“できる人”は地図思考

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822243210

作品紹介・あらすじ

脳を鍛え、人生を拓く、地図思考のすべて。

感想・レビュー・書評

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  • マインドマップにも通じそう。図で考えたり示した入りすることはやっぱり大切だよね。ただの箇条書きとかじゃなく、少なくとも階層くらいは意識をした書き方をしたいものです。

  • ●目的
    物事を俯瞰してみる視点を持つ

    ●概要
    地図という誰にでも身近なものから、物事の見方、考え方を効用について詳しく触れながら紹介している。

    ●ポイント
    ・意識
    先入観・偏見を捨てる

    相手と視点を共有する

    食事の時に良く噛む

    ・勉強法

    読解時、文章の主語と述語に集中する

    文全体から段落ごとに、大雑把に理解する

    手を使って、紙に、図を描く

    ・トレーニング
    現実の地形をイメージして、地図を描く

    地図を見て、街を歩く

    文字を図に置き換えて、要素に分解し、関係性を整理する

    ●アクション
    ・食事は良く噛んで食べる

    ・主語と述語に集中して文章を読む

    ・言葉の関係性を意識して、図式化する

  • ○伝えるとは聞き手と視点を共有すること
    ○大脳の7割は視覚情報。並列処理
    ○画像認識は感情に左右されない
    ○二つの尺度(グラフ、マトリクスなど)

  • ★読む目的
    地図思考って!?

    ★読書レベル
    シントピカル読書

    ★メインブランチ
    『地図思考』 『すごさ』 『トレーニング』  

    ★INPUT
      ・複雑な情報を言葉のまま考えるとこは容易でない。次々忘れてしまうから。頭の中で
       地図に置き換えると、認識力、分析力、記憶力、発想力すべて上がる
      ・言葉だと考える・発想の仕方に限界がある。多くの情報を短時間で、処理できない
      ・地図とは、一定の価値基準に従って情報を抜き出し、図形で表したもの。図形伝える
       情報は短時間で、吸収が可能で記憶に残りやすい
      ・地図思考の2本柱:?鳥の視点で情報を理解?映像の力を利用して平面で情報処理
      ・海馬は楽しいことやり始めると、活発に働きどんどん記憶することが可能。よく食べ物
       を噛むとホルモンが分泌され、海馬の機能はUPする

    ★ウガンダの感想
     アナウンサー、医師、そして衆議院議員・公設第一秘書、国家公務員?種合格などまったく
    異なるマルチの分野を経験。ほんまこの人の頭の中の地図を見てみたいです。

    ★一言で言うなら
     『全体を俯瞰し、映像化する!』

    ★OUTPUT
      ・情報を2つの尺度で分析し、平面に描きながら認識するようにする(尺度が3つ以上の
       場合は、空間での分析が必要)。※2つ以上の言葉があれば、情報は地図に描ける。
       要素増えると階層が必要。短く、単純化、記号化
      ・主語と述語の2つの関係を理解することで、物事をよく考えてみる。パラダイムシフト:
       視点の置き場所によって、物事の理解が変わる
      ・的確な未来を描くため?過去をしっかり学ぶ?関係ない分野も勉強する
      ・プレゼン1枚目の画面は、大胆に抽象化して枠組みを伝える
      ・情報処理を身につけるために、本物地図を読み取れるよう訓練する。見るでなく、読み
       とれるようにする

    ★BookCrossingしたい度
     『★★★☆☆』

  • 脳の構造にあった思考法が地図思考。世の中で結果を出している人は何かしら似たような思考方法を実践していると著者は語っている。個人的には、情報が氾濫している現在にとても有効な考え方だと思う。

  •  吉田氏は、灘中高、東大、同院と進み、NHKに入社。同社退職後に北里大医学部に入学。東大で医学博士課程修了というエリートです。にも係らず、コメンテーターとして出演していたサンデージャポンでは、いじられ役を演じていたことを憶えている方も多いでしょう。

     この本の内容を簡単に言うと、複雑な要素の関係を一目瞭然にするためには、情報を大胆に抽象化するという方法が有効です。頭に地図を描く鉄則は、初めは必ず自分の手を使って紙に図を描くこと。複雑なものは簡単なものに分解して、段階を踏み、順序立てて理解していくということです。

     最近は文章ばかり書いている私ですが、開発に携わっている頃は、スケッチを描くのが仕事でした。吉田氏がすすめている地図とは、思考のビジュアル化のことです。数字で言われてもピンとこないことが、グラフにすると理解しやすくなるし、判断も速くなります。また、マインドマップのように、記憶しやすく引き出しやすくなるという効果もあります。少しキモイ吉田氏ですが、仰っていることはマトモです。

  • 俯瞰で物事を見る。考え易い2軸で物事を捉える。主語と述語に注意して読む。等と示唆に富んでる。もう少し具体例が多いとよい。

  • 【できる人は地図思考】
     医者、国家公務員、NHKアナウンサー、の経歴をもつ吉田たかよし氏の著書。同氏は「奇跡のマルチ人間」の異名をとる。その偉業を可能にしたのは、「地図思考」で学習することだという。本書は、「地図思考」が現代においていかに大切か、またその習得方法について述べている。

     地図思考において重要なのは、以下の3点である。著書の記載そのままではなく、私が大事だと感じた点を記載する。

    ①右脳と左脳を同時に使う。
     右脳で直感的に情報を捉え、左脳で論理的に分解する。本来、人間の脳は7割が視覚的な情報に捉えられているらしい。認識力に欠ける人は、左脳で捉えて左脳で分析して左脳で説明しようとする。これでは、情報量が膨大になった現在では対処しきれない。右脳で図として情報をとらえ、左脳で同時に分解していくことでたくさんの情報を処理できるようになる。

    ②鳥の目を持つ
     地図思考の最も重要な点である。場所だけの話しではない。仕事、人生、スポーツ、恋愛全てにおいていまの自分の現在地を把握した上で行動するべきである。そのためには、全体図を頭の中でイメージし、自分の現在地から目標を立てていくことが大事なのである。


    ③好きなことをする
     短期記憶を司どる海馬は、好きなことをしている時の方が刺激され、吸収されやすくなる。というのも、好き嫌いを判断する「扁桃核」という部分が刺激を受けるからである。海場と、扁桃核は連動している為、好きなことをすることは記憶力を定着させることに繋がるのだ。

    なお、本書で記載されたる地図思考のポイントは、
    ①抽象化②分析③二つの尺度 の3つである。これらは、詳しく本書で述べられているので再読するべきである。

    <日常からできるトレーニング方法>
    ・オリエンテーリングに行く
    ・よく噛む(海場を刺激することができるらしい)
    ・地図を見ながら町を歩く
    ・手で図形を書く(記号化した単純な図でよい)
    ・二つの尺度で捉えたグラフを作る

  • 内容は薄かった。
    ひたすら、地図思考がいい。と繰り返しているだけで、その方法がチョビ〜っとしか載ってなかった。
    期待はずれでした。

  • 図解と地図思考は違うと言っているけど,結局根本は同じなのかな,というか違いがよくわからなかった.地図思考が大切だということは科学的にもちゃんと説明されてるみたいだし,よくわかったが,やはり具体的にどうすればいいのかがわからないという不完全燃焼感が残った.

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著者プロフィール

医学博士・心療内科医師。本郷赤門前クリニック院長。新宿ストレスクリニック顧問。1964年生まれ。灘高校、東京大学卒業。東京大学大学院医学博士課程を修了。現在、脳科学とメンタル医学を活用した診療に携わる一方、TV・ラジオ・雑誌・WEBなどメディアに多数出演中。

「2019年 『「ついつい先送りしてしまう」がなくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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