ゾンビ屋れい子 1 百合川サキ 編 (ホラーMコミック文庫)

著者 :
  • ぶんか社
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本棚登録 : 216
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784821182343

感想・レビュー・書評

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  • グロさがどうとかではなく、なんかもう色々突き抜けてるホラー漫画(と言っていいのかどうか)
    死体から蛆は沸くわ、殺人鬼は内臓喰うわで、スプラッタ描写が本当に少女漫画かと疑うほど激しいものの、「とるこ日記」で松原真琴が「ものすごく笑えます」と紹介している通り、ものすごく笑えます。

    この漫画のすごいところは、主要人物だろうがなんだろうがバッタバタ死んでいくところなんだけど(何しろ一度は主人公さえ死んだ)、問題はその死に方!
    前半の「姫園リルカ編」あたりが特にそうなんだけど、名誉の戦死とか理由のある死とか敵と刺し違えるとか、主要人物の死に際がカッコよく描かれるということがほとんどない。「えっこれ絶対実は生きてたっていうオチでしょ?」「敵の技で幻覚見てんじゃないの?」って聞きたくなるぐらいあっけなく死んでしまう。
    「仲間を殺せば妹を助けてやる」と言われて仲間を殺しちゃった上に、妹も自分も殺されたりとか。友達が人質に取られるんだけど、被害を最小限に食い止めるために無視して攻撃して、ほんとに人質殺されちゃったり。爆風で吹っ飛ばされて木の枝が刺さって死んだり。無駄死に、と言ってしまってもいいぐらい、敵になんの打撃も与えず死ぬ場合もある。
    はっきり言って理不尽。救いもなし。でも、戦争って本当はそういうもだよね…なんてことを思ったりもする。現実には全員が英雄として死ぬことの方が不自然じゃない?

    ほとんどのキャラが出てきた瞬間死んで行くこの作品の中で、最初から最後まで出ずっぱりなのが、世間的に最悪の殺人鬼だった百合川サキと、世間には知られてなかったけど最悪の殺人鬼だった姫園リルカの二人。二人しかいないってのもすごいけどな…。
    最終話でリルカが地獄の女王になっていた様子は、「るろうに剣心」の志々雄を思い出させる。閻魔相手に国取りだー!

  • エロ・グロ・ナンセンスの三拍子が過激で過剰な最強最悪の中二病漫画。クセになる

  • 百合川サキが好きすぎて。半端なくグロいけど重々しくなくて読んだあと爽快。後半らへんからスタンド仕様でジョジョっぽくなってるけど最終的にはうまくまとまってて良いと思う。この作者はゾンビ屋で色々出し切った感がある。

  • 百合川サキが素敵すぎるッ!!

  • 昔はコミックス版で全巻そろえていたのですが、また読みたくなって文庫版買っちゃいました。グロ耐性があるすべての人におすすめ!

  • 割と有名な作品なので知ってる人もいるかと思うけど一応のあらすじ。
    死体をゾンビ化する能力をもった少女・姫園れい子は「ゾンビ屋」として、その能力でもって生計を立てていた。そんな中、幼女連続誘拐殺人事件が起こり――みたいな感じ。
    割と展開がくっきり分かれてて、連続幼女誘拐殺人犯・百合川サキと死闘する<百合川サキ編>。
    双子の姉で同じくゾンビ化能力を持つ・姫園リルカとその手下のゾンビ召喚者たちとの戦いである<姫園リルカ編>。
    ゾンビ召喚者の能力の証である印(スター)を奪うゾンビ召喚者と遭遇する<スター・コレクター編>。
    学校を襲撃した特殊部隊に対して、新しい仲間、そして復活したリルカと共闘する<雪女編>。
    ゾンビ召喚者を生み出す男・イーヒンと戦う<イーヒン編>。
    魔女カーミラとの最後の死闘である<カーミラ編>。
    んで、それぞれの章の合間にちょこちょこ一話完結は挟まれていて、それがまた面白い。本編につながるエピソードもある。続きものはギャグっぽさが入って来てホラーアクション(ギャグ)なんだけど、短篇はスプラッタホラーで怖い。

    連載してたのが月刊ホラーM(先日休刊した。哀しいねえ)だったので、ホラー少女漫画として始まったンだろうけど、ゾンビ召喚者一人につき召喚ゾンビ一体といったように、設定や画風がさながらジョジョ第三部のようになってきて、男子が読んでも十分燃える。燃える、というか、どちらかというと笑える。例えると、ジョジョ第三部が、敵も味方もバカになっちゃったと思えばよろしい。ギャグも多い。しかし、殺し合いは血みどろで、味方だろうが、可愛い女の子だろうが、ぺしゃんこに潰されたりメッタ刺しにされたり、容赦ない。<姫園リルカ編>の終盤なんて、バトルマンガの王道展開を見事に裏切って善悪乱れた惨劇に変えてしまう。

    他の三家本作品もそうなのだけれど、どの作品もいい感じにひねくれてて、ただ正しいことは正しく通して、御情け展開には厳しい。その点は前回の『フランケンふらん』に通じるかもしらん。読んでてなかなかドスッとくるマンガです。そしてかっこいいと思ってしまう。登場人物は一部を除いてみんなバカかアホか変態だけど……。絵の見せ方も上手なのね。れい子の召喚ゾンビになってからの百合川サキのナイフ投げや立ち回りが非常に鋭い。

    文庫版最終巻のトリビュートで唐沢なをきが突っ込んでるンだけど、当初と較べて進むにつれ、画がどんどん上手になり、登場する女性キャラの胸がどんどん大きくなって体型もセクシーになっていくのが、いやらしいを通り越して逞しい。殴られたくなる。乳房の形を魅力的に描く漫画家の一人だと思うです。重力に則ってます感がすごい。ゆっさゆっさしてておっぱい好きにもお勧めです。

    ただ『ゾンビ屋れい子』は現在新品は殆ど出回ってないようで、文庫版3・4巻以外は中古で、しかもアマゾンで購入した。行ける範囲の古本屋にはどこにも売ってなかったのね。単行本もなかった。もともと数が少ないのか、持ってる人が手放さないのか、恐らく後者。マーケットプライスにふっかけられて僕は歯ぎしりして注文しました。ギリギリギリ……
    文庫版は読み切りも収録されてて今から揃えるなら文庫を勧める。

    ふと思い出して読みたくなり、一度読み始めると最終回まで読んでしまう、そんなマンガのひとつです。

  • 妙なセンスがたまらない!周りに貸すとみんな「うーん…」なぜ?

  • ジョジョ好きの人が読むと、更に面白くなると思います。

  • ホラー燃え漫画とは何ぞや!?と思って読んだら本当にホラー燃え漫画でした。

  • 絵が可愛くて明るいスプラッター少女まんが。
    内容があんまり無くてもここまで面白い漫画もあるんです。褒め言葉です。

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