宝くじで1億円当たった人の末路

著者 :
  • 日経BP
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本棚登録 : 1152
レビュー : 175
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822236922

作品紹介・あらすじ

「宝くじで1億円当たったら……」。
こんな淡い期待を胸に、宝くじ売り場につい並んでしまうビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。
果たして、「宝くじで1億円当てた」後に待ち受ける末路とはどんなものなのでしょうか。

「大学時代からバックパッカーを続けて、20代を放浪の旅人として過ごせば、どんな人生が待ち受けているのか」
「30~40代で友達がゼロの会社員が孤独な生活を続けていったら、最終的に人生はどうなるのか」
「キラキラネームを子供に付けてしまったら、その子の将来はどうなってしまうのか」――。
いずれも、何となく"やばいこと"になりそうなのは分かります。

でも、その先の人生がどうなるか、正確に教えてくれる人はなかなかいません。
こうした疑問に、しっかり答えられる人も少ないはずです。
グローバル化とITの革新によって、私たちの人生の選択肢は、飛躍的に広がりました。
誰もが、その気になれば、大抵の挑戦はできる。そんな時代に私たちは生きています。
でもその割には、「いろいろ挑戦して人生を楽しんでいる人」って少ないと思いませんか?
みんな実は、人生で一つの「選択」をした後、どんな「末路」が待ち受けているかよく分からなくて、不安なのだと思います。
だったら、気になる様々な人生の「末路」を、専門家や経験者に取材してしまえばどうか。

本書で紹介するのは、「結婚」「マイホーム購入」「進路」といった、自分の意思で決められる選択だけではありません。
「宝くじ当選」のような受動的な選択も含まれます。
それはそれで、その末路を知っておくことは、思わぬ幸運(不運)が舞い込んだ際の心構えになると思います。
いろいろな「末路」を知れば、きっとあなたの心は解き放たれます。

「好きなように生きていい」。

専門家と著者が導き出す多様な「末路」が、そんなふうに、そっとあなたの背中を押すはずです。

≪主な内容≫
宝くじで1億円当たった人の末路/事故物件借りちゃった人の末路/キラキラネームの人の末路/
「友達ゼロ」の人の末路/子供を作らなかった人の末路/賃貸派の末路/
自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路/電車で「中ほど」まで進まない人の末路/
外国人観光客が嫌いな人の末路/8時間以上寝る人の末路/体が硬い人の末路/
ワイシャツのしたに何を着るか悩む人の末路…など、多様な「末路」を23本収録!

感想・レビュー・書評

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  • 表題のテーマだけでだらだら引っ張る本かな?との予想は大きく裏切られた。

    >事故物件を借りちゃった人の末路
    >キラキラネームの人の末路
    >「友達ゼロ」の人の末路
    >子供を作らなかった人の末路
    >賃貸派の末路
    >自分探しを続けた人の末路
    >定年後田舎暮らしを夢見る人の末路
    …etc

    身近にそんな人がいたら、是非話を聞いてみたくなる様なテーマが多い。
    それと、自分もあてはまるのでそれってどうか?と、気になるテーマもある。
    (例えば、グロい漫画が好きな人の末路、とか。)

    末路って言葉は
    まるでその結果、終点、ゴールみたいな印象を与える。
    そこに存在する<正解、不正解>や<当たり、はずれ>は明暗がはっきりしており、考える隙や余地が無いとこは清々しいが、真の正解では無いって事だけは忘れずにいたい。

  • 様々な人生の選択について、転ばぬ先の杖的な知恵袋としてそれぞれの専門家や経験者にインタビューし、是非を論考。

    宝くじの他に、キラキラネーム、友達ゼロ、子供を産まない選択、教育費貧乏、賃貸か住宅ローンか、バックパッカー、学歴ロンダリング、都市脱出、電車で中ほどまで進まない、グロい漫画が好き、外国人観光客が嫌い、癖で首をポキポキ鳴らし続ける危険、睡眠時間、不機嫌、体が硬い、禁煙にしない店、日本一顧客思いのクリーニング店、リモコン発見器、ワイシャツの下に何を着るか、男性全般

    など。
    末路と言うと聞こえは悪いが、実際には同調圧力の強い日本社会の中で、社会や世間に同調できずに苦しむ者へエールを送る事に本書は主眼が置かれている。

    以下「アジアの路上生活障害者の末路」のトピックから抜粋です。

    神奈川県大和市と横浜市にまたがるエリアに「いちょう団地」という団地がある。
    全世帯の約2割が外国出身の日本有数の超国際エリア。
    ベトナム、ラオス、カンボジア、中国、ブラジル、ペルーなど10カ国以上の出身者が住む。
    外国人労働者が集中的に住む地域は、トラブルに見舞われる事が珍しくない。
    が、いちょう団地には壁の落書きも、無秩序なポスターも、怪しいマッサージ店の客引きも、住民がたむろして通行人を威嚇する光景もない。
    外国人には難しいはずのゴミの分別もできており、夕方、人が行き交う光景は、少子高齢化が進む日本人だけの団地より寧ろ明るく賑やか。
    異国からの人々が溶け込めるのは、団地側とボランティア団体が一体となり、まず日本語をとことん教える仕組みがうまく回っているからなのだが、この日本語教師を買って出ているのは周囲に住む高齢者たち。
    アジアや南米からやってきた若者たちを自分の孫のように扱い、日本語を教え、若者たちは少しずつ日本の生活に慣れていく。
    彼らはいずれ日本とベトナム、ラオス、カンボジアなどの橋渡し役となり、祖国の経済発展の原動力になるだろう。
    そう考えれば、これもまた貧しい国の経済発展への立派な貢献である。
    一つ一つの作業はたとえ些細なものでも、それは現地経済の活性化に繋がり、現地で明日なき日々を生きる路上生活障害者の希望にまで繋がっている。
    私たちが働いているのは、会社や自分の為だけではない。
    間接的かも知れないが、海外で苦しむ子供たちの未来の為でもある。
    そう考えると、目の前の仕事に対しやる気が出てきませんか?
    すべての仕事には意味があるのです。

  • このタイトルを見て期待するのは「宝くじで1億円以上当選した人がその後どうなったか、実際の当選者数人に取材しました」の内容。これはそういう本ではなく、最近よくある、タイトルだけで買わせようとする本。そればかりでなく、この本は宝くじとは全然関係ない「○○な人の末路」とした話がいくつも載っているのだが、実際に○○な人にきちんと取材したものはひとつもない、なんともお粗末な本。
    この本は日経ビジネスオンラインの連載を本にしたもので、その筋の話を知っている専門家に聞く的な内容。
    ワイシャツの下に何を着るか悩む人の末路はおもしろかった。賃貸派の末路については、家を借りるか買うかの話だが、これは専門家であっても見解が割れる話で、これはここで取材した専門家の意見でしかない。他はちょっと考えればわかる話か、どこかで聞いたような、目新しさのない話がほとんど。つまんねー。
    「宝くじで1億円以上当選した人がその後どうなったか、実際の当選者数人に取材しました」という内容の本なら読んでみたいよね。聞きやすい人に聞きました、な本なんか退屈。出版業界が斜陽になるのもやむなし。

  • 本全体の内容からこのタイトルはどうも違う気がするな。最初の方は、ある一つの道を行くとすると(そうなると)、こういう結果になりますよ、夢ばかりではないですよ、現実を見てくださいね的な内容でしたが、後半は、人のタイプというか習慣的なもの注意になり、同調圧力に流されるなといったもの。専門家の意見もありながらも、堅苦しくなく、さらりと読めました。なかなか興味深い章もあり。「ワイシャツのしたに何を着るか悩む人の末路」は面白かったな、男性は大変ね。全体的に雑学風でもあり、まあ、一つの意見として。ドラマ化されるらしいですね、面白おかしくなるのかな。

  • 様々な「末路」が描かれていますが、それぞれの「悲劇」が強調されているのではなく、「こうすれば生きやすいですよ」というメッセージが際立つ作品でした。
    各テーマにおける専門家とのインタビューが軸となり、章末には「解説」という形で振り返りも載っています。

    同調圧力の強い日本という国の現在を、どう生きていくのか。

    総じて言えることといえば、「他者の考えに合わせて自分のやりたいことを曲げるのではなく(無鉄砲に反発するのではなくて、ですが)、冷静に考えた上での信念を貫いて、誇りを持って生きることができるようにする」ということが大切なのだと思います。

    これから子育て、ということを考えると、賃貸か購入かという住宅の話題やキラキラネーム、子供の教育費破産や「グロい漫画」を読ませるかどうか、などのテーマは興味深く読むことができました。
    身の丈にあった生活と、過激に子供を抑圧しない(グロい漫画を読むことは自然な発達なので、それを現実世界で再現しないように子どもと触れ合うことが大切)など、心に留めておきたいものです。

  • 色々な人達の末路について書かれた本。

    ただし実際の体験者をルポしたものではなくその道の専門家に話を伺うという内容なのがちょっと残念。

    特にタイトルにある1億円当たった人のリアルな体験談が聞けると思ったのでちょっとがっかり。

    内容はなかなかバラエティに富んでいて「電車で「中ほど」まで進まない人の末路」「キラキラネームの人の末路」等は面白かった。

  • テーマがよく分からなかった本。最終的に同調圧力に屈するなってまとめかただけど、扱っている問題に統一感が無さ過ぎて説得力がない。無理やりまとめたという感じ。内容も著者の見識がいまいちで、結論ありきな会話がだらだらと続いているだけで面白くなかった。つまらない本でもマーケティング次第で売れるというのことが唯一学べるポイントか。

  • ツカミはOK。で、キャッチーな標題掲げた割に、言ってることは当たり前だったり、極論や飛躍が多くて、ツッコミ処多数。タイトルにもなっている一億円当たった人の末路と、自己物件の話くらいまではまあ良かった。良かったけど、新しい情報は無し。しかし、ページをめくるたびに湧き上がる違和感。学歴ロンダの話から、何故いきなり地道な努力で成功を納めた事業家の話になるのだ?(ちなみに学歴ロンダの人だって努力してる。一発逆転狙いばかりではない。)あげく、怠惰な人の末路に、なぜ首ポキと、ロングスリーパーがカテゴライズされるのか不明。
    よくあるネットに氾濫するキャッチーな題名でクリック誘導して、中身スッカスカの記事に同じ。評価が星1つでなく2つなのは、身銭を切ってこの本を買い、私に貸して下さった方への名誉の為です。実際は1もないかも。

  • 新聞広告で見かけたが、タイトルや内容が面白そうだったので読んでみた。
    「○○の人の末路」といっても、必ずしも経験者が語るのではなく、その道のエキスパートが幾つもの末路を見て語るというものが多い。ただし、後半になると、もう末路は関係なくて、ユニークな会社の紹介だったり、人の生き方・暮らし方だったりして、「その末路を知っておくことは、思わぬ幸運(不運)が舞い込んだ際の心構えになると思います」(まえがき)ということから離れてしまい、それ自体が面白くないというわけではないが、一貫性を欠いている。
    まあ、気楽に読めて、そこそこタメになるという意味で、読んで損はないが。

  • 当事者はあまり出てこないし、各パターンで一人にしか話を聞かないし、著者の質問やまとめがちょいちょい的を外してたり強引な印象があって、正直なところ、タイトルに釣られた気がしてなりません。まぁ日経ビジネスオンラインの連載だし、色んな人の話自体は面白いと思うのですが。

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著者プロフィール

患医ネット代表

「2019年 『患者参加型医療』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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