パナソニックの3D大戦略

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822248314

感想・レビュー・書評

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  • 『3D世界規格を作れ!』の話を読んで,
    (レビュー:http://mixi.jp/view_item.pl?id=1499260&reviewer_id=4073008)
    電機メーカはどのような戦略を持ってるのか興味を持ち選んだ本.

    本書は240ページで,内容は大きく以下の3つ,
    ① 映画業界(ハリウッド)からの3Dに対する期待
    ② 3D映像の高画質化,高画質な3DTV,3Dメガネ等の映像に関する話
    ③ 3Dカメラ,ブルーレイプレーヤ等の撮影,制作,再生環境の話
    それぞれ約80ページずつで構成されている.

    3D映画は
    2009年12月公開 アバタ―
    2010年4月公開 アリスインワンダーランド
    2010年 9月公開 バイオハザード 海猿
    などの代表作があり,
    2009年:19作品
    2010年:21作品
    の映画が公開されている.

    また世界にある3D対応映画館の数は
    2006年:約2000館
    2010年:約15000館(うち日本は500館)
    に増えている.

    高画質 裸眼3DTVの出現はまだ先だと言われているけれど.
    2010年~2011年には
    パナソニックは3D映像を普及させるために,
    規格制定~コンテンツ制作~最終製品まで総合展開する力を持ち
    市場シェアを伸ばすために①宣伝②WEBの活用③メディアの評価④展示⑤説明のマーケティングを行ってきた.


    しかし,コンテンツの拡充が重要だと考えた時に,
    以下のサイトにあるように
    ハリーポッターと死の秘法の3D公開が取りやめられたり
    『映像が暗い』『メガネをかけるのは面倒だ』と言われていることに不安な気持ちにされられます.

    ■3D映画ブームを一過性で終わらせないためにどうすればいいのか、歴史と技術をひもとく
    http://gigazine.net/news/20101024_3d_technology_and_history_tiaf2010autumn/

    ■3D映画の退化の歴史
    http://hakaiya.com/20110515/diary-24167

    今後,3D映像業界がどう進展していくのかは
    興味があることの1つです.
    ☆4

  • 3Dには懐疑的だったんだけど、今までとは画質がまるで違うってことがわかって良かった

  • パナソニックの社員向けの本なのだろうか?

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著者プロフィール

麻倉怜士【監修】1950年生まれ。横浜市立大学卒業後、日本経済新聞社などを経てオーディオ・ビジュアル評論家として独立。新聞、雑誌、インターネットなどで多くの連載を持つ。日本画質学会副会長。津田塾大学講師(音楽学)。著書に『やっぱり楽しいオーディオ生活』『高音質保証! 麻倉式PCオーディオ』(ともにアスキー新書)、『オーディオの作法』(SB新書)などがある。

「2015年 『麻倉怜士監修 いきなりハイエンド!ハイレゾ・オーディオ最強読本 2015-16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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