ポケモン・ストーリー

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本棚登録 : 102
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822241995

作品紹介・あらすじ

「ポケットモンスター」はどうやって生まれたのか?どうして、ゲームに、漫画に、アニメに、映画に進化できたのか?なぜ、世界中の子供たちのハートをつかみ、成功したのか?プロデューサー自ら筆を執り、当事者の肉声でつづる初めてのビジネス・ストーリー・ブック。独占!クリエーター・田尻智オリジナルインタビュー付き。

感想・レビュー・書評

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    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    ポケモンの金銀が発売されたあとに出版された書籍なのですべてを知ることは出来ないが、ポケモンの誕生から日本国内でのブーム、世界的なブームになるまでを多くの関係者へのインタビューを元に段階的に紹介している。
    この本を読み気になったのは「ポケモンショック」、「ポケモンは閉じていないゲーム」の2点だ。
    「ポケモンショック」は本放送を生で視聴していた記憶がある。幸いなことに特に体調不良にはならなかった。まあ、アニメのポケモンを視聴しながら、ゲームのポケモンをプレイし、さらにはポケモンの攻略本を読みながらだったのでテレビに集中していたわけではない。
    しかし、放送が中止されたのは覚えているし、連日テレビや新聞で話題になっていたのは記憶しているが、この本で書かれているように業界全体で検証や規制が行われ、最終的には国会での報告に至るまでだったとは知らなかった。
    一方で「ポケモンは閉じられていないゲーム」という言葉を読んだ時の感想は、このような考え方が現在のポケモンGOへと繋がっていると強く感じた。

  • 2000年の発売時に買って読んだのだが、その後手放し改めて2018年に古書で購入。
    ポケモン研究のネタ本としてでなく、コンテンツビジネスの証言集としても資料価値があるのに加え、今読み返してもドキュメンタリーとして古さを感じない。発売後20年近く経った現在のポケモンの展開についても、「ああ、なるほど」と納得させられるところが多い。
    今となっては入手が困難だけど、おすすめの一冊。

  • ポケモンがどのように生まれたか、そしてどのように漫画家して、アニメ化もされたかについて紹介。本著は2000年に企画し、執筆されたので、そこまでの話しかないが、さまざまな人や企業の繋がりがこの偉大なゲームを作りだしたのだと感じた。

  • ポケモンというコンテンツをその誕生から当時の発展までビジネス的な視点から考察した超大作。頁数は542。初版刊行は2000年12月でこれはちょうどGBの金銀発売から1年経過時。ポケモンの誕生はゲームフリークが開発したいわゆる「初代」と呼ばれる赤・緑のゲームソフト。そこから派生してカードゲーム、アニメ、映画、ライブショー、そして膨大な関連商品の数々。
    ニンテンドー64の発売が間近に迫っていて、ゲームボーイの役目は当時誰もが終わったと考えていたそんなある意味晩年に登場した一本のゲームソフトが、ここまでの社会現象を引き起こし、任天堂の携帯機戦略までも変えてしまうことになるとは、当時は開発者たちさえ考えなかったに違いない。ポケモンがポケモンになれたのは、様々な会社、立場にいる優れた人たちが非常に稀なる偶然、時を共有して、その可能性に気付き大切に育てられたからにほかならない。ゲームソフトとしてのポケモンの開発秘話はもちろんのこと、ゲームフリークという会社の成り立ち、クリーチャーズ、任天堂、小学館、それからアニメ化にあたってはテレビ東京やJR企画など本当に多くの関係者が出てきて、ポケモンという広範なコンテンツがどのような過程で成長していったかが非常によくわかる。
    当時、GBソフトのポケモンを夢中になってプレイしていた今はオトナとなった世代にこそ、読んでほしい本。これからもポケモンを好きでいようと改めて思った。

  • 昔から馴染みのあったポケモンがこんなにも多くの人の手によって作られていたんだなと言う事がはっきりとわかって面白かった。

  • アニメを作る際にも絶対に失敗しない布陣で臨んだ
    ビジネス的な面でも学びがある

  • ポケモンがどういう過程を経てビジネスになっていったかの歴史を紐解きます。
    ポケモン事件(ポケモンアニメで頻繁に光点滅するシーンを放送したところ、それを見た子どもが光誘発性発作を起こし600名余りが病院に運ばれ200名入院した話)も詳細に書いています。

    内容がとても濃い本で、ポケモンビジネスに対するキーマンたちの姿勢というのが
    とってもよくわかります。
    ポケモンの作者ってだれなんだろうってずっと疑問だったのですが、
    田尻智さんという伝説的ゲームクリエイターがアイディアをだしたものだったんですね。
    彼が子どもの頃すんでいた東京近郊の街(町田)で、
    彼が夏休みに虫取りしたりちゃりで湖まででかけたりした、そんな体験がベースになって
    ポケモンの世界が構築されているとのこと。

    世界観がしっかりしていると作るものはぶれないのでいいものができます(できるはず)。
    これはなにもゲームやアニメだけでなく、家電やケータイも同じだと思うのですよ。
    何かものを創造する業界では、これって共通なことなんじゃないかな。
    技術者はこういう感覚を大事にして仕事をしてほしいなあ。

    集中して読んで1日で読みきりました。
    (「日本初の、親子で読める経済書」ってキャッチたけど、確かにルビはふってあるが、
    ビジネスのしくみをいろいろ子どもさんに教えてあげないと無理やろ。)

    2012/08/31

  • 小1の頃に始まったアニメを見てゲームをして育ったポケモン世代でもってノスタルジー好きな自分は、読んでいてアニメ化のくだりあたりで泣いた。
    ゲームにかける想いもすてき。
    ビジネスなんかに興味はなかったけどこれを読んで意識が変わった。
    1990年前後生まれでポケモンをプレイしたことのある人・ゲーム好きなんかには、特に読んで欲しい。

  • 任天堂の歴史/田尻智(サトシ)氏の履歴/ポケモン誕生/「ポリゴン事件」の現場における詳細な状況etcが書かれている資料的にも物質的にも充実している本。

  • この本めちゃおもしろかった

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