リーダーシップに出会う瞬間 成人発達理論による自己成長のプロセス

著者 :
制作 : 加藤 洋平 
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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本棚登録 : 104
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820731634

作品紹介・あらすじ

■成人発達理論をもとに、潜在的なリーダーシップを開発するための本
女性リーダーに抜擢された30歳の女性社員が主人公。メンターの先輩女性や思慮深い相談相手の同僚、上司らに支えられながら、自分の信念に立って自分らしいリーダーシップとは何かに気づき、人間性豊かに成長するプロセスが、誰もがどこかで経験する、共感的なストーリーでわかります。成長のプロセスは、ハーバード大学教育大学院などで研究が進む「成人発達理論」をベースにしています。

感想・レビュー・書評

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  • ピンクの表紙じゃない方が良いのではないかと思うくらい、男女にかかわらず、リーダーシップへの発育段階をストーリー仕立てで分かりやすく描かれている良書。ストーリーも面白くひきこまれているうちにリーダーの発達段階がしみ込んでくる。

    まさに自分に当てはまる発達段階が随所に記述されており非常に参考になった。もやもやとどのようにチームを運営していくかに悩んでいる際にこの本に出合い少し開けてきた。

    リーダーの発達の各段階でどのような現象が見られ、どのように対処していき、そして次の段階としてどのような発達をしていくのか、過去現在未来の流れで理解できる。

  • ある女性社員が、リーダーとして成長していく過程を、物語で示すと同時に、成長に関しての理論的な補足説明を、成人発達理論に基づき行っている。
    主人公の青木美智子さんと、同じ悩みを抱えた経験のないマネジャーはいないと思う。そういう意味で、感情移入しながら読める。
    理論の部分は、なるほどね、という説明。
    もう少し詳しく説明しないと説明したことにならない気がするが、でも、ページ数をとって詳しく説明すると、物語のテンポが落ちる。
    中途半端な感じ。

  • リーダーシップに出会う瞬間

    「リーダーシップ」と聞いてもピンとこなかったが、この本で1つの型を知ることができた。
    本書ではリーダーシップを「影響力」と定義している。
    なにかdoしなくとも、そこに存在beするだけでもリーダーシップは発揮されているのだ。
    情景が思い浮かぶ瞬間が多々あり、自分事として自身の行動を見つめ直すことが出来る素晴らしい本。

    ■論点
    自分自身のコアな願いから生きて、周りに影響力を振りまく「コアリーダー」として、豊かな人生を歩みきっかけを作る。
    ■答え
    成人意識を発達させ、コアリーダーになる。さらに、超コアリーダーを目指す。
    ■根拠
    近年高付加価値の創出が求められており、「自己一致したリーダーシップ」により、多様性のある人材からアイディアを募る心理的安全性の高い場を作ることが必要になった。

    ■答え(How)
    以下のステップで成長する。
    (前提:リーダーシップとは影響力)
    ・エゴリーダー
    ・八方美人
    ・コアリーダー
    ・超コアリーダー

    ■根拠(具体策)
    【エゴリーダー】
    ・正義のラッピングに気を付ける
    ・不必要な人などいない前提を置く
    【八方美人】
    ・解釈の「1人ドラマ」にはまらない(事実と解釈を分ける。思い切って確認する。)
    ・自分の行動の起点が「願いからか」「保身からか」を気づいておくこと
    ・遠慮は社会の迷惑であると認識すること
    【コアリーダー】
    ・「自己の虚構性の自覚」と「全体としての自己の受容」を意識する。(色んな自分がいる。多重人格であっても良い)

  • #Voicy の#グロービス のチャンネルで紹介されており、「八方美人リーダーって自分じゃん!」と思って即Amazonでポチッとしました。

    自分さえ我慢すれば良いという自己犠牲の根っこは保身。人から嫌われたり、孤立したりすることが怖い。全く図星でドキッとした。
    ここから脱するには、自分の勝手な解釈と事実をしっかり分けて認識すること、自分の言動の起点が保身=エゴからなのか、真摯な願いからなのか、自分で気付いておくこと。

    指摘されているように、人に気を遣いすぎて、自分が本当は何を望んでいるのかすっかり分からなくなっている。

    そして、保身ではない起点からの情熱があるなら、不完全でも遠慮せずにその場で出す。
    損してもいい、嫌われてもいい、無価値でいい。。

    小説の形を取っている本書で序盤、主人公の青木さんにすっかり自分を重ねていたが、あっという間にコアリーダーに成長しちゃった…自分も頑張ろう。。

    #成人発達理論

  • ストーリー仕立てで現代に必要なリーダーシップとは何かを教えてくれる良書。
    物語になっているので、自分が実際に体験しているかのような気持ちになり、感動的な体験ができたように感じた。

  • なにやら難しいタイトルではありますが、ストーリー仕立てになっており、素人にも理解しやすい一冊に仕上がっていると思います。リーダーシップに悩める人に捧げる一冊、といえる内容だと思います。

    本書ではリーダーシップを「在り方」「コアリーダー」といったキーワードで説明していて、どちらかというとビジネススキルとしてのリーダーシップというよりも、(タイトルとおり)一人の人間としての成長過程とそのなかで表出するリーダーシップにフォーカスしています。

    主人公の青木さんが上長の課長から係長への昇格を打診され、悩み、葛藤し、またあるときは恐れを抱き、という過程を通して「成長」を描いていて、理論そのものは言葉にすると難解なのですが、ストーリーがあるおかげで非常に理解が促進される構成です。ストーリーと解説の分量のバランスもとても良いと思います。

    登場する人びともみなさんそれぞれ個性的で、特に小林さんは(紆余曲折ありますが)読み進めるうちに大変愛おしいキャラクタであると感じるようになりました。

    物語に登場する青木さんは比較的恵まれた環境にあるように思いますが、現実には会社で昇進するなかで、仕事のやり方や価値観を転換する必要があるにも関わらず、そうしたことを誰からも教わらずにいるケースって結構あるのではないかと思うのです。そんな方へオススメの一冊といってよいでしょう。勿論、リーダーシップにはもっと多面的なものがあるはずで、例えばマネジメントスキリであったり、担当ビジネス領域に関する知見であったりと様々ですが、本作は何よりもその根幹をなす人間としてどうあるべきかを解説した内容ですので、業種業界を問わず幅広い方々に読んでいただけるのではないかと思います。

  • 自分がどのようなステータスで、状況に応じてそのステータスが変化していること、組織において構成要因に不要な人員はいないことを学んだ。常に、シチュエーションで変化しない自分を意識する必要性を感じた。

  • 正しいリーダーではなく、コアリーダー
    物語調で読みやすいが、ためになるキーワード満載で良著でした

  • リーダーシップとは何か。ビジネス小説の形で成人発達理論をわかりやすく学べた。自分の影響力の起点を意識する、事実と解釈を混同しない、など実践したい。夫婦のあり方についても考えさせてくれた。

  • リーダーになっていく成長過程の葛藤や、リーダーとしてもがいている先輩の気づきがとても参考になった。
    リーダーになってもらいたい社員のこの先のシミュレーションになった。

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著者プロフィール

株式会社Corelead代表取締役、有冬C&C コンサルティング 代表。名古屋市立大学大学院修了。
メーカーにて総合職を3年間経験後、外資系人材派遣会社へ転職。飛び込み営業での新規開拓および深耕開拓営業を担当。入社3年目で全社営業マン800人中2位の成績を納めトップセールスとなる。
その後、150名をマネジメントする経験を得て、豊かな働き方や生き方を実現するためには、自律的なキャリア意識の確立とコミュニケーション能力が必須と痛感。2002年「私を生きる あなたと生きる」を活動理念に、シーズ・キャリアリサーチ(現有冬C&Cコンサルティング)を立ち上げ、独立。企業・地方自治体にて研修講師活動やセミナー企画主催を展開する傍ら、プロジェクトのチームのリーダーとして複数の若手講師の育成、マネジメントを行いリーダーシップの経験を積む。
2017年、自らのコアな願い(理念・志)から周りに影響力を発揮する、戦わないのに無敵のリーダーシップ「コアリーダー」育成の株式会社Corelead(コアリード)を立ち上げる。

「2019年 『リーダーシップに出会う瞬間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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