、自分も東大生みたいに頭がよくなるかもと期待を込めて本書を手に取る人もいると思う。本書は、その期待をある意味裏切ってくれる。東大生だからといって、特別な本は何も読んではいない。一般的に読まれている本と何も変わらないが、その読み方に東大生ならではの特性が垣間見える。そして何より大切なのは本を楽しむことであると締めくくる。自身の読書の仕方を見直すいいきっかけになると思う。

  • アンケート 3159.pdf
    本・マンガを読むときの視点:複数の立場・物の見方に立って
    読んだら感想をいいあう。
    繰り返し読みで文章のリズムを身につける。パラパラ、じっくり、全体と部分
    本の穴を埋める。「言語科学の世界へ」
    800字の書評:何がおもしろかったのか、どういう点でおススメなのか、何を伝え
    たいのか、何を得たのか
    ディスカッションするために読む
    (東大生100人が選んだブックガイド)

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著者プロフィール

西岡 壱誠(ニシオカ イッセイ)
現役東大生
1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「思考法」「読書術」「作文術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。
そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、在学中の2020年に株式会社カルペ・ディエム(https://carpe-di-em.jp/)を設立、代表に就任。全国6つの高校で「リアルドラゴン桜プロジェクト」を実施、高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。静岡県沼津市の誠恵高校では理事長付学習特別顧問を務める。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約7000人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。
著書『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計30万部のベストセラーになった。

「2020年 『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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