親の介護、はじまりました。(下)

  • ぶんか社 (2016年7月15日発売)
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本棚登録 : 18
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784821144419

作品紹介・あらすじ

歩けなくても、ボケてしまっても母は「本気」で生きている-。車イスの使えない家、デイ・ショートサービスの利用、妄想して荒ぶる母…在宅介護を通して、親の幸せと後悔しない最期を考え「介護は誰のためにあるのか」を問いかけるコミックエッセイ・下巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 目を逸らすことが出来ない介護の体験をシビア且つユーモラスに描く。とにかく父親の「悪役」の存在感が際立つ。妻が要介護となり、子供の世話にならざるを得なくなった状況下で、やりたい事、やりたくない事を横暴に突き通す姿は、読む人に忌々しさを与えるのと同時に、高齢者もフラットな一人の人間である事を示してもいる。世の中には色んな人がいて、高齢化社会と介護が当たり前になっていくほどに、そこでの人間関係も多様化し、世話される側が弱者という定型も薄まっていくのだろう。もっとも、この迷惑な父親の配役で物語にアクセントがつける役割もあったとは思うが。介護にまつわる心の機微や、介護スタッフの立場にも目が行き届いており、特に中高年に差し掛かる人にお薦めな漫画。

  • 最後のページにある、親の介護って、誰のためって、自分のためにしているのかもしれない。後悔しないようにー
    悔いなく親と別れられるようにーというところが心に響きました。

  • 介護は1人で抱え込んじゃいけない。家族、周りの人、プロの人、みんなで協力して取り組むと楽しくなる。

  • ボケて怒りっぽくなり、あちこちケンカをふっかけるようになったお母さん。
    そんなお母さんを見てショックを受けるカヨさんですが、夫のアキオさんはこう言います。
    「昔のお母さんもいいけど オレは今のお母さんも好きだぜ」
    「なんか力の限り本気で生きてるって感じじゃんか」

    こんなこと言ってくれるダンナさん、最高ですね。

    あと、在宅で母親を看取った友人の言ったセリフ。
    「母親とハグなんて照れくさいだろうけど ぜったいしたほうがいいよ」
    「お母さんのためじゃなく 自分のために」

    宝石のようなセリフが散らばっています。
    私も近いうちに母を介護する立場になります。
    これらの言葉をずっと覚えておきたいと思いました。

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