金融工学者フィッシャー・ブラック

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  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822245115

作品紹介・あらすじ

1本の数式が世界を変えた。金融市場革命の起爆剤となったブラック=ショールズ公式は、正真正銘の天才から生まれた。現代ファイナンス理論の歴史がわかるノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 2940円購入2010-07-08

  • 天才とはこういう人なのね、と面白く読めました。読んだ後、思わず尊敬してしまいました。かっこいー。自分の思った道を行くのは素晴らしいです。世の中凄い人がいるものです。

  • 出版社 / 著者からの内容紹介

    金融工学の金字塔、ブラック=ショールズ式をマイロン・ショールズとともに開発し、金融の世界を一変させたフィッシャー・ブラックの波乱に富んだ生涯を描いた評伝。効率的市場仮説から資本資産評価モデル(CAPM)を経て、オプション価格の算出に使われるブラック=ショールズ式にたどりつくブラックの研究をその人間臭い側面と合わせて描き、ウォール街を一変させる「ファイナンス革命」の歴史と意味を問う知的ノンフィクション。
    目次
    リスクの価格
    知的好奇心の芽生え
    未完成のアイデア
    経済学教育
    CAPMとともに
    ブラック=ショールズの公式
    マネー・ウォーズ
    変動相場制
    スタグフレーション
    再び実業界へ
    トレーダーの世界
    一般均衡の探究
    この世に変わらないものはない

  • 仕事を変えて、色々読みましたが、一番為になりました。素晴らしい本です。

  • 2006年4月発刊 今野浩、金融工学

  • 「物理学者、ウォール街を往く。―クオンツへの転進」の後に読みました。

  • (T)

  • 学者であり、実務家でもあったフィッシャーブラックの伝記?
    象牙の塔とウォールストリートを生きた人。非常に興味深いし、憧れる。証券マンになるなら、もう一度勉強して読んだ方がいいな。ファイナンスって、こういう学問なのかと思う。勉強しなきゃ。ゴールドマンに最後居たから、ルービンも出てきたし、ケインズはもとよりアービングフィッシャー、フリードマン、マネタリストなど、耳慣れた?言葉も多数。しかし、CAPM理論が一体どういうものかは分からず。

  • 難解。素人には無理。

  • 天才の軌跡を取り扱った本。サブテーマのCAPMについてはいまだ理解できず。(makon)

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著者プロフィール

ペリー・メーリング
ボストン大学パーディースクール経済学教授
1959年生まれ。ハーバード大学にて博士号取得。コロンビア大学バーナードカレッジにて2017年まで30年にわたり教鞭を執る。ジョージ・ソロスらが設立したシンクタンク、新しい経済思想研究所のアドバイザリー・ボードのメンバー。著書に『The Money Interest and the Public Interest』『 Fischer Black and the Revolutionary Idea of Finance(邦題:金融工学者フィッシャー・ブラック)』

「2021年 『21世紀のロンバード街』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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