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- / ISBN・EAN: 9784821186648
感想・レビュー・書評
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「僕だけがいない街」毒充満悪意凝集版。
雪に埋もれた町、という舞台について。
地図が見えなくなる。ましてや同じ中学の集う町。
出会えばそこが名前通り舞台になり、必然的に事件。
地図や地理を意図的に曖昧にすることで、夢幻劇の相を持つことになる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
復讐の鬼と化した春花がヤバい。カバー裏もヤバい。この徹底とした救いどころのないとち狂った完成度の高さは素直に褒めていいものか。
いじめてきたクラスメイトが無残に殺されていこうが、復讐が成功しようが、勧善懲悪の爽快さもカタルシスもなく淡々と成し遂げられて行く復讐劇は後味の悪さしかなかった。
その過程はグロくて、痛みに歪む表情に後悔の残渣がチクチクと痛むのに、心を喪い後戻り出来なくなったしまった春花の毅然と振る舞う姿が痛々しくも、現実味を帯びていってなんとも言えない気持ちに。
そして、唯一の希望の光も曇り始めて、著者は正気かと。そこまで摘みますかと。 -
まともな人間がほとんど存在しない、てわけではなく、根っこではやっぱり人間なんですわ。三巻のあとがきにある「慈しむ心があれば」だなあ、と思ってしまう二巻です。
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言ってる事は正しい、やってる事が間違ってる。そうでしょう?結果殺しちゃうんですから…登場する子達は皆行動力があるんですがやってる事が間違ってる。視点を変えても読みたい作品
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3に記入。
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雪景色の静と刺した時の静が後味の悪さを引き立たせる。
やや救いを描いているが、なにやら伏線が。
傷口描写は秀逸。 -
さ ぁ 盛 り 上 が っ て ま い り ま し た
とうとう主人公の目のハイライトが消えましたね。
家族を焼かれたことの復讐が始まります。まずは3人。次に1人。そして2人。
この2巻で春花は一言も喋りません。ただ淡々と、内の狂気を表に出すこともなくやるべき"コト"を済ませます。
なんでだろう1巻より可愛く見えるんだがwww
そういえば最近目のハイライトが消えたとたんにヤンデレヤンデレと騒ぐがね、あれは本来何かを「される」ことにより絶望感が高まって、それが一線を超えたときにプッツンして消えるものなんだよ。
ヤンデレでハイライトを消すのももちろん1つの表現手段だが、本来の使い方、もとい個人的によく馴染んだ使い方を最近見てない気がするんだ。
その点ミスミソウは私的には正しい使用方法でなにより。
まぁ何を言いたいかっていうと春花かわいいよ春花www変態でサーセンwww -
2009/9/17購入。