小説電通

著者 :
  • ぶんか社
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本棚登録 : 57
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784821108374

感想・レビュー・書評

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  •  
    ── 大下 英治《小説電通 20030610 ぶんか社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4821108372
     
    ── 松本 清張《渦 1977 19791101 新潮文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000J8CNIK
     
    (20240308)

  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • 著者お得意の小説の名を借りた実録。国内弁慶のマンモス企業は、国策会社として発足し、もはや同業他社を寄せ付けない。社員は能力で採るか、コネで採るか。有能組は将来の幹部をめざし業績を残すとして、これでもかと言わんばかりの各界著名人の縁故組を抱えることで、どこへでも営業に入り込める。同業他社が業績を伸ばしてくるなら、マッチ・ポンプで利益を剥奪する。ここまで広告業界が電通一辺倒となれば、もはや誰も逆らえない。テレビ局も言いなりで、まるでジャニーズの圧力を彷彿とする。しかし、年賀会の招待客数4,361人って・・・

  • 日本で比較広告、挑戦広告がタブーなのは電通が支配しているから。つまり電通で同じ業界の企業を担当しているから。
    電通が地方紙の広告の50%を握っている。地方紙は電通のナショナル広告がないと成り立たない。

  • 電通と言うのはすごい会社だなあと、いまさらながら感じました。

  • 昭和のリーマン。

  • 現実と虚構の境界世界で80年代初頭...取扱高世界一、国内シェア25%を誇る“ガリバー企業”で何かが起こった。

  • 26冊目。

  • あくまでも小説の世界の「電通」を題材にしたもの。広告業界の裏側を側面から掘り下げて描いた「小説電通」。実際存在する企業名政治家財界人まんま
    出てくるし、一字変換して登場する企業もあり。実名の企業と当て字の企業との差が何でなのかは、わたしの薄いお脳では情報不足と理解力不足で不明なのだ。小説ではあるけれども、大広告業の仕事の内容なんかが分かって興味深いものであった。

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著者プロフィール

1944 年6月7日、広島県に生まれる。1968 年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970 年、『週刊文春』の記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊『文藝春秋』に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983 年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。
著書は、「十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊」「美空ひばり・時代を歌う」(以上、新潮社)、「闘争! 角栄学校」(講談社)、「トップ屋魂 首輪のない猟犬」(イースト・プレス)など400 冊以上にのぼる。
近著に、「田中角栄秘録」「官房長官秘録」「小泉純一郎・進次郎秘録」「清和会秘録」(イースト・プレス)、「映画女優 吉永小百合」(朝日新聞出版)など。

「2016年 『田中角栄の酒 「喜びの酒」「悲しみの酒」「怒りの酒」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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