東大生の本棚 「読解力」と「思考力」を鍛える本の読み方・選び方
- 日本能率協会マネジメントセンター (2018年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820731597
作品紹介・あらすじ
「読書」と「頭の良さ」には関連性がありそうだ――と多くの方が思っているかと思いますが、実際に頭のいい人は、どんな本を、どのような方法で読んできたのかは興味があることです。
そこで本書では、「頭のいい人」の代表とも言える「東大生」が一体どんな本を、どのように読んできたのかを、東大生100名に対する調査を元に明らかにします。
著者は、現役東大生であり東大で44年続く書評誌「ひろば」編集長。東大でも有数の本好きと言える著者が紐解く、東大生の「読解力」と「思考力」を育てた本の読み方・選び方。
感想・レビュー・書評
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固い本ばかり読んでいるイメージが覆った。
頭の基礎能力が高いので漫画などのジャンルを問わずキチンと内容を捉えられている為ジャンルに固執する必要がないのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
T図書館
おすすめ本がたくさん紹介されていた -
教科書はボロボロになるまで読む。
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後半は本の紹介
漫画を読むことも読解力向上につながっていた
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「得るものがあった本」という視点で、まだあったことのない本を知りたかったので読了。
漫画やラノベも紹介に含まれているので、興味をそそられた本はいくつか読んでみたいなと思います! -
東大生の筆者が東大生仲間に聞きながら影響を受けた本たちを紹介。
気になったもの
・キップをなくして 池澤夏樹
・地方消滅 増田寛也
・キノの旅 時雨沢恵一
・青い鳥 重松清
・魔王 伊坂幸太郎
・壊れかた指南 筒井康隆
・ニッケルオデオン 道満晴明
・暁の円卓 ラルフ・イーザウ
・ジェノサイド 高野和明
・ライトマイファイア 伊東潤
・先生はえらい 内田樹
・知性の磨きかた 林望
・ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書
・世界史で学べ! 地政学 茂木誠
・めがかボックス 西尾維新 暁月あきら
・白 原研哉
・木を見る西洋人 森を見る東洋人 リチャード・E・ニスベット
・ファインマン物理学
・荒巻の新世界史の見取り図
・はやげん 花園あずき
・やがて君になる 仲谷鳰
・春の呪い 小西明日翔
・エルサレムのアイヒマン ハンナアーレント
・読まずに死ねない哲学名著50冊 平原卓
・ハーモニー 伊藤計劃
・新・所得倍増論 デービッド・アトキンソン
・HELLSING 平野耕太
・寝ながら学べる構造主義 内田樹
・経済学の95%はただの常識にすぎない ハジュン・チャン -
一般的な内容程度。
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☆2.0
「東大生」につられてしまいました! 内容としては読書論とブックガイドが半々。いずれにせよ目新しいものは少なく、気づきや発見を期待するとやや物足りないかなと思います。しかし平坦な文章や重要な箇所に線を引いてくれる親切さは魅力的でしたし、文章に嫌味がないので素直に実践してみようという気にさせられました。初めて読書論やブックガイドを手に取る方、活字に触れたいけど負荷が高いものは嫌だな〜という方におすすめ。
目新しいものはないと言いましたが実践してこなかった私、ダメ。作者さん、すごい。 -
どのように読めばもっと本に興味を持ち多くの得られるのか、複数の視点に立って読むことの大切を認識しました。
今後、本を読むときは、色々な視点にたって能動的に読むように意識したい。