- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822236571
作品紹介・あらすじ
地球温暖化や資源枯渇、少子高齢化、格差問題など現代社会が抱える課題は多岐にわたる。
しかし、今ここで正しい方向に舵を切れば、私たちは明るい未来を実現できる。
元東大総長の小宮山宏が、単なる理想論ではなく、科学技術をベースに2050年のビジョンを描く。
感想・レビュー・書評
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底流は、Life Shiftなどと同じであった。社会が豊かになった、高齢化している、ICTの発達・・・。変化に対応して、どう個人として人生を選択していくのか。
一方、環境問題は技術革新や社会の成熟化(モノの溢れ、人口減少)により、解決していける可能性が高い。
日本の場合、本書内最後の吉川洋氏との対談でもあったが、社会制度が追いついていかないことが課題。政治の責任は重いが、企業・個人でできることはたくさんあるだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再生エネルギーと充電池によりエネルギー問題を解決し、イノベーションにより人口減少や経済成長に対応するといういいとこどりのような話だが、東大総長も務めた著者が20年前に書いた予測は前倒しで実現しているという。
信じるかどうかは読者次第だが、地方に拡大する太陽光発電プラントのパネル群を見ると、これが来るべき将来の姿とは個人的には思えない。 -
東2法経図・6F開架:304A/Ko65s//K
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今後は資源の循環活用により、新たな資源の採掘などは不要になる。
再生可能エネルギーの利用が重要という話。
都市鉱山の活用業者は今後伸びると思った。 -
上司の薦めで。
まとまった形での大方針。
基礎的データのとっかかりとして。