お嬢様の禁断寄り道ごはん (ぶんか社C)

  • ぶんか社 (2022年6月14日発売)
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本棚登録 : 39
感想 : 2
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  • 本 ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784821129799

作品紹介・あらすじ

佐治優基(さじゆうき)は日本でも指折りの財閥家ご令嬢。
親に金持ち校に放り込まれてしまった元不良の橋杉亜生(はしすぎあい)は、同級生の優基が街角で困っているところに居合わせ、腹ペコの彼女に牛丼を奢ることに。
すると、初めて食べる庶民の美味に開眼させてしまい……。
深窓のお嬢様が出会う庶民の美味♪

感想・レビュー・書評

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  • この方の描く食べる絵は、食欲を沸き立たせます。学校帰りに寄り道して買い食いしていたのが懐かしい…。2巻は出す予定らしいので、いつでも予約できるように準備しておきます!

  • 結論から言うと、何が何でも、(2)が世に出て欲しいッッ
    これは、冗談抜きで、好い食漫画だ。なのに、(2)を出さないなんて、もったいないですよ、『ごはん日和』編集部さん!!
    ちょっと不良の男子と育ちのいいお嬢様が、帰宅路にある、庶民向けの飲食店で舌鼓を打つ、その設定が実にグッと来る。
    これに、アオハル感が強めなラブコメがたっぷりと絡んできたら、そりゃ、もう、漫画読みとしちゃ、たまりませんって!!
    お嬢様として生きていたら、絶対に知る事のなかった、美味しいものに驚き、歓び、興奮しているヒロイン・優基ちゃんの表情やリアクションが、もう、可愛さしかないッッ
    それに、ドキッとさせられ、確実に惹かれていく亜生の青さもこれまた、ニマニマさせてくれる。
    ぶっちゃけた話、画力はそこまで高くない。ただ、岡野先生は、読み手に、「美味しそう」と思わせる描き方を把握しているな、と感じた。
    あくまで、私個人の感覚だが、こもとも子先生の『ごほうびごはん』が琴線に触れる漫画読みは、確実に、この『お嬢様の禁断寄り道ごはん』も好みに合うはずだ。
    優基ちゃんに食べて欲しい、庶民系グルメは、まだまだ、いっぱいあるのだから、ほんと、(2)・・・いや、それこそ、最低でも、(5)くらいは出て貰いたい。可能なら、ドラマ化して欲しい。
    次巻が出るのであれば、優基ちゃんに背徳的な美味を教えられてしまった椀亀ちゃんの出番が増えて欲しいトコ。我儘が許されるなら、亜生の友人と、恋物語に発展してもらいてぇ。

    この台詞を引用に選んだのは、ママさん、怖ッッ、とビビってしまったので。
    亜生がツッパリながらも、ろくでなしになってないのは、何だかんだで、このお母さんの存在も大きいんだろうな。
    優基ちゃんが、この人を「お義母様」と呼ぶ日も、そう遠くはあるまい。
    ただ、この怖さを優基ちゃんまで備えてしまったら、亜生の心労は嵩みそうだなぁ。
    「亜生ちゃん、お部屋にお通しするのは許します・・・が!! もし、何かあれば、母は家宝の真剣「矢的丸」を解放しますからね・・・」(by亜生の母)

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著者プロフィール

5月22日生まれ。岩手県出身。マイバニアはショコラウサギのみもざとほしぞらネコのななこ。作品に『着物ちゃんとロリータちゃん』『ロリータ飯』などがある。

「2023年 『ギャルがシルバニアファミリーを溺愛したら。#ギャルバニア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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