スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

制作 : 外村仁 解説 
  • 日経BP
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本棚登録 : 9089
レビュー : 877
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822248161

作品紹介・あらすじ

聴衆を魅了し続ける世界一の経営者。iPhone、iPad、iPodを成功に導いたプレゼンの極意を解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションを分析し、聴衆を魅了するテクニックの数々を明らかにする本。

    この本を読んでいるだけでぼくなんかはけっこう元気になってしまいます。
    紹介されているのはジョブズのプレゼンのごく一部だったり、決め台詞くらいのものなんだけど、それでもワクワクしてくる。不思議。
    こんな不思議に人を引きつける力、自分も身につけられたら。
    高校生のときに入手したんですが、引っ越しとかするたびに持っていく、長く大事にしている一冊です。

    「スティーブ・ジョブズは世の中を救いたいという熱意に突き動かされている。『宇宙に衝撃を与えたい』と思って仕事をしている。心の底からわき起こる情熱がなければ、本書で紹介するテクニックも役に立たない。 トピックに対する強い思いがあれば、ジョブズと同じ魅力を実現する道の8割は来たと思っていいだろう。ジョブズは、娯楽を大きく変えるというビジョンに心を奪われ、21歳の若さで、友人のスティーブ・ウォズニアクとともにアップルを創業した。その情熱は伝染力が強く、彼の周囲にいる人を次々巻きこんだ。この情熱こそ、ジョブズのプレゼンテーションから伝わってくるものなのだ。」(プロローグ)

    ムカつくようなひどいプレゼンテーターに読ませたいのは「シーン8 禅の心で伝える」。
    スライドは、やりすぎなくらいスッキリ、シンプルにするのがコツ。箇条書きすら不要。
    文字がたくさん書かれたスライドは聴衆の体験を劣化させるだけなのだ。
    なるべくなら写真や図を見せる。難解な言葉はさける。
    そうすれば自然と聴衆はスピーカーに注目するようになる…

    「シーン10 『びっくりするほどキレがいい』言葉を使う」も必修。ここでは、ジョブズのしゃべり方に大きく3つの特徴があると説明される。
    3つとは、シンプル・具体的・感情的。

    例えば、MacBook Airの発表では…

    「これがMacBook Airだ。触ってみるととっても薄いことがわかる(具体的)。でもキーボードもディスプレイも普通に大きいんだ(シンプル)。すごいだろ?(感情的) 見た目はこんな感じだ。素晴らしいよね?(感情的) 世界で最も薄いノートパソコンだ(シンプル)。ディスプレイはゴージャスな13.3インチワイドスクリーンだし、キーボードはなんとフルサイズだ(感情的かつ具体的)。ここまでやってくれるとはうちのエンジニアリングチームには驚かされたよ(感情的)」

    という感じ。

    ビジネスで通常使われる言葉はだいたい複雑だったり大げさだったり回りくどかったりする。
    もっと大胆に、キレのいい言葉を使おう!

    プレゼンテーションは、情報を提供するとともに、その過程を皆で楽しむものだ。
    つまり、「インフォテインメント」なのだ。

  • ジョブズの真摯な態度での、ものを人に伝えようという心意気を感じた。

    • カラスさん
      この本、読みたいです^ ^
      本屋で探していますが、中々見つかりません。
      この本、読みたいです^ ^
      本屋で探していますが、中々見つかりません。
      2021/04/04
    • 横さん
      取り次ぎもできる大手チェーンで検索していみましたが、大きいところには、1冊くらいは在庫あります。まだ絶版にはなっていません。
      取り次ぎもできる大手チェーンで検索していみましたが、大きいところには、1冊くらいは在庫あります。まだ絶版にはなっていません。
      2021/04/20
  • この本を読んでスティーブ・ジョブズカッコいいなと素直に思いました❗プレゼンは人生においてあまりすることないんだろうなーっと思っていましたが、人生はプレゼンなんだなと考えさせられた本です。人に共感を獲られることが人生の成功者なのだと‼️あの人のプレゼンは話がうまいね、心に残るね、びっくりさせられたね、いろんなお褒めの言葉がありますが、才能があるからではなくジョブスを含め多くの人が努力によって素晴らしいプレゼンを完成させていることがすごく励まされました❗誰でもジョブスになれると期待を膨らませましたし、色々なこだわり、強い想いをもち続けることが結果みんなを共感させることができる方法なのだと。私がジョブスを好きな理由が三つあります。一つ目は物事を楽しんでいるところです❗そして二つ目が強い信念をもつこと、三つ目が仲間を称えていることです。私も真似をしてスティーブ・タイジになれるようにがんばります笑

  • 誰も思いつかなかった世界一のアイデアを思いついても、周りを説得できなければ意味がない
    グレゴリー・バーンズ

    著者の、ジョブズのプレゼンテーションスキルについてのコラムは、「偽ジョブズ」のダニエル・ライアンズにも参考にされた

    顧客を伝道者に変える

    ************

    【計画を立てる】

    ●一番大事な問いに答える
    聞き手が知りたいことはただ一つ、「なぜ、あなたの話を気にかける必要があるのか」
    この問いを軽視すれば、聴衆からそっぽを向かれる。

    ●救世主的な目的意識を持つ
    「宇宙に衝撃を与えることが僕らの仕事だ」スティーブ・ジョブズ
    大切なのは「モノ」ではなく、モノが顧客の暮らしをどう改善するか。
    自分だけの「パッションステートメント」を作る。なぜ心から真剣にそうしているのか、その理由を1文にまとめ、売り込む相手に伝える。

    ●Twitterのようなヘッドラインを作る
    70文字で注目を引く。
    それが説得力を高める秘策。
    「1000曲を、
    ポケットに」

    ●ロードマップを描く
    ジョブズは、パワフルな説得の原理を使って話の流れを追いやすくする。3点ルール、3つだけに絞る。

    ●敵役を導入し、正義の味方を登場させる
    問題提起することで、顧客に痛みを感じる部分を鮮明に思い描いてもらう。

    ************

    アナログで計画を立てる
    アイデアは、紙やホワイボードに書く

    箇条書きは諸悪の根源
    聞き手に訴えるのはストーリーである、スライドではない。

    一つだけ、聴衆に覚えてほしいアイデアはどれか
    それを短く、印象に残る形でまとめる。
    新聞の見出しをヒントにする。
    ジョブズ「今日、アップルが電話を再発明する」
    会話やプレゼンが終わるまでに、最低2回は伝える。
    ウェブサイトなどでも、同じ形で繰り返しそのポイントを伝える。

    ************

    想起しやすい例を挙げて、数字をドレスアップする
    「iPodはトランプ1組の大きさしかない」

    ビックリするほどキレがいい言葉を使う
    「つなぐ。シューーン。おしまいだ」スティーブ・ジョブズ

    ************
    【仕上げと練習を行う】

    尋ねられる可能性が高い質問をリストアップする

    失敗しても謝らない
    にっこり笑って、次へ進む。全体を意識して、気に病まない。
    そして、自分も楽しむ。

  • 今更ながらこの本は本当にヤバい!
    セミナーのみなず、営業や、商品プレゼン等、様々な場面で応用できる秘伝!

    iPhoneの初めての発表
    新しい商品を3つ紹介します。
    ワイド画面のiPod、革新的携帯電話、画期的ネット通信機器
    これは3つの商品ではなく、1つの商品です!

    ①アナログ
    ・紙と鉛筆を使い、アナログ世界でアイデアをざっくりとまとめる

    ②いちばん大事な問を考える
    ・顧客は何故、あなたの製品を気にかける必要があるのか。
    ・人々の体験がどう良くなるのか?
    ・モノが顧客の暮らしをどう改善するのか?

    ③ヘッドライン
    ・ヘッドラインはユーザーの視点から書かれる必要がある
    ・「iPod 1,000曲をポケットに」
    ・「iPhone3G 速度は2倍、価格は半分」
    ・説明の最後は、またヘッドラインを使って締める

    ④3点ルール
    ・紹介する製品、サービス、顧客に知ってほしいポイントをリストアップ
    ・このリストを分類し、主要メッセージが3つになるまで絞る

    ⑤敵役を登場させる(問題提起)
    ・問題提起なしに解決策を提示するのは✗
    ・敵役を画でイメージさせることができるか
    ・それを正義の見方が倒す

    ⑥箇条書きはダメ
    ・箇条書きは効果が小さい、と認知機能に関する研究で確認されている
    ・常識的なプレゼンは聴衆をとらえる力が弱い
    ・スライドにたくさんの文字が書かれている、また、喋る言葉とスライドが一致しない、等は聴衆の注意が分散してしまう

    ⑦キレの良い言葉を使う
    ・休憩室のちょっとしたやりとりで出てきそうな言葉をチョイス

    ⑧アイコンタクト
    ・信頼できる、誠実
    ・アイコンタクトができるのはスライドに書かれていることを把握しているから

    ⑨開いた姿勢
    ・ジョブズはめったに腕組みしない

    ⑩間
    ・間をとって言いたいことが理解できるように仕上げる。普通は詰め込み過ぎ

    ⑪音量(抑揚をつける)

    ⑫スピード(変化させる)

    ⑬練習
    ・快適な範囲を飛び出して、大げさにやる。声を大きくする、しぐさを大きくする、思いっきりにっこりする。
    それで丁度いい

    ⑭台本
    ・パワポのノートに書くようなことを書く
    ・キーワードをハイライトする
    ・キーワードを残して台本を削除する

    ⑮その他
    ・聞き手は学びと娯楽、両方を求めている
    ・練習と本番を繰り返すうちに、人はだんだんそれを才能と呼ぶようになる。素直に愚直であれ。

  • この本。読むまでスティーブ・ジョブズの何が凄いのかは分からなかったがそのカリスマ性も少し理解できた。

    プレゼンテーションの方法についてまとめられているがマーケティング全般を網羅している教科書のような内容だと思う。

    この本を読んで感じたのはジョブズはシンプルにする事が得意だったのではないか、と感じた。プレゼンテーションのスライド、製品などいかにシンプルにして分かりやすくするか。その事で世間にアップル製品が普及していくのではないかと思った。

    会社経営の中でも組織、販売手法など様々な要素でシンプルさを追求する必要を感じた。

  • アップル製品は多く使ってるけど、スティーブ・ジョブズのことは良く知らず…
    プレゼンの素晴らしさは当然ですが、読んで卒直に思ったことは、どんなスーパーな天才的でも努力と情熱を持たないと、相手により良く伝えることは簡単な事ではないと言うこと。
    様々なテクニックも読み返しながら、身に付けたいと思いました。
    何気なく使っているiPhone、iPad、Macだけど使って良さを感じる事で、製品自体がプレゼン的な物になってるから揃えてしまうのかな。っと書きながら感じました。

  • プレゼンだけでなく営業やマーケティングなど様々なビジネスの場で応用できる。ディレクターズノートは参考になる。

  • むかーし社内図書館で予約した本がGW前に届いた。
    ざっと読むとだいたい理解しているので積ん読にしていたけど、GW最後に日に一読してみた。

    「自分の言いたいことが相手に伝わり、共感してもらわなければ、そもそもプレゼンする価値がない」
    では、どうするのか?
    スティーブ・ジョブズになるのではなく、スティーブ・ジョブズのプレゼンのエッセンスを真似るのである。

    一番大事だと共感したのは、
     ・いきなりPowerpointを使うのではなく、
      アナログ(手書き)でストーリーを書く
    である。

    その他、本書に記載あるエッセンスを捉え直すとプレゼンの基本を復習できる。

    仕上げにはセンスが必要だが、気をつけるべき点は万人が気をつけることができれば、標準点以上のプレゼンができるはずである。
    あの人のプレゼン変わったよね!と言ってもらえるはずである。

    さて、スティーブ・ジョブズに関する本を複数読んでいる人は重複している内容も多い。
    そのような人は、丸四角で囲まれている部分だけを読めば内容を概ね理解できますよ!

    あと、もうひとつ。
    スタンフォード大学卒業式での有名なスティーブ・ジョブズの祝辞について解説がなされている。
    丸四角部分と、この解説部分は一読をお勧めする。


    私もプレゼンする機会が多いので、今日よりも明日のプレゼンがよくなるようにしよう!

  • 最近、プレゼンをする機会が増えたので手に取った一冊。そもそもスティーブ・ジョブズのプレゼンがなぜこんなに評価が高いのか、そのあたりを知りたくて買った。日本人はその国民性も相まってプレゼンが苦手な人種ではあるとおもうけど、やはりこれを読んで、ジョブズのプレゼンを映像で見たら何とかしないとなあと実感させられた。
    あと改めてジョブズの生き方みたいなものに興味が出た。人物記みたいな本を探して読んでみたい。

    以下備忘録。
    ・スライドをシンプルにすること
    ・プレゼンにはジェスチャー、アイコンタクトを混ぜること(印象が良くなる)
    。やっぱり最後は練習が必要なこと
    ・プレゼンを楽しむこと

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著者プロフィール

ベストセラー『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』『TED 驚異のプレゼン』(日経BP)の著者。グーグル、アクセンチュア、インテル、コカ・コーラ、リンクトインなどのコミュニケーション・アドバイザーを務める。人気の講演者として、製品を売り、ブランドを成長させ、人をやる気にさせるようなプレゼンテーションとストーリーの伝え方をCEO やリーダーに教えている。Forbes.com やInc.com にも寄稿しているほか、ハーバード大学のエグゼクティブ・エデュケーショナル・インストラクターも務める。

「2019年 『伝え方大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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