- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822239190
作品紹介・あらすじ
「IoT」(Internet of Things、モノのインターネット)に関する様々な最新情報をまとめました。IoTの事例、応用分野、基盤技術、セキュリティについて徹底解説。初心者から専門家まで、すべての人にとって有益なIoT解説書の決定版です。
トヨタ、オムロン、シーメンス、LIXILグループ、ウェザーニューズ、NTTドコモ、本田技術研究所など、先進企業のIoT活用事例を紹介します。また、エッジ、LPWA、5Gなど、IoTの導入に必須となる最新の基盤技術を取り上げています。IoT普及に伴い、脅威度が増しているIoTセキュリティと、その対策についても詳しく解説しています。
感想・レビュー・書評
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# 書評☆3 IoTの利用事例カタログ | すべてわかるIoT大全2017
## 概要
2017年のIoTの利用事例や基盤記述の動向などをまとめている。
ムックということもあり,雑誌の感覚でいろんな話題に触れることができた。
本の内容は大きく3部構成になっている。
1. 利用事例
2. 基盤技術
3. セキュリティ動向
特に印象的だったのが,1. の利用事例だ。いろんな会社のIoTの先進利用事例が掲載されていた。他者の導入動向などの参考になると感じた。
## 結論
読み物として最新事例を把握するのには良いと感じた。ただ,あくまで読み物であり,ここからどう自分に取り入れていくか,次のステップに進むには物足りない。新聞みたいなものと思って読むのがよいだろう。
パーマリンク: <https://senooken.jp/blog/2018/11/01/>詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
請求記号 547.48/N 73
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図書館で借りた。こういうのわくわくする
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基盤技術の説明の章と、セキュリティの部分だけは、キチンと読みました。
エッジっていう、デバイスの近くに機器を置く方式は、知りませんでした。
また、時間見つけて読もうかと思います。 -
日経コンピュータなどの日経系雑誌に掲載された記事を「IoT」というキーワードで拾って編集したムック本。したがって、まとまりにはやや欠ける。しかし、事例についてひとまず知るという点では、日経のIT系雑誌の取材でもあり、まずよいかと思う。
レオパレスのSTBの事例は、自分のやっている仕事の観点から興味深かったし、Preferred Networkについては知っておかないといけない話だと感じた。そういう事例がそこそこにある。LPWAの動向も必須アイテムにすでになっている。
また、IoTのセキュリティの事例はtelnetポートが危険であるとか、ダークネットを使って検体を集めるとか、特定のアドレス空間で感染率が高い場合があるとか、比較的リアルタイムで具体的な話でこれもまた知っていなければならないことであろう。
ムック本なりの本かな。
IoTが広げる活用分野ということで、VR、チャット、生体情報、ロボットが挙げられているが、IoTと使って何ができるかではなくて、IoTを組み合わせるとさらに広がるという発想が大事なんだろうな。