ミスミソウ 【三角草】 (1) (ぶんか社コミックス)

著者 :
  • ぶんか社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784821185757

感想・レビュー・書評

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  • コミック

  • 「僕だけがいない街」毒充満悪意凝集版。

    雪に埋もれた町、という舞台について。
    地図が見えなくなる。ましてや同じ中学の集う町。
    出会えばそこが名前通り舞台になり、必然的に事件。
    地図や地理を意図的に曖昧にすることで、夢幻劇の相を持つことになる。

  • 雛見沢症候群を彷彿とさせる村の人間たちの狂いっぷり。主人公の復讐ターンはスカッとさせられるけど佐山にはもっと痛い目見て欲しかった…。「田舎っていいよね」と根拠のない漠然とした憧れを持つ都会人に自信を持ってオススメしたい。

  • 廃校寸前の田舎の中学校に転校してきた主人公が、壮絶ないじめにあい、家を燃やされ家族を失ってしまう、というところから始まる悲惨なお話し。その後、被害者と加害者と関係者の絶望的な心の闇が、これでもかと描写され、救いのない結末を迎えることとなった。ぶんか社コミックス全3巻。新装版も出ており、アクションコミックス全2巻(上下巻)。

  • ひいいぃぃぃぃドス黒い。これでもかと漆黒に塗り潰されたドス黒さ。久し振りに読んだけどこの漫画を何年も開いていないのが察せられるぐらい胸糞。
    いじめもそうだが、喜々として家族を焼き殺してしまうクラスメイトの軽さと慕い、慕われていた妹の変わり果ててしまった姿、家族の死の重さが漂う空気の凄まじさ。
    あと、妹の焼け焦げてしまった姿を念入りに描写する容赦しないあたりに著者は正気かと。
    っていうか、「でろでろ」からこれが来たからその当時、凄い衝撃受けたよな。
    そして、今はハイスコアガールと振れ幅の広さといい、早筆も重なって類稀なる才覚ですね。

  • ハイスコアガールから押切先生を知って、他の作品もと手に取った作品ですが・・・。
    同じ心構えで読むと痛い目を見ることがわかりました!(iДi)
    酷いいじめ描写が見ていて辛いです。
    次巻から反撃が始まるのかな・・・。とりあえず読んでみます。

  • 全3巻、完結。完全版あり。

  • ウワアアア!救えない漫画!残酷すぎるよーorz嫌いじゃないけど。裏切られる展開は多めでよかった^^

  • 完結全3巻

  • 暗い救いようがない話。絵があまり綺麗じゃないのにビクッとさせる怖さがあるのはすごいと思った。

  • とにかく苛めっ子達がやりたい放題。どんどんタガが外れていく様は流石押切漫画と

  • ホラーってあまり読まないんですけど、これはかなり王道の作りなのかな、と思います。欲を言えば、学校の閉鎖的な異常感を背景でもっと醸し出して欲しかったかも。キャラはあの目がキモ怖くていい。

  • えぐいえぐい言われているようだけど、これぐらいえぐい漫画ぐらいいくらでもあると思うし個人的にはそこまで、って感じ。

    ハイスコアガールで押切蓮介を知り、そのすぐ翌日にこのミスミソウを読んだ。

    うんうん、家族を焼き殺されたら復讐したくなるよね、うんわかるわかる、という程度の感情しか沸き上がってこない。もっと絶望的な気分にさせて欲しかった。俺が不感症なだけかな笑。

    野崎春花の魅力もいまいちだった。いやそれは、ハイスコアガールの大野晶とくらべて、ってことだけれど。逆に言えばそれだけ大野晶が完全すぎるということになる。

    むしろ野崎春花よりも小黒妙子や南京子の魅力が光っていた。腰巾着の佐山流美はよくある承認してもらうことが最大目的のクズのような人間キャラなので目新くもなかったが、小黒妙子と南京子はなかなか新鮮だったように思える。特に後半になって南京子が父兄に対して態度が変わっていく当たりはなかなか魅力的。

  • 「いじめ」という言葉には、どことなく「際限がある」ような響きがある。そういう風に作られた言葉だからだ。
    たとえば、それは子供同士の諍い。それは過度な思い込み。それは特別な環境が起こす特別な行為……etc
    事実は、どれでもない。「いじめ」には明確な実体がない。どこから始まり何をもって終わるのかも、行為の限界も分からない。それが発生した時点で、既にいじめはアウトブレイクしている。年齢も性別も関係なく、人と人との繋がりがある限り、際限なく感染していく。
    この作品の感想に「これはいじめというレベルの話じゃない」というものがあったとすれば、つまりその認識は間違っている。これはいじめだ。そして、いじめとは性質に係わらない。あらゆる人間の所業でしかないのだ。

  • ホラー漫画家が「怪奇現象」や「謎の力」なんかを使わずにかいた狭い世界で繰り広げられる人間の怖さを描いたものですお。おもちろかったお!

  • 一気に三巻まで読んだんですけど、一冊づつ感想を書いて行こうと思います。
    まず、皆壊れてます。ひどいくらいに、人間を描いてると言えばそうなんですが、的確とも言えません。でも感情は伝わってくるんですよね。

    さて、絵と作品の目的の評価ですが、絵はこの絵だから良かったってのあります。綺麗に書かれると駄作だった感じがします。作品の目的は一巻では無いように思います。と言うのも主軸は中学生、一話ごとに変わって行った気もします。もちろん、負の方向で

  • 一言で言うと「きっついな!」です

    良い点
    ・余計な書き込みが無いのに呼んでて響いてくる寒さ
    ・淡々と明かされていく各キャラの背景
    ・救いの無いラスト

    悪い点
    ・読後の鬱感(個人的には良い点にもって行きたい所…)

    押切先生の絵に嫌悪感を抱かなければ名作といっても過言ではないと思います。
    昨今のマンガで3巻という短い巻数でしっかり話をまとめられるストーリーの構成力、読み手をどん底に陥れる転調、登場人物の心境の書き分けなど、読んでるこちらがほうーっとなってしまうような作品でした。

  • ハイスコアガールが存外に面白かったので
    最後まで読んでなかったミスミソウ一気読み。

    主人公は都会から田舎の中学校に転校してきた美少女。
    最初はうまく過ごしていた彼女だったが
    同じく転校生であるイケメン相葉くんと仲良くなってから
    クラスメイトに陰湿なイジメを受ける。

    後数ヶ月で廃校になる過疎校なので
    ことなかれ主義の担任は見て見ぬふり
    (後に別の理由もあることが分かる)

    イジメがヒートアップして遂には取り返しのつかないことに
    …という作品。
    どう取り返しがつかないかは1話のラストで
    既に取り返しがつかなくなっている。

    必読です。

  • タイトルは雪割草の別名。
    全3巻、レンタル版デジタルコミックで読みました。
    一気読みして出てきた言葉は「げーっ」。
    いや、悪い意味じゃなくて。
    閉塞感に満ちた、鬱屈した子供たちの社会に異分子が現れ、
    彼らの嗜虐性に火が点いて壮絶なイジメが……と思ったら、
    エスカレートし過ぎて完全な犯罪の域に達してしまい、
    一転、被害者が反撃に出るというストーリーに鳥肌。
    よく、バカな連中と同じレベルに自分を貶めちゃいけない、
    なんて言うけど、
    フィクションと割り切った上でキレイ事を切り捨てると、
    被害者である主人公が自分自身と家族のため、
    復讐に手を染める=殺人者と化すって展開には胸のすく想いがしました。
    ただ、一抹の救いかと思われた仄かな恋が
    結局紛い物だったのが悲しかったかな。

  • 読んだ後はかなり鬱になれる
    復讐という行為に対して考えさせられる漫画

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著者プロフィール

1979年神奈川県川崎市出身。
1998年に週刊「ヤングマガジン」に掲載された『マサシ!! うしろだ!!』でデビュー。
その後紆余曲折あったが、ホラーギャグ『でろでろ』、化け物の類いが出てこないホラー漫画『ミスミソウ』、少年時代とゲームを題材にした『ピコピコ少年』、アクション巨編『ゆうやみ特攻隊』、自分の母親の半生を描いた『HaHa』とジャンルに縛られない作品を世に送り出し続けている。
月刊「ビッグガンガン」にて連載した『ハイスコアガール』は2018年にアニメ化もされた。

「2019年 『狭い世界のアイデンティティー(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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