ウィキノミクス

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感想 : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822245870

作品紹介・あらすじ

不特定多数に開かれたもの造りが始まった。ウィキノミクスの行動原理は四つ-オープン性、ピアリング、共有、グローバルな行動。活発な"事業エコシステム"として数十万(あるいは何百万)ものパートナーが協力するという、今まで夢でしかなかった生産の形態が登場しつつある。先行するP&G、ボーイング、BMW、レゴ、メルク、IBMはすでにその大きな配当を享受している。

感想・レビュー・書評

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  • 成程こう展開すれば叶いそう、道半ばだが頑張って

  • ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ
    (和書)2010年12月22日 15:38
    2007 日経BP社 ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ, 井口 耕二


    柄谷行人さんの書評から図書館で借りられるものをチョイスして読んでみました。

    非常に興味深い作品でした。ただ自分の居場所は何処だろうかと途方に暮れる気もした。

    そう思ってしまう僕はそれでは駄目なのだろう。古い世代なのだ。居場所とかそういうことではなく、不可避的に資本主義となっているのだから、それに対するアクションとしてできることはあるはずなのだ。

    所謂、低所得者層とか虐げられた存在であるということがよく言われるが資本主義が高所得者層だけで成り立っている訳ではない。そこにはスケープゴートを必ず必要とするのではないかと直観する。そういう意味で不可避的に資本主義に囚われる人間というものが、その諸関係を覆す無条件的命令として対抗運動することは誰でも可能だろうと思う。

    そういう意味で自分の居場所は必ずあるというより、不可避的にある。そしてこういったシステムにも対抗運動の契機が必ずあるだろう。そこを読み解いていくのが興味深く面白く有益な視点だと思う。

  • よみかけ。

    ・新しい試みをしよう。実験をして得られた知見をシェアしていこう。

    ・小さな流れでも、コツコツと自分のアイデアを配信していくことは無駄ではない。他人とコラボレーションすると、よりレバレッジが働く。

  • ふむ

  • オープン・イノベーション、クラウドソーシングの先駆けの概念。

  • はじめに
    第1章 ウィキノミクス
    第2章 嵐のなかの嵐
    第3章 ピア開拓者
    第4章 アイデアゴラ
    第5章 プロシューマー
    第6章 新アレクサンドリア人
    第7章 参加のプラットフォーム
    第8章 世界工場
    第9章 ウィキワークプレイス
    第10章 コラボレーションの精神
    第11章 ウィキノミクス攻略法を作ろう

  • 【由来】
    wired・経済とビジネス・3位
    「マクロウィキノミクス」がhonzで紹介されてて、その関連だが、既にwiredで登録済みだった。

    【要約】


    【ノート】
    (wired)
    インターネットによって可能となった不特定多数に開かれた「ものづくり」。その新しき「事業エコシステム」の実態をリポートし、その大いなる可能性を検証する。

  • 2006年出版。ウィキペディアやYouTubeに代表される、インターネットをベースとした新たな集合知の出現と、それに基づく産業革命 (現在進行中) の今後の可能性を概説した本。

    世の中にはマーケターという人種がいるらしくて、そういう人達や、経営者とかが読んでいるらしい。

    フムフムと思いながら読みました。
    これで会議中にウィキノミクスという言葉が出てきても平気だゾー!

  • コラボレーションの効果

  • 2007-08-12

    CGM(Consumer Generated Media)という言葉は既になじみ深く,Wikipediaやブログ,
    SNS,YouTubeなど,多くのネット上のユーザ参加型,ユーザ発信のメディアが取り上げられますが,

    それをさらにビジネスの視点から広く認識したのがウィキノミクス

    多分,ウィキ+エコノミクスだとおもいますが,リミックスとかそういう気分も入っているのかな,と本書を読んで思いました.
    リミックスっていうのはアレね,いっとき流行ったマッシュアップとかと同義ね.

    数億円を3年ほどにかけて使って調査したないようというだけあって,製造業からなにからなにから,
    様々な領域に於ける事例がとりあげられていました.

    この分厚さ+アメリカ人本なだけあって,多少クドイんですが,一読の価値はあるかと思います.

    経済学的にもコースの話などとりだして,「取引費用」の視点から,何が市場化されていくのかという視点が描かれており,
    理論的にもおかしくないと感じました.

    結局,知識社会において,コアコンピタンスの側にとらえられがちな,イノベーションを起こす人材や,知識労働者自体が,
    インターネットを通じて市場から調達するほうがよいことがあるという話が主.

    ネットを通じてコラボして,価値うもうよ,マスコラボ レーション.(変則的字余り)

    インターネットの普及と規制緩和で,法的にも情報処理的にも雇用が流動化して,
    非熟練系で代替可能な事務作業や店舗作業がドンドン非正規雇用へ切替えられているのが問題化している現在ですが,
    雇用の崩壊はそれに留まらないのかもしれないと思いました.

    本書はマスコラボレーションをかなり「正義」とポジティブに捉えている面がつよいのですが,
    それでも,「全てを外部化して良いわけではない」「もしかしたらこれは大企業による知識労働の搾取かもしれない」
    といった批判をちょろっと掲載しているあたり,面白いですね.

    すでに,アフィリエイト関連では”搾取感”を味わっている人も多いでしょうし,

    この前友人もセカンドライフについて「なんで,仮想世界でまで苦労せなあかんねん」とボヤいてました.(ちょっと関係ないか・・)
    ネットの経済は,何が衣食住にリンクする実体経済で何がゲームや金融的な実体が薄い経済なのか,という切り分けが難しい気がしますし.
    こと,やりとりされているサービスが計量しにくいゆえに,最終的にビジネスが富を生んだときに実は,誰かが搾取されてるという状況も否めず,
    現在実際にそのような状況が生まれている様にも思います.

    マスコラボレーションがWin-Winであるかどうかは,まだまだ観察し,考える余地がありそうですね.

    しかし,プラットフォームとしてのインターネットが実体経済ひいては私たちの生活・
    雇用を変化させる技術主導の社会変化はまだまだ続きそうです.

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