日本語の作法

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レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822222932

感想・レビュー・書評

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  • 読売新聞の書評に出ていて、興味を惹かれたので手に取った。
    タイトルずばり、日本語の作法について著者が薀蓄やら批評やらをつらつらつらつら書き連ねている。
    「〜ください」という言葉は敬語ではない、というのは「知らなかった!」という驚きがあったけれど、正直、思い切り上から目線の「近年の乱れきった日本語は・・・・」「日本の美しい文化が廃れ・・・・」的な(〜的な、という文章も無作法な日本語らしい)論調にイラっときてしまった。
    この人何者、と思って調べたらお茶の水女子大学の名誉教授らしい。あー、なんか納得。
    書いてあることが浮世離れしていて、イマイチ現実に即していない。20年前の出来事を「非常識な人間が増えた」と嘆いているような古臭い石頭ぶりが感じられる。実用書、ではないのだ。
    「普通の大人は」という言葉が多用されるけれど、いわゆる「普通の大人」であるはずの中年のビジネスマンだって相当酷い言葉遣いしているよ、仕事でつきあってみると。
    私も「〜円からお預かりします」の<〜から>とか、「商品のほうお持ちいたします」の<〜ほう>は、「間違ってない?」と気になっちゃうような小さい人間だけど、そうはいっても言葉って変わっていくものだし、作法だってそれによって変化するだろうという柔軟さは大事だと思う。
    ・・・・・という反発ばかりが先に立ってしまって、まったく作法の勉強にはならなかった。

  • 美しい言葉を使いたいなと思うが、言葉は時代とともに変化するものでもあり、縛られつづけてもいけない。
    同じ話が何度か出てくるのは残念。

  • 受験生の必須科目、外山滋比古

  • 使いたい、きれいな日本語。

  • ・軽口は絆を壊す
    ・今日あなたが無駄に過ごした一日は、昨日死んだ人がどうしても生きたかった一日である

  • うーん、書かれていることはごもっともだし、高名な著者に対して何様かという話なのだけど、おじいちゃんが書いた本だなぁ、と思ってしまった…。
    言語ってやっぱり生き物だから、変わるのを前提として考えるべきじゃないかと私は思う…。
    何でそう変わるのか、その辺りを面白がった方が、間違いだ!とカリカリするより楽しいし有益じゃないかなぁ…。
    自分が正しい日本語を使えていない負け惜しみでもあるのだけど。
    あと、相当苛立っているのはわかるのだけど、全く同じ話題が3回4回と同じ本の中で出るのもまた、おじいちゃん…と思ってしまった理由。
    最後まで読んだところで、これがビジネス雑誌への連載だったことがわかり、それなら「間違った日本語」に厳しいのも、同じ話が出るのも理解出来るとは思ったのだけど、本にまとめる時に少し改訂しても良かったんじゃないかな…。
    菊池寛が座談会という形態の創始者だという話は興味深かった。

  •  私もいつの間にか40を超えまして、いい加減、自分が話す言葉や文章には、それなりの日本語を使わねばならないなあと思う今日この頃。

     しかし、いくつになっても正しい日本語は難しいものです。

     この本は、「日経ビジネス アソシエ」で連載されていたコラムの抜粋です。P.173 この本は、社会ではたらいている人たちに現代日本語の作法ともいうべき知識を提供するために書かれた文章を集めたものである。とあるように、実にわかりやすく日本語の使い方が説明されています。

     こういう本を読むと、そのときはわかったような気分になるのですが、しばらくすると忘れてしまうのが私の悪いところ。それに、自分が書きたい内容がいつもこの本に当てはまるとも限りません。

     日本語の探究は、一生やめるわけにはいきません。

  • 日本語の不思議が見つけられます。
    ただ不思議が解決はしないです。

  • 日本語という言葉について、筆者が雑誌に寄稿したエッセイテイストの文章をまとめたもの。
    正しい日本語とは、美しい日本語とは、日本語の作法とは、について、耳が痛い(自分も身につまされる)事を適度な毒を盛り込んで切ってくれる。
    何度も読み返したい内容ではあったが、まとめた編者が悪いのか、内容が重複する項が多く、3章、4章については一気にモチベーションが下がってしまった事が残念である。
    とはいえ、内容は面白いので、会得したい作法として、心にとめておきたい。

  • ちょっとカタイかなぁ...でも,筆者のことばの感覚に共感したり気づきを得たりと得るものは多い.
    ことば遣いで人の印象がガラリと変わるものだとしたら,今後は,語感まで気をつけてことばを選びたい.

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著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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