ガー・レイノルズ シンプルプレゼン

制作 : 日経ビジネスアソシエ 
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822230548

感想・レビュー・書評

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  • ガー先生のプレゼンテーションの教科書
    今回も興味深い内容が満載

  • こんなプレゼンを聴きたいと思うし、したいと思う。スライドの字を読むのはやめてほしい。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784822230548

  • ZENのビジュアル版と位置付けられる。DVDをみながら学べるのはわかりやすくて良い。プレゼンテーションは目的によって異なるので全てを受け入れる事はできないが、充分の参考になる。自分のプレゼンに応用してみたい。

  • 「ストーリーの正体は『衝突』」

    有り体に言えば、プレゼンテーションスキルのノウハウ本。しかしこの本は、小手先のスキル集ではない。
    聴衆にどうやって伝えるのがベストなのか、それが根底にある。

    それぞれのスキル、スライドのシンプルさであったり、情熱の出し方、プレゼンのストーリ性の表現といった事項をただこのようにすればうまく行く、となぞるのではなく、どういう理由からそういったスキルを使う必要があるのかということが説明されていく。ここに本書の良さがあり、学んだことを実践するときに、しっかり自分のプレゼンに必要に応じて適所にノウハウを落とし込めると思う。一般的なスキル本では、いいプレゼンにありがちなノウハウをとりあえず入れてみることになるので、いかにもプレゼンを勉強してきました、といった雰囲気になってしまうが、シンプルプレゼンにはその心配がほぼいらないだろう。

    理解して実践しなければ使いこなせない分、難しく時間もかかるが、確実にプレゼンスキルを増強できる良書だろう。

  • 1.準備
    ・最も重要なことはメッセージを絞り込むこと。絞り込むためには「だから何(So What?)」を考える。
    ・記憶に残るメッセージの6要素
    ①シンプル
    ②意外性
    ③具体性
    ④信頼性
    ⑤感情
    ⑥ストーリー
    →ストーリーの根幹をなすのは「現状」と「期待」のギャップから生じる衝突。ビジネスにおける衝突とは「解決すべき問題や課題」であり、ストーリーは解決するまでのプロセスをみせることに他ならない。
    最もシンプルなストーリーは「(あなたが困っている)こういう問題があり、その原因はこうで、これはこうやって解決できる」といった流れになる。
    →ストーリーをドラマチックにする3要素。(3C)
    ①Change(変化)
    ②Conflict(衝突・葛藤)
    ③Contrast(対比)
    ・コミュニケーションの基本は
    「伝える」→「刺激を与える」→「説得する」の順番でやると効果的。全てを伝えなければならないわけではなく、むしろ要素を減らした方が伝わる。
    ・聴衆のニーズを考えることが重要。
    【聴衆】★が重要
    ①どのような人か?
    ②何故ここにいるのか?
    ★③その人が夜も眠れないほど心配なことは?
    ④その問題をあなたはどう解決できるか?
    ★⑤その人にどうしてほしいか?
    ⑥その人はどんな抵抗はしそうか?

    【プレゼンター】
    ①どのような人か?
    ②オーディエンスとどう通じあえるか?
    ③どのような結果をもたらしたいか?

    ・プレゼン前と後でどんな変化があるのか?真っ先に考えることは「出発点」と「着地点」であり、そこにどのような変化があるかだ。プレゼンの目的は聴衆に変化を起こしてもらうことにある。

    2.ビジュアル
    ・シンプルに。ただし、シンプル化(Easy For Them)と単純化(Easy For Us)は異なる。
    ・文字は同じでも画像で意味がかわる。
    ・プレゼンでは以下の3つを用意する。
    ①聴衆にみせるスライド
    ②話す際に見るメモ
    ③聴衆に渡す配布資料
    ・①と③を一緒に済ませてはいけない。配布資料はドキュメントである。
    ・シンプルなスライドを作る方法は
    ①テキストを全て別のスライドに移す。
    ②移した文字をみながら、最も伝えたいメッセージをスライドに書く。
    ③それを視覚的に訴えるビジュアルを考える。

    3.話し方
    ・人間の集中力は開始直後がMAX。従ってウォーミングアップは不要。開始直後から核心にせまること。

  • プレゼンテーションzenに出会ってから、プレゼンに対する考え方が180°変わった。
    けど、こっちのシンプルプレゼンから入る方が、おそらく理解が深まるはず。
    いずれにせよ、シンプルで抑制のきいたプレゼンテーションは、話し手がいかにその時間をものにするかにかかっているので、シンプル=簡単、と思って手を出すと怪我をするプレゼン技法。

  •  僕たちの学び舎において、必読書です。
     授業やプレゼンにおいて、伝えるときの土台としています。
     
     ”伝わる”本質を示した本です。
     DVDも付録でついていて、イメ-ジと理解を深めやすいです。

     コミュニケ-ションにおける
     人にわかりやすく伝えるためのエッセンスが詰まっているので
     すべての人にとって有意義な本と言えます。

  • ガー・レイノルズ氏のプレゼンテーションZENについて初めて読むのであれば本書をお勧めします。プレZENの導入にはDVDもついているためちょうど良いかと思います。

    ピアソンから出版されている3部作をすでにお読みの方は特に本書を読む必要はないでしょう。3部作の要約的な書籍です。ただ、DVDについては一見の価値があるかと思います。

    もし、英語が得意であれば、Google社で講演したときのプレゼン動画がYouTubeで公開されていので、そちらを見るのもありかと思います。
    http://www.youtube.com/watch?v=DZ2vtQCESpk

  • プレゼン本のベストでしょ。プレゼンだけでなく、人に話を伝えるときのエッセンス盛りだくさん。DVDで内容すべての確認もできます。オススメ!

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著者プロフィール

【英文監修】米オレゴン州出身。1989年に初来日して以来、日本の文化や哲学を研究し続ける。住友電気工業や米アップルの勤務を経て独立。プレゼンテーションの実施および指導における世界的な第一人者。スティーブ・ジョブス流のプレゼンに日本文化「禅」を融合させた手法は、“世界で最もシンプル”なメソッドとして名高い。関西外国語大学の教授も務める。著書『プレゼンテーションZen』は世界19か国で発売され、約30万部の大ベストセラーに。

「2014年 『すぐに使える ビジネス英語スピーチ100』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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