- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822201975
感想・レビュー・書評
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本の題名は英語について書かれているように見えるが、英語に関しての話題は一切出てこないことに注意してほしい。GT-R開発者水野氏のインタビューは『プロジェクトGT-R』を読んだ方が詳細がわかると思う。マーチやリーフの開発者インタビューはなかなか踏み込んだ内容になっていて面白かった。
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日産の車作りにただ者ならぬ情熱を傾けるアツいオヤジたちのインタビュー記事。GTRを作るリーダーの水野さんの想いがすごかった。インタビュー記事なので、会話調に文字がならぶが、会話のやり取りであの発言内容と言葉が出てくるのは、よっぽど日頃深慮し、真剣に思考している証拠。その姿勢に頭が上がらない。
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注目される会社には必ず熱い人物がいるんだなと感じた一冊。インタビュー形式でさらっと読める。特にGT-R開発責任者の水野氏の部分は面白かった。
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CCOの中村氏の本に続き、日産社内の幹部の開発にかける思い、戦略、経緯など詳しくかかれており、とても興味深かった。フェルナンド山口氏のキャラもインタビュイーに非常に好意的に受け入れられており、面白く読むことができた。
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こういうストイックな姿勢で仕事に取り組んでる人もいるんやと思うとやる気出た
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英語関係の本かと思ったら、違いました。
「英語ができてもバカはバカ」
カルロス・ゴーンのもとで働く日産社員とのインタヴューをもとに、グローバルな仕事術を紹介。
インタヴューを受けているのは、結構こてこての技術者だったりします。
なので、とても興味深い話がきけます。 -
WEBの連載のうち、日産関連のインタビューをまとめただけですが、元の連載を読んでなければ一読に値すると思います。GTRの開発のボス水野氏の仕事観は刺激を受けました。
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タイトルの「英語」うんぬんは、まったく関係ない内容です。
で、「結果を出す!日産の仕事術」という内容です。
プロ、職人、として、本当に仕事を愛し、お客様に尽くす姿勢には熱くなる。
やはり、上り詰めた、極めた人の言葉も深いですね。
_____ここからは、参考
「クルマのキャラを特異なまでに際立たせなければならないわけ。
これプロモーションの原則です。すべてを良くして八方美人的な味付けにすると、その分キャラが薄まっちゃうわけ」(GTーR開発者の水野氏。)
組織とチームは違うんだ。組織は数字と言葉という共通のコミュニケーションツールで繋がっている。そこにそういった言葉とか数字で表現できないような感性で繋がっているのがチーム。チームは、魂で繋がってるんだ。チームは、阿吽の呼吸。阿吽は最高の技術。チームの要。
本当の職人ってのは、お客を見ている人だ。
お客をどれだけ、喜ばそうか、と考えている奴だ。
人のために尽くせるのがプロ。
自分のために愉しむのは趣味。
人を楽しませることができるから、プロとして給料をもらえるんだ。
仕事は辛いもの。努力や鍛練があって、本番は楽しんでいるように見せる。愉しんでもらうのは、お客様。ステージがあって、耐えられる。ステージも用意しないで、歯をくいしばれは、ダメ。
後継者に引き継げる仕事なんて二流だ。おれは担当役員にもいっている。おれがいなくなったら、こんな車を創れるやつなんていやしないよ、と。世界一のものをつくるのって、そういうものだと思う。
つくづく・・・かっくいー!!!
熱くなりたい人、ぜひ、お薦めですよ。 -
日経BP社のサイトで読んで楽しんでいたが、加筆再構成されたこの本も面白い。
ゴーン社長との対談は時系列的には3車の開発責任者との対談より後である。3人との対談を読んでから再度ゴーン対談を読み直すと、ゴーン社長のいう「権限委譲」の意味がより納得できる。
この3人を据えた彼はすごい。 -
今日は久しぶりによるナビに参加しました。昼の部と違って人数がすくないので、のんびりとしたペースで本を紹介できました。このグループは食事関係の本が多かったです。