改訂版 ワークライフバランス -考え方と導入法-

著者 :
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820746362

作品紹介・あらすじ

800社へのコンサル経験をもとに、「働き方を変えて強い組織を作る」ための「変革の8ステップ」を解説。導入の現場で"使える"ツールとノウハウを紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 景気の回復や少子化の流れを背景に、将来の人手不足を見据えて戦略的に仕事と育児の両立支援を考える企業が出始めた ワークライフバランス 仕事以外の場を大切にすることによって、仕事も短時間で成果を上げる メリット 優秀な人材の確保 女性社員の定着 企業イメージの向上 

  • ワークライフバランス(著者の立場ではワークライフハーモニーと呼ぶのがふさわしい)の基礎概念を整理した上、これが企業の経営戦略であるゆえんを展開し、取組例のケーススタディと、具体的な導入方法などを平易に説く概説書。好著です。

  • もう少し早いタイミングで手に取りたかったです。
    企業の事例、海外の話は少しじっくりと読みました。

  • 著者は(株)ワークライフバランスの小室社長。


    ワークライフバランスとは、
    仕事と私生活のバランスを取るんだけども、決して『一方を優先すれば他方がないがしろになる』ということではなく、仕事以外の場を大切にすることで、仕事も効率よく成果を上げれるようになること。

    だって。

    ふーん。


    1+1が3になる、相乗効果を及ぼし合う、そんなバランス。


    理想的。だよ。


    実際、たまにだけどそんな人見る。
    たまーにね。


    で、そういう生き方働き方を会社として推進する、そんな仕組みをつくりましょう!

    コンサルしまっせっていうのが著者の経営する組織なんだと思います。


    昔は違ったんだろうが、今はわりと広まってる印象です。


    ただ機能してるのか?っていうとねー。

    著者もワークライフバランスを推進しつつ、従業員の評価と教育もしっかりしていくことが課題っていうけど、その通りだよね。

    うちの会社も制度的には充実してると思うし。

    ただそれを活用する自信?能力?は今の僕にはない。


    ニワトリ卵だが、仕事の効率化が先なのか、私生活の充実が先なのか。。

    私は仕事の効率化(その為のパワーアップ)が先だと思う。

    私の固定観念だが、
    まずは給料に見合う分はしっかり働け。
    それ以上のことは各自の目的に合わせて好きに生きろよ。
    それ(給料に見合う働き)ができないのに権利を主張するな、主張したいなら主張出来るとこで働けよ。
    そんなとこだと思う。


    あと、次世代法の認定企業(詳細はよく知らんがワークライフバランス重視してますっていう認定)の代表例が、野村證券や住信、富士通ってホントか??




    なんだか想いのみの所感文になってしまった。

    本の中身的には、何か浅いっていうか、これで2500円はないだろー、って思います。


    そんなとこ。

  • 実際に、企業のワークライフバランス(WLB)推進を使命として任されている、あるいは課題として社内にブチ上げたい人が持つガイド。

    WLBを取り巻く制度等の背景、先進各社の導入事例、導入に向けての実務的なステップ、各種制度の解説、WLBに関連する統計データの5段構え。

    なかなかの情報量であり、企業のWLB向上をミッションとしている人向けに書かれているので、想定読者には非常に参考になる内容になっていると思われる。

    なお、当方はそのような想定読者ではないので、いったん中立の★3つとするが、WLB向上に向けて、多様な取り組みがありうること、制度構築云々より何よりまず社内の風土改革が必要(制度も風土改革のためのトリガーにすぎないかもしれない)ということを学べたのが有意義だった。

  • ・ワークライフバランスとはどちらかを優先するものではなく、ライフの充実によるワークへの好影響を目指す
    ・日本の生産性は先進国の中でも低い
    ・各企業の取組が掲載されている。

  • わかりよかったので満足だが、導入対象企業が割と「大企業」の印象。中小企業を対象としていくとまた色々と違ってくるのでは。来年から本格的にこういうのを勉強せねば。

  • 働き方見直しプロジェクトに際し、朝メール(その日の15分刻みのスケジュール報告)をするのは、とてもいいことだと思う。ただし皆の同意を求めるのはとても大変。トップがきちっとした意識を持って指示しなければならない。
    残業はしない、各業務の優先順位をつける、19時までの退社を徹底、等々、実際の企業が実践しているので、中小企業にも可能なのでは?

  • ホントに上手くまとめられてると思います。
    要はこれに沿ってちゃんと実行できるかどうか。

  • 子育て&介護。

    残業を減らす。生産性向上。

    ト、2010.4.23-4.26

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著者プロフィール

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。公立学校250校、民間企業2000社、7省庁の働き方改革コンサルティング実績を持つ。文部科学省「中央教育審議会」委員、「産業競争力会議」民間議員など複数の公務を歴任。2児の母。『男性の育休』(天野妙氏との共著、PHP新書)など著書多数。

「2023年 『先生がいなくなる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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