- Amazon.co.jp ・雑誌 (148ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822220716
感想・レビュー・書評
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面白かったです。最新の文房具の使い方というよりどうなってるのかを解説した本。フリクションは冷やすと消した文字が浮かび上がるんですね。ジョンカビラさんがフリマで売ってたポラロイドのPoGo、買えば良かったなーと後悔。
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表紙の「日本の文具はすごいぞ!」の文句はかなりのインパクト。
確かにすごい気はするなぁと言うのが読む前の最初の印象。便利だし、たまに新製品を使うと進化に驚くこともあるし‥。
そんな漠然とした視点で今まで文具を見ていたが、この本を読んで目から鱗。どこがどうすごいのかが分かる。
文具の内部の構造を詳細に観察し、製品の特徴や隠れた工夫のすごい点を解説してくれている。
もうそれが細かいのなんのって!小さい道具の内部構造だから当たり前だけど、読んでもよく分からない説明もあった程。
(昔から立体的に想像するのが苦手分野)
それでもよく考えられていることは分かるし、外観からは分からないいろんなこだわりや、発想の転換の素晴らしさには感嘆の一言。
これから文具を見る目が変わりそう。 -
さすが文具王!
本当に、そこまでやるか!っていう感じです。
こだわりが見えて非常に勉強になります。
針なしステープラーの元祖とかは感動モノでした。 -
文具王こと高畑正幸さんの、お薦め文具が満載の一冊。
満載と書いてしまいましたが、ムック本サイズで146ページもあるにもかかわらず、紹介されているアイテムは35。よくある雑誌のカタログページ的な軽薄な内容ではなく、その文具の使い勝手から構造まで、そして文具王のこだわりポイントがじっくり紹介されている。
例えばクルトガであれば、最初に漢字の横画が多い指摘から6mm罫のノートに書く場合の線幅算出、従来のシャープペンシルの線幅の分析(単に0.5mm芯という話ではなく、筆記具を60度傾けて書いた状態を想定して計算している。)、そしてペンを持ち替えてペン先を回転させる人の話になり、いよいよクルトガが、どのように芯を回転させているのか、図解と共にその構造を詳細に、まさに詳細に解説している。
文具には個人的な好き嫌いがあるので、どんなに絶賛されても自分に合わないものは多分買わないのだが、私の場合、その仕組みというか種明かしには非常に興味があるので、多分買わないであろうアイテムについても興味ぶかく読むことができた。
そして驚くなかれ、既に私が使っているアイテムも多く紹介されている。長年PCマニアを自負してきたが、この頃は文具マニアになりつつある自分を改めて認識させてくれたお薦めの一冊。 -
文具王の本はいつみてもおもしろい。本書は写真と文具の構造が丁寧に解説されてあり、大変参考になった。
そうなんですよね。冷蔵庫に入れて試しました!じゃぁ消して、その上から書いて、冷やしたらどうなる...
そうなんですよね。冷蔵庫に入れて試しました!じゃぁ消して、その上から書いて、冷やしたらどうなるの?