ミスミソウ 【三角草】 (1) (ぶんか社コミックス)

著者 :
  • ぶんか社
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784821185757

感想・レビュー・書評

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  • 全3巻読了。
    話は面白かったけれど、ところどころ分かりにくかったかなあ。絵が良い意味でリアリティがないから、グロ苦手な私でも臆することなく読めた。


    まず、周囲が全員クソ人間で最高に胸糞悪かった。閉鎖的な空間なので1人が精神的に病んでしまうと巡り巡って村全体に広がってしまうんだと思う。越してきた野咲さん一家が不憫でならない…

    基本的に野咲さんには何の罪もない状況からの復讐スタート。殺人スキルの高さに驚いた。いくら相手が中学生で油断しているからといって、流石に強過ぎるよね野咲さん…覚悟を決めたからこその強さなのかな。
    野咲さんのした事は圧倒的に正しかったと私は考えているので、終盤でお前が転校して来なければ、と散々な言われようだったがそういうのは加害者の常套句なので殺して大正解。どいつもこいつも自分のした事を棚に上げて気持ち悪かったな…野咲さんが殺したかった人を全員道連れにして最期を迎えられたので良かった。最後、事の顛末を知った後1人で東京に帰るおじいちゃんの気持ちを想像すると苦しくなる。

  • 胸糞展開、、、幸せな漫画が読みたくなる

  • コミック

  • 「僕だけがいない街」毒充満悪意凝集版。

    雪に埋もれた町、という舞台について。
    地図が見えなくなる。ましてや同じ中学の集う町。
    出会えばそこが名前通り舞台になり、必然的に事件。
    地図や地理を意図的に曖昧にすることで、夢幻劇の相を持つことになる。

  • 雛見沢症候群を彷彿とさせる村の人間たちの狂いっぷり。主人公の復讐ターンはスカッとさせられるけど佐山にはもっと痛い目見て欲しかった…。「田舎っていいよね」と根拠のない漠然とした憧れを持つ都会人に自信を持ってオススメしたい。

  • 廃校寸前の田舎の中学校に転校してきた主人公が、壮絶ないじめにあい、家を燃やされ家族を失ってしまう、というところから始まる悲惨なお話し。その後、被害者と加害者と関係者の絶望的な心の闇が、これでもかと描写され、救いのない結末を迎えることとなった。ぶんか社コミックス全3巻。新装版も出ており、アクションコミックス全2巻(上下巻)。

  • ひいいぃぃぃぃドス黒い。これでもかと漆黒に塗り潰されたドス黒さ。久し振りに読んだけどこの漫画を何年も開いていないのが察せられるぐらい胸糞。
    いじめもそうだが、喜々として家族を焼き殺してしまうクラスメイトの軽さと慕い、慕われていた妹の変わり果ててしまった姿、家族の死の重さが漂う空気の凄まじさ。
    あと、妹の焼け焦げてしまった姿を念入りに描写する容赦しないあたりに著者は正気かと。
    っていうか、「でろでろ」からこれが来たからその当時、凄い衝撃受けたよな。
    そして、今はハイスコアガールと振れ幅の広さといい、早筆も重なって類稀なる才覚ですね。

  • ハイスコアガールから押切先生を知って、他の作品もと手に取った作品ですが・・・。
    同じ心構えで読むと痛い目を見ることがわかりました!(iДi)
    酷いいじめ描写が見ていて辛いです。
    次巻から反撃が始まるのかな・・・。とりあえず読んでみます。

  • 全3巻、完結。完全版あり。

  • ウワアアア!救えない漫画!残酷すぎるよーorz嫌いじゃないけど。裏切られる展開は多めでよかった^^

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著者プロフィール

漫画家。『でろでろ』(講談社)などのホラーギャグに加え、『ミスミソウ』(ぶんか社)など内面的なホラー作品も手がける。1997年、週刊ヤングマガジンにて『マサシ!!うしろだ!!』でデビュー。去年はいいことがあったらしいが今年は不明。月刊少年シリウスにてアクションホラー『ゆうやみ特攻隊』を超絶進行&大人気連載中!

[HP/ブログ]
「カイキドロップ」→ http://www.kinet.or.jp/osikiri/index.htm

「2012年 『NEMESIS No.7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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