風立ちぬ (ぶんか社文庫)

著者 :
  • ぶんか社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784821152810

感想・レビュー・書評

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  • NHKのテレビ番組のJブンガクを見ています。
    2010年の7月に 風立ちぬを紹介していたので読み直しました。

    あなたはいつか私にこう仰ったでしょう ー 私たちのいまの生活,ずっとあとになって思い出したらどんあに美しいだろうって,,,

    というくだりを

    You said to me once, remember? - how someday, far in the future, our life here would seem so very beautiful.

    と訳していました。

    へー,そういう意味なんだと
    風立ちぬ の中身と英語の勉強になりました。

    英語にしてみると風立ちぬ の良さと日本語の良さを再認識できることが分かりました

  • 2013年8月

  • 「風立ちぬ」って聞いたことあるけど読んだことなくて、本屋さんで目に留まったので購入。主人公の心情の描写が多く、国語の教科書にでてきそうだなぁと思った。全体にさびしげな雰囲気。

  • 所沢、長野などを舞台とした作品です。

  • 「結核」や「サナトリウム」というものは、私の年代だとイメージしづらいのかもしれない。

  • AKB48メンバー表紙ということで、
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著者プロフィール

東京生まれ。第一高等学校時代、生涯親交の深かった神西清(ロシア文学者・小説家)と出会う。このころ、ツルゲーネフやハウプトマンの小説や戯曲、ショーペンハウアー、ニーチェなどの哲学書に接する。1923年、19歳のころに荻原朔太郎『青猫』を耽読し、大きな影響を受ける。同時期に室生犀星を知り、犀星の紹介で師・芥川龍之介と出会う。以後、軽井沢にいた芥川を訪ね、芥川の死後も度々軽井沢へ赴く。
1925年、東京帝国大学へ入学。田端にいた萩原朔太郎を訪問。翌年に中野重治、窪川鶴次郎らと雑誌『驢馬』を創刊。同誌に堀はアポリネールやコクトーの詩を訳して掲載し、自作の小品を発表。1927年に芥川が自殺し、翌年には自身も肋膜炎を患い、生死の境をさまよう。1930年、最初の作品集『不器用な天使』を改造社より刊行。同年「聖家族」を「改造」に発表。その後は病を患い入院と静養をくり返しながらも、「美しい村」「風立ちぬ」「菜穂子」と数々の名作をうみだす。その間、詩人・立原道造との出会い、また加藤多恵との結婚があった。1940年、前年に死去した立原が戯れに編んだ『堀辰雄詩集』を山本書店よりそのまま刊行し、墓前に捧げる。1953年、春先より喀血が続き、5月28日逝去。

「2022年 『木の十字架』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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